編集後記

スポットライト「ユネスコ語録」を読むと当時の世界の知識人がユネスコにどれほど期待したかよくわかる。一方日本でも戦後間もない時だけに、知識人はこれこそ世界平和への道と考えたことは疑いがない事実◆ユネスコの前身は戦前の国際連盟の諮問機関、国際知的協力委員会であり、わが国の新渡戸稲造氏が事務局長として軌道に乗せたのは、日本人にとり誇ってよいこと◆6頁の日本のエネルギーパラダイムを読むと原発ゼロのエネルギーの道が開けてきたように見えるが、一番の壁は既得権益を譲らない抵抗と聞いて「もんじゅ」が、いまだに続く意味がわかった。(鴇澤)

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