会員のひろば

私の健康法
信国 祐介
私の所属している混声合唱団「ムジカおさらぎ」は入団資格60歳以上、団員平均年齢76歳、最高齢者96歳、団員総数300余名という大合唱団です。数年前にその演奏会に行き、皆さんの若々しくエネルギッシュな歌声にすっかり感動し、入会させて頂きました。楽譜が読めなくても大丈夫と言う誘い文句につられて入ったものの、今迄縁のなかったクラシックやオペラの名曲を4部合唱するなど初体験の連続で、皆さんについて行くのに必死で、あっという間に2時間の練習終了。その間、仕事のことを全く忘れ、適当に立ったり座ったり、また発声も腹筋の訓練になるので、ストレス解消と運動不足対策にもなり、昨年古稀を迎え、未だに現役を続けている私にとって最良の健康法です。

男前の仏さま
宮城 道子

韮山に大好きな運慶の仏像に逢いに行った。運慶は鎌倉時代の仏師として名高い。社会の変化に不安を感じていた京の仏師運慶に伊豆で仏像を彫るよう求めたのは北条時政。完成した仏像を見て東国の三浦氏・足利氏がこぞって注文を出し、運慶は新興勢力の中で活躍の場を得る。それまでの仏像とは違い、荒々しいまでの厳しさとエネルギーが漲り、しかも温もりまで感じさせる造形の妙は運慶が東国武士との出会い受けたカルチュア・ショックの賜物か。私が逢いに行くのは毘沙門天。怖くも優しくも暖かさのある永遠の『男前さん』である。

鎌倉ユネスコ
小川 由理奈

私が鎌倉ユネスコへ参加しようと思ったきっかけは、「オードリー・ヘップバ−ン」という女性です。彼女は女優としても輝いていましたが、ユニセフの大使も勤めていました。私は彼女のボランティア精神を尊敬していて、彼女のように何か出来ないかと、ボランティアを探していました。すると母が鎌倉ユネスコを知り、私に勧めてきました。鎌倉ユネスコの第一印象は楽しそうであり、私の地元である鎌倉というのが魅力的だと思いました。去年は大学受験でなかなか参加できませんでしたが、出来る限り今後も鎌倉ユネスコの力になっていきたいと思います。

懐かしい鎌倉、新しい鎌倉
久保 太痲子

皆様どうぞ宜しくお願い申し上げます。昨年友人に誘われて入会させて頂きました。私も友人も音楽の仕事をしています。私は声楽家です。何かお役にたてればよいなと思っています。私は、現在横浜市に住んでいますが、父の故郷は鎌倉市山ノ内。鎌倉は私にとっても故郷ともいえます。私が小さい頃とは、山ノ内の風景も随分と変わっていました。新しいお家が増えて、権平衛踏切から小さい坂道を上るのは、相当難しいくらいです。祖父母、叔父、父も亡くなった今、このように、また新しい鎌倉との出会い、この会とのご縁ができた事を嬉しく思っております。


ウオーキングの楽しみ
高嶋 勝平

昨年の10月から毎朝30分ばかりのウオーキングを始めた。目的は狂った体調の立て直しにあった。7月から週3日の勤務になり生活リズムの変化が体に現れたのである。年末頃には体調も戻ると同時に思わぬ副次効果もあった。それまで84kg前後あった体重が大台を割っていた。そこで目的を減量に変えた。70kg割れを目標にした。一方で性格上ウオーキングの継続に覚束ない。そこで思いついたのが1日百円のお散歩貯金である。一回の散歩による体重減を凡そ100gとしたのである。目標達成までに100日で済めばよいがそんなに簡単でないことは重々承知、それでも貯まる金額が楽しみだ。

 
 

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