ビーチコーミング

当協会恒例行事となった由比ガ浜海岸でのビーチコーミングであるが、昨年度は不運にも雨天中止となったので、今年度は早々、5月30日午前に実施した。

前日の天気予報は当日昼まで雨、今回もダメかと祈る思いであったが、雨模様ながらもなんとか持ちこたえて無事終えることができた。しかしそのために申し込まれていた小さなお子さん連れの家族2組など、10名近くが参加を取り止められたことが残念であった。それでも21名が参加。

日ごろの行事には余り顔を出されないユースを含む近隣の会員や会員のご近所の方が多く参加され、更に清泉女子大学ボランティア室からも応援に参加していただけて、大変有意義であった。
いつもの通り、最初にガイド役をお願いしているエマ・ロングホーンさんよりビーチコーミングの楽しみ方をご自身のお宝コレクションを示しながら教えていただいた。

今回は加えて、渡部理事のお知り合いで、小学生の時以来一色海岸でサメの化石等を収集することを趣味とされてきた東京海洋大学2年生の三井翔太さんからコレクション実物を見せてもらったので、楽しみ方が倍増した。


そのあと1時間半ほど、参加者がそれぞれに海岸を探索して後に、互いの戦利品を披露した。
カモメガイが穿った(エマさんの推察)いくつもの小さな穴が開いた珍しい石や、昔の珍しい薬びんのかけら、まだ生きている大きなひとで等、みんなでがやがやと品評し合って、初夏の海岸での楽しいひと時となった。

最後に、エマさんからは昔の馬と牛の歯、常連参加の服部睦男さんからは種々の美しいウニの標本、というお二人がこれまでに集められた貴重なものを惜しげなくひとり一人にお土産としていただき、参加者一同、大いに感激。エマさん、服部さん、どうもありがとう。  (石田)

 
 

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