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バイヨン寺院正面の東参道シンハ彫像の修復

「バイヨン寺院 彫像修復プロジェクト」では、バイヨン寺院東参道のシンハ彫像、ナーガ彫像・欄干を中心に修復を進めており,このたび寺院正面の東参道に並ぶシンハ彫像の修復が一部完了しました。

シンハは、サンスクリット語でライオンを意味し、古今東西、権力の象徴としてしばしば登場する動物です。カンボジアでも、インドからの影響を受け、王権を象徴する動物として古くから重用され、アンコール王朝歴代の王に関わる寺院入口やテラスなどの装飾として多く登場しています。

バイヨン寺院のシンハ彫像は、入口によって大きさや顔の向きが異なります。東参道のシンハ彫像はひときわ大きく堂々とした風貌のため、かつては王家かそれに属する人びとのための入口であった可能性が高いと考えられています。東参道エリアの彫像群は、多くが劣化、あるいは崩壊の危機に瀕しているが、今回その一部が生まれ変わり、寺院を訪れる人びとを荘厳に迎えています。

1_20160405.JPG修復を開始したシンハ彫像
©NFUAJ/JST,JASA 

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