「わたしの町のたからもの」絵画展表彰

今年は388点の応募がありました

日本ユネスコ協会連盟は、人類にとってかけがえのないたからものである「世界遺産」を守り後世に伝えていく活動と共に、次世代を担う子どもたちが「身近な文化や歴史、自然」を大切にする心を育む活動を行っています。
その一環として「世界遺産も、身近なものも、未来へ引き継ぐ地域のたからもの」という考えのもとに、「絵で伝えよう!わたしの町のたからもの」絵画展を全国のユネスコに呼びかけ実施してきました。
鎌倉ユネスコ協会では、2000年からこの絵画展活動に参加し2003年からは自ら主催して開催し、今年で13回目の開催となります。今年の応募作品は中学校177点、小学校211点、合計388点でした。
紙面を借りて、ご協力いただいた学校の先生方に感謝申し上げます。(丸山)

今年度受賞作品はこちら

 

講評
審査委員長 岸本愛子

今年も力作ぞろいの「たからもの」がたくさん集まりました。毎年、学年別に一枚一枚丁寧に審査をさせていただいています。画面いっぱいに描かれた「わたしの町の宝物」を通して、作者のわが町への温かい思いが、伝わってきます。子どもたちが素直に子どもらしい視点からわが町を見つめ、絵に向き合って充実した時間を過ごす時、自分の住んでいる地域、建物、行事、人々等に対する優しさを生み、しっかりと豊かな感性と情緒を育んでいるのだろうなといつも作品を通して感じます。
「わたしの町のたからもの絵画展」は、未来を担っていく子どもたちの心を育て、また地域との絆を深める作品展でもあるのです。

鎌倉市長賞
「 緑に囲まれた八幡宮 」

石段の下からグーンと見上げた八幡宮は、とても迫力があります。構図もしっかりと決まり、色使いは、本殿の朱と周りの木々の緑との対比が美しく、細部までしっかり描きこまれたことで、どっしりとした重量感を出しています。

鎌倉市教育委員会賞
「やぶさめ」

鎌倉の有名な行事の一つである「流鏑馬」を画面の中央に大きく配したことで、馬の蹄の音までも聞こえてきそうな臨場感があります。また的を射る人の緊張感と馬の躍動感を見事に形としてとらえ力強い作品に仕上がっています。

日本ユネスコ協会連盟会長賞
「荏柄天神」

静かな佇まいの中にも、大きな屋根と建物の「赤」がとても鮮やかで美しく、心惹かれます。背景に描かれた緑や味わいのある木々が建物の魅力を際立たせています。作者の建物を見つめる優しい視点に、見る者も吸い込まれそうです。

鎌倉ユネスコ協会会長賞
「未来の鎌倉」

画面いっぱいに黄色い大きな花を描き、花の中には歌い踊る海の生き物。そして、周りには太陽と虹、たくさんのお花と鎌倉のシンボルがずらり。明るい鎌倉の未来がのびのびと描かれ、見るもの誰もが笑顔と元気をもらえる絵です。

絵画展> 2014年12月24日(水)~27日(土)
鎌倉生涯学習センター ギャラリーA・B
主催 鎌倉ユネスコ協会
後援 公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
鎌倉市 鎌倉市教育委員会
審査委員長 岸本 愛子先生 (富士塚小学校)
委員 上野 公一先生 (第二中学校)
委員 磯田 妃芳先生(鎌倉ユネスコ協会)

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