「ひろば」(会員の声を掲載しているページ)より・・・

ジャワ島に文化遺産を訪ね
神代 實
 6月末から6日間の日程にてジャワ島/ボロブドゥールとプランバナンの両遺跡を見学しました。両方とも埋もれていたものを発掘・修復して現在に至っておりますが、これ等がインドネシアにとって貴重な観光資源であり、即ち現金収入の源として地元住民の生活を支えています。
 然し所謂「物売り」の人々の人数の多さと、しつこさには辟易しましたが、生きんが為の執念でもありましょう。日本人旅行者特有の「歴史知らずの宗教音痴」の一員と成らない様に、私なりに予備知識を持って見学に臨みましたので、大いに勉強になりました。

だまされ易いおばさん
小倉 寛子
 ある朝、鉄道警察とやらより突然の電話。警察と聞いただけで一瞬頭の中をあらゆることがかけめぐる。そんな動揺を見抜くかのように、あの手この手で私を追い込んでくる。腰が抜けそうな私がいた。
ところが、主人が電話に出た途端プツンと切れてしまった。
あーやられた。まさにこれこそ、振り込め詐欺だと。以来、家族の中では、その手の悪徳商法に最も引っかかりやすいおばさんとして、呆れられている。
それにしても、イヤな世の中だこと。

「世界遺産へ」
高柳 英麿
 鎌倉には、世界遺産への登録の夢があります。そこで市民生活に身近な八百年の歴史を持つ街の基幹道路「若宮大路」や、「和賀江嶋」の歴史を大切にし、保全を計ってゆきたいものです。
 わけても、若宮大路は、交通の大切な要所で市民生活に密着しています。その歴史と機能だけでなく、市民及び外来者が楽しめる空間にまでしたいものです。戦争で荒廃した松林や植栽帯もやや復元しています。今後も、市民が奉仕してゆかなければならないでしょう。

鎌倉ユネスコユースクラブ立ち上げ
二瓶 武
 私は、鎌倉ユネスコ協会(鎌ユ)に入会時から一貫して青少年活動に係わってきました。以前にも青年会員を対象に組織作りを試みましたが、実現しませんでした。 幸い、現在、青年会員は高校生4名、大学生6名、合計10名おります。中には大学で「ユネスコクラブ」を作ろうと頑張っている人がいて、鎌ユの「ユースクラブ」の誕生を心待ちにしております。これからの鎌ユをバトンタッチできる組織作りに力を注ぎたいと思っております。

知識を知恵に変える
鈴木 紋子
私がユネスコの会員になって一番の収穫はユネスコ主催の講演会で京都大学の名誉教授大島清先生の脳に関する話を二回拝聴できたことです。
 それを基に、私は自分の教員生活の中で活躍した生徒指導を生かし、正しい子育ての方法を纏めてみました。キレる子、不登校、暴力、殺人、自殺、異常な性犯罪などをする子の心の闇を解明することができました。
 私は大島先生から頂いた知識を知恵に変えていきます。ユネスコも世界から得た知識を知恵に変えて皆が平和で幸せに暮らせます様に努力していきたいと思っています。

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