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カンボジア・"村人の村人による村人のための"運営委員選挙

教育文化事業部でインターンをしている久保寺です。
私は、卒論テーマであるカンボジアのノンフォーマル教育の現地調査のため、2014年9月末から10月にかけてカンボジアに滞在しました。その際に同席した寺子屋運営委員の選挙についてお伝えします。

今年も、カンボジア・シェムリアップ州で新しい寺子屋の設立に向けた準備が進んでいます。
場所は、日ユ協連カンボジア事務所のあるシェムリアップ市中心部から車で約2時間離れた、スヴァイ・レウ(Svay Leu)郡 ロハル(Rohal)村です。

9月30日(火)、現地で「寺子屋運営委員会」のメンバーを決める選挙が行われました。

「運営委員会」はその地域に住んでいる人々の中から選挙で選ばれた12人がボランティアで組織します。
地域ニーズを踏まえて識字クラスや職業訓練クラスなどの実施プログラムを話し合いで決定し、日本の皆さまの募金からなる予算管理にも責任を持ちます。寺子屋プロジェクトにおいて、最も大切な手続きの一つです。

朝9時30分、集会場に150人もの村人が集まりました。
新しくできる寺子屋への興味と期待で熱気にあふれています。

職員の問いかけに手を挙げる村人たち↓
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はじめにカンボジア事務所職員から、運営委員会の仕事内容や候補者の条件などの説明があり、その場で立候補を受け付け、投票へと進みます。
選挙に来た村の人々がきちんと理解して投票できるよう、カンボジア事務所職員は様ざまな工夫を凝らします。

まず全体に向けて、模造紙を使って投票の仕方を説明します。その後、あえて少なく用意した投票箱前に職員がひとりずつ待機します。投票に来た人ひとりひと りに、投票の仕方をその場でもう1度丁寧に説明するためです。読み書きができず、投票用紙に何が書かれているか、どこに何を書いたらよいのかわからない人 が多くいるのです。この対応のため、全員の投票が終わるまでに1時間以上かかりました。

模造紙を使って投票方法を説明↓
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投票に来た人ひとりひとりに職員が投票の方法を説明↓
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投票終了後に集計が行われましたが、その際も1票1票読み上げて、全員が見ている前で模造紙に票数を書き込み、不正がないことを示します。
投票の結果、男性6名、女性6名の運営委員が選ばれました。数名が決意表明をし、選挙は終了となりました。 

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寺子屋運営委員の決意表明↑

現在、寺子屋の建設工事が進められています。
来年2月に開所式を控え、カンボジア事務所と地元の関係者は、忙しいながらも皆で一つの目標に向かって進んでいます。

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