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"負けない心の強さ"を取り戻す子どもたちの勇気と努力

こんにちは。子ども支援担当の上岡です。
奨学金を支援している宮城県多賀城市に住む高校生(高1)の親御さんから、お手紙が寄せられました。

お子さんが高校に入って初めての「体育」の試験に挑んだ時の出来事が綴られていますので、ご紹介いたします。
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~奨学生の保護者からのお手紙より~
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高校に入学し、初めての試験が終わりました。
試験を受ける怖さや不安を持ちながら、どれだけの勇気を出し、努力で挑んだことか・・・一番苦しみ悩んでいるのは本人ですが、私も精一杯少しでも心を支えていけるよう・・・

今回の試験でドラマがありました。

体育の試験はバスケットボールでした。
突然、娘が「やったことがない」と言うのです。
思い返すと、震災3月11日は、(小学)4年生でした。
学校が再開したのは、6月頃。
校舎の1階、体育館、校庭は津波にのまれ、ヘドロ取り、消毒、板の貼り替え等々、2年かかり、やっと体育館が使えたのは、娘が6年生卒業式の日でした。
バスケットボールすら触ったことがない状況だったのです。

試験に向けて、「練習したい!」との娘の思いから、バスケットボールを購入し、練習場所を探しに探し、やっと見つけましたが、男子の使用やチームの使用が多いなど、苦難はありました。それでもあきらめない娘。できないことの不安が強く、何とかこの不安を自信につなげていけたらと、私も共に練習に。いない時間を探りながらの毎日。暑い中でも本当によく頑張りました。

何より、上達する姿より、"負けない心の強さ" を少しずつ取り戻していることに、嬉しく思いました。


目に見えるものは、少しずつ復興していると思いますが、心の復興は、まだまだこれから。ゆっくり、ゆっくり、本当に時間がかかると思います。

それでもゆっくりゆっくり、子どもたちの自信と成長を願うばかりです。

ご支援に深く深く感謝しております。娘のために本当に本当にありがとうございます。

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5年前、通っていた小学校の体育館が津波で使えなくなり、バスケットボールに触ることがないまま高校生になったお子様の前向きな努力を支える、親御さんのお気持ちが伝わってきます。


被災された子どもたちの学校生活を「奨学金」という形で今なお全国からサポートしてくださるご支援者の皆さまとともに、これからも被災地の子どもたちを心から応援していきたいと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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