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世界遺産アンコール教育教材を使用したワークショップ  カンボジア・シェムリアップで開催

去る6月24日、APSARA機構(アンコール地域遺産整備機構)とシェムリアップ州教育局、当協会連盟との共催で、3月に完成した「アンコール塗り絵教材」のワークショップが開催されました。

この教材はシェムリアップ州に住む子どもたちが、身近なクメール文化を理解し、楽しみながらそれを守り伝えていくことの大切さを学べるよう小学生向けに作成され、日本の政府開発援助(ODA)を受けて7万5千部が完成しました。

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その後、皆様からの募金によって教員向けのガイドブックも完成し、今回初めて州内の教育行政関係者や一部の教員、教育養成大学の生徒、NGOなど約100名を対象に、具体的な授業実施方法などが披露されました。

ワークショップでは、APSARA機構の専門家から、選ばれた4つの遺産(アンコール、バイヨン、プレアカーン、タ・プローム)のモチーフの歴史的背景や意味について、画像資料を用いて説明が行われました。

続いて、教員向けガイドブックの作成にあたった2名の教員から、ガイドブックの内容について、レッスンプランやクラスの子どもたちにいかに関心を持たせるか等についての説明が行われました。

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特に授業をどのようにリードしていくかについてはパイロット校における試行をもとに、塗り絵ありきではなく、そのモチーフを通して歴史やモチーフが持つ意 味に関心をもたせ、事前に学んだ以上のより多くの情報を実際見学したことから得るようにすること、教員によるまとめを先行させるのではなく、常に生徒の感 想や考えの発表の場を作り自由に討議すること、また塗り絵に関しては実際の色にこだわるのではなく、自由な発想のもとに自由な色で塗るようにし、どうして その色を使ったのかについて情報交換する場を設けるなど、具体的な内容が示されました。

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参加者は本教材をどのように活用し子どもたちに 伝えていくか、真剣な面持ちでワークショップを受けていました。また、カンボジア教育省や参加したNGOからの本教材活用への期待も高く、作成に携わった 人びとからは、今後、広く教員からも意見を求め、より良いものに変えていきたいと更なる目標が生まれたようでした。来月にも教員を対象としたより具体的な セミナーを2日間にわたって実施する予定となっており、今後とも、当協会連盟では、地元のニーズや教員の要望を把握しながら、世界遺産活動を行ってまいります。


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