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塗り絵も洪水対策?

nurie_0704.jpgカンボジアのシェムリアップ州。私たちは昨年、プク郡の小学校5年生74クラス、約3000人の子どもたちに、3000冊の塗り絵教材をプレゼントしました。プク郡は、東南アジア最大の湖、トンレサップ湖の東側にあり、雨季になると浸水してしまう地域なので、高床式の家々の床下には小舟が置いてあります。

先日、シェムリアップ州教育局のアドバイザーを勤めるJICAシニアボランティアの伊藤先生から嬉しい報告がありました。

プク郡の南部にあるストンプレアハスロック小学校。伊藤先生が訪問すると、塗り絵教材は図書室に置いてありました。

"あら、せっかくあげたのに使われていないのかしら?"先生は最初、そう思ったそうです。

ところが、学校の先生に話を聞いて、びっくり。子どもたちが塗り絵を家に持って帰ると、雨季には村全体が水に浸かってしまうため、きちんと保管しておけないのだそうです。そこで、洪水対策として、塗り絵を図書室に保管し、浸水被害から守ろうとしたのです。 

nurie3_0704.jpg『大切に』保管された塗り絵を、子どもたちは自由に使い、自習時間にはクラスの半数の子どもたちが塗り絵で遊んでいました。 

nurie2_0704.jpg日本からのプレゼントが学校の財産として大切にされ、子どもたちが塗り絵を通してカンボジアの素晴らしい文化伝統を学んでいると知って、とても嬉しく思いました。

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