会員のひろば

淡い期待
加藤 勝彦

以前よりユネスコとかユニセフには関心を持っていたが、10年前にある先輩からユネスコに月々募金しないかと誘われた。僅かではあるがすぐに応じた。何となく始めた事だが今も続いている。
鎌倉ユネスコにはあいまいな思いではあったが、1年前に入会した。時間的な都合で1年間全く活動に加わっていない。しかし、この寄稿をきっかけに何らかの形で活動できればよいと願っている。還暦を過ぎれば、生活や仕事上で自分の役割が変わる。『どう働きどんな貢献ができるか』『活かせることは何で捨てることは何か』を共に考えてくれる友人に巡り合いたいものだと淡い期待を抱いている。

きになる大根
畑中 俊彦

以前、葉山の少し奥まった峰の尾根に住んでいた。富士山の眺望を確保し暖炉の薪を作る時はいつも葉の付いた小枝を南側の急斜面に投げ込んでいた。下の川まで200米もあったし、自分の土地だったから誰にも迷惑を掛けていなかったと思う。自然に還す精神だったが、或る時バーべキユーに来た友人が「大根は樹にならないよね?」と言うので、彼女の視線を追うと、樹の枝に葉っぱが付いた萎びた大根がぶら下がっていた。遠投を苦手とする妻の仕業と直感したが、「気になる大根だよね」と答えた。


きっかけ
野口 有希子

私が5、6歳の頃、歳の離れた姉が1枚のパピルスを見せてくれた。それは幼い私に大変な衝撃を与え、思えばあの出来事が、私の遺跡への興味と広い世界へ目を向ける切っ掛けであったと、最近気づいた。 子供の世界というものはとても狭い。その小さな世界を広げるのは、身近な大人の影響が最も大きい。それがどのような形となって後に表われるかはすぐには分からないが、子供達に、良き切っ掛けを与えてやることのできる大人であるよう日々努めていきたい。 


住みたい街、鎌倉
立山 潔

いま、私の住みたい街は、20年前に離れた故郷である静岡県清水市か、あこがれの鎌倉市です。以前は横浜、東京に住みたいと思っていました。
鎌倉在住を友人に言うと、うらやましがられます。なぜ鎌倉が住みたい街かは、先人が残してきた歴史、文化の積み重ねが、町の名前から連想できるからだろうと思います。
鎌倉でより楽しく過ごせるようになるには、ここには何があるのか興味を持ち、過去への敬意を表し継承すること。そして新しい文化を残していくことです。「海あり、山あり、文化的なあこがれの地、鎌倉」と毎日思っています。

ユネスコでの第一歩
清水 茉莉

まず初めに、カンボジア報告会以来ご無沙汰してしまい、申し訳ありません。相変わらず、卒業研究におわれています。
そんな中ささやかですが、学内で識字活動やカンボジア等についての勉強会を行っています。小さな会ですが、私のユネスコ活動第一歩です。
勉強会を通じて見えるものも多く、ユネスコ活動は勉強の連続だと感じています。これからは、微力ですが、少しでも活動に参加したいと思いますので、よろしくお願いします。

 

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