情報ア・ラ・カルト

◆平和都市宣言から50年  平山画伯の揮亳で新記念碑
鎌倉市は1958年に「平和都市宣言」をした。
「われわれは、日本国憲法を貫く平和精神に基いて、核兵器の禁止と世界恒久平和の確立のために、全世界の人々と相協力してその実現を期する」この宣言文の新しい記念碑が鎌倉市名誉市民・平山郁夫画伯の揮亳で完成。3月24日、市役所前庭に設置された石碑を前に平山画伯を迎えて除幕式が行われた。
寒波の戻りで氷雨そぼつ中で挨拶に立った平山画伯は次のように語った。「私は中学生のとき広島で被爆し九死に一生を得ました。一緒にいた級友201名は即死でした。今後ともユネスコを通し、あるいは平和への祈りを込めての絵画制作を通して、鎌倉の先人たちの志を後の世にまで伝えていきたい。」(尾花)

◆鎌倉市名誉市民 平山郁夫展
鎌倉市名誉市民平山郁夫展「東西文化交流の道シルクロードの旅」が2月24日〜3月10日鎌倉芸術館で開催されました。連日多くの人々が、平山画伯の大作を身近に鑑賞することができ感激。鎌倉ユネスコ協会からも毎日2人の会員が会場係として参加させていただきました。  (山田雅子)

◆ネパールとラオスの寺子屋に60万円を指定寄付
この1年間のバザーやガレージセール収益と毎月手書きレターセットの献品に添えて佐藤美代子さんから届けられる寄付金などの積立金から60万円を、3月3日、森井理事長と共に日本ユネスコ協会連盟を訪問し、ネパール・ルンビニとラオスの寺子屋に各30万円を指定寄託した。
この日は同時に1月に開いた新年交歓会チャリティ・オークションの売り上げ1000ドルを、ルンビニで学ぶナツワ族の子供たちの奨学金として持参。日ユ協連を通して現地の識字プロジェクト代表・サキヤ氏に直接送金していただけることになった。(尾花)

◆鎌倉女学院から四川教育支援金
鎌倉女学院福祉委員会は校内に配られた3月28日「鎌倉ユネスコ・平和コンサート」ちらしに掲げられている「四川省大地震・教育支援」に触発されて募金活動を展開。集まった4万円をお預かりし3月3日同寄金を日ユ協連に伝達。特製の感謝状を受け取った鎌女は、これを校内に掲げ生徒たちに披露した。(山田ミヤ子)

 

 
 

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