私ども市川市ユネスコ協会は、これまで会員一丸
となってユネスコ活動に邁進してまいりました。
この度、任意団体としての市川市ユネスコ協会から、特定非営利活動(NPO)法人市川市ユネスコ協会に移行すべく準備を重ねているところでございます。
このような折に、市川市ユネスコ協会としても念願であった、カシオ電算機(株)CSR(CSR:企業の社会的責任活動)推進室 若尾久氏を講師として迎
え、「命の授業」を市内公立小学校の約1500名の児童に提供できたことは大変うれしく存じます。
といいますのは、NPO法人としての市川市ユネスコ協会の「活動目的」に、「市内各学校の児童・生徒に対するESD(持続発展教育)の実践に賛同し各学校
の教育活動の支援に取り組む」ことを新たに加えたからです。
「命の授業」は大切なESD実践の一つです。その受講者である児童の皆さんが講師の若尾久氏に宛てたお礼の手紙の写しを任意の希望者から寄せてもらい、そ
の中で素直に自分の気持ちの変化を表したものを選び感想文集として編集することができました。
なお、諸般の事情から応募すべてを掲載できないのは大変残念で申し訳ないと存じます。
「命の授業」の実践にご協力いただいた各学校の校長先生を始め書先生方に感謝申し上げます。感謝の意をこの文集をお送りすることで表したいと存じます。
また、今回「命の授業」を実施されなかった学校においても、この文集を今後の貴校の教育活動の参考にしていただければ幸いです。
一読の上、読後の感動でもいただければ幸甚です。
平成26年1月20日
市川氏ユネスコ協会会長 吉崎晴子