創立20周年記念 平和コンサート

鎌倉芸術館大ホール1500席を埋め尽くし開催される

鎌倉ユネスコ協会の創立20周年記念事業の最後を飾る「平和コンサート クラシックとジャズの響演」が3月28日午後2時から鎌倉芸術館大ホールで開催された。出演はクラシック界から世界的オペラ歌手のサイ・イエングアンさんとチェロの水谷川優子さん。ジャズのジャンルから若手ボーカル「ジャミン・ゼブ」4人のメンバー。初の試みであった響演は3時間を越えスタンディング・オベーションの拍手の嵐で幕を閉じた。アンコール曲「アメージング・グレース」

◆第一部に「平和の歌」
大ホール1500の座席は満席だった。3階の216席は市内中学・高校生招待。VIP席には中国大使夫人倪培君さん初め後援・協賛機関・団体代表が。
第一部はジャミン・ゼブによる「ピース・オン・アース」ほか6曲とパブロ・カザルスが国連デーの記念コンサートで演奏した「鳥の歌」ほかを水谷川さんが弾く。
呼応するかのように登場のサイさんは国連地球環境保護キャンペーン・ソング「愛する小鳥よ」をコロラトゥーラ・ソプラノで。

◆中国大使夫人に目録贈呈
第二部冒頭では、このコンサートが掲げた 中国・四川省大地震によって肉親を喪った5000人を超す遺児たちへの奨学金として、100万円の支援金贈呈セレモニー。佐藤美智子実行委員長から中国大使夫人に、その目録が贈られた。大使夫人は答礼として、当日公務のため参席叶わなかった崔大使からのメッセージを披露、謝辞を。


◆2年がかりの夢の実現
続いてサイさんの再登場。「椿姫」「魔笛」はじめオペラ・アリアの絶唱は、その容姿の美しさと相まって聴衆を陶酔境に導く。
最後は待望のクラシックとジャズの響演。「ダニー・ボーイ」「南太平洋」全出演者、息の合った華やかな舞台。遂に夢は実現した。
(尾花)

◆日頃の活動と四川大地震紹介パネル
会場のロビーに展示物を置き、アピールしようという話が、実行委員会で持ち上がった。そこで一つは「鎌倉ユネスコの活動」、もう一つは「中国・四川省大地震」に決めて、地震の写真は中国大使館文化部にお願いした。
ユネスコ活動の方は、最近の写真を使って全紙大の大きさで作り上げた。一方、大使館から提供の写真7枚と日本語の説明文も全紙大のパネルに。さらに地震で倒壊した家屋から日本救助隊員が運び出した遺体に黙祷している額入り写真は北京ユネスコ協会から日ユ協連に贈呈された写真を借用しての展示だった。
(鴇澤)


 
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