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 「絵で伝えよう!わたしの町のたからもの絵画展」は(社)日本ユネスコ協会連盟が全国のユネスコ協会に呼びかけて1998年から実施しております。2006年は全国で63のユネスコ協会が参加して、第9回目の開催となりました。鎌倉ユネスコ協会は2000年に初めて参加し、今回は第5回目の実施となりました。
 鎌倉にある「たからもの」を見つめる目、わたくしにとって何が「たからもの」なのかを感じとる心、こうした感受性を育てることが、ひいては人類共通のかけがいのない自然や文化を大切にするユネスコの世界遺産保全活動につながるものと考えております。応募作品 中学校81点、小学校161点、合計242点
 


絵画展審査を終えて

審査委員長 小島敬介

今年も小中学校の児童生徒のみなさんから大仏さまや江ノ電、町並み、お寺、また心に残った場所や風景などを題材に伸び伸びと子どもらしく屈託ない絵が「わたしの町のたからもの絵画展」に集まりました。
 「今年は優しい絵が多いかな」。「この絵はとっても楽しい絵だね」。「同じ場所を兄弟で描いたんだ」。など作品にたいして感想や自論を交わしながら各賞が決定されました。
日本ユネスコ協会連盟会長賞
 町中をモノレールが颯爽と走っている姿を<わたしの町のたからもの>として選んでくれました。しっかりとした描写力と同時に高架下に広がる道や建物を遠近法を使って技術的にも高い見応えのある作品です。様々な形や色を楽しんで描いたことが伝わってきます。「武家の都市(まち)」だけではないもう一つの鎌倉が見えます。
鎌倉ユネスコ協会会長賞
 暗い夜空に色とりどりに美しく咲く花火とそれが海面に映っている様子を印象的に描いてくれました。大きな音とともに幾つもの花火を見たときの華やかさや驚きが見事に表現されています。

あいおい損害保険社長賞
 馬と一体になって武士が的をめがけて今まさに矢を射る緊張した流鏑馬の一場面です。形や彩色にやや荒っぽさがありますが、それがかえってスピード感や臨場感を強調しダイナミックな絵となりました。動と静といった反対要素が画面上でうまく響きあっている作品です。

鎌倉市長賞
 雲一つない快晴の空を背景に大船観音が大きく描かれています。白と青のコントラストが美しいデザイン風にまとめてある作品です。観音さまの陰影を強くし重量感を表現してもよかったと思います。じっと見ていると観音さまの表情は気品に満ち、優しく私たちを包みこんでいるようです。

鎌倉市教育委員会賞
 木々に囲まれた円覚寺山門を大胆な構図で表現しています。静寂な佇まいの中に僅かな風にそよぐ葉づれの音が聞こえてくるようです。木々の緑と重厚な山門が共鳴し合い画面を一層美しく見せています。歴史的建造物や自然を守り、後世に伝えたいと言っているようにも感じました。

2006年度受賞作品

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鎌倉ユネスコ協会会長賞
小坂小学校一年
森岡 巴渚

「花火大会}
日本ユネスコ協会連盟会長賞
大船中学校2年
山田 ともや
あいおい損害保険(株)
社長賞
稲村ガ崎小学校5年
鈴木 真帆

「かまくら」
鎌倉市長賞

大船中学校3年
森田 健太郎

 
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鎌倉市教育委員会賞
七里ガ浜小学校5年
井上 環
「円覚寺」
優秀賞
御成中学校1年
鎌田 渓志
「銭洗い弁天」
優秀賞
御成小学校3年
幸田 京子
「水中花火」
優秀賞
第二中学校3年
青地 晴香
「第二中学校
〜青々と〜」
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優秀賞
小坂小学校1年
倉沢 道

優秀賞
第一小学校2年
仲 董

優秀賞
七里ガ浜小学校3年
金山 夏子
「大仏」

優秀賞
第二小学校4年
齋藤 寛
「緑の中の杉本寺」