【国際理解講座】
インド文化に親しむ 
  
2008年1月12日(土)10時am〜11時半am  いたみホール6F
講師
講師
ネハさん
ラメッシュさん
伊丹ユネスコ協会日本語教室在籍のインド人のみなさ
 
 21世紀をリードするとされるBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)の一国として世界的に注目を集めているインド。今、日本でも多くのインド人がIT関連の企業で活躍し、たいへん、脚光を浴びています。そのインドという国の魅力と躍進の秘密を知りたく、日本語教室に在籍中の4人の方々を講師に迎えて国際理解講座を開催しました。


県立伊丹北高校英語講師のネハさんから、インドの紹介がありました。
 インドの面積は世界第7位、人口は中国に次いで第2位、そしてGDP(国内総生産)は世界第11位の大国です。多民族、多言語の国で、公用語はヒンディー語と英語です。世界四大文明の1つインダス文明が開かれ、仏教の発祥地でもあります。壮大な美を誇るタージ・マハルなど世界遺産もたくさんあることを話されました。

 その後メークアップをし、髪飾りをつけて美しい衣装レヘンガをまとったネハさんは、出身地デリー地方の伝統舞踊を披露。腕と足首につけた鈴の音と流れる音楽に合わせ表情豊かに華麗に舞われる美しい姿にうっとり。

IT企業に勤務するエンジニアのラメッシュさんには「インド式秒算術」を教えていただきました。これはインド躍進のkeyとなっている、今日本でも話題の計算法です。長いスカーフを肩から流した民族衣装クルーターパジャマを着たラメッシュさんは、まるで数学博士のよう。インドの小学生は2桁の九九もくり返しくり返し暗記するそうです。大きい数の計算が簡単にできる公式を説明されました。会場の皆様も練習問題に挑戦し、しっかりマスターして計算名人に!
最後に手作りのサモサとチャイ、インドのお菓子で食文化にもふれ、人々の交流が一層深まりました。
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