第24回 鎌倉ユネスコ今日かい定例総会

総会は5月19日(土)14時から鎌倉芸術館集会室で開かれた。佐藤美智子会長

第1部 総会では、先ず佐藤美智子会長が「震災後一年を経た今もなお何となくすっきりしない中ではあるが鎌倉ユネスコの各自がよく頑張って頂いた。今後益々の活動を期待する」と慰労と励ましの挨拶。

 


つぎに来賓挨拶で鎌倉市教育委員会教育長の熊代徳彦氏から「今教育の場で問題になっているのは給食の食材である。福島原発の影響で食材の汚染問題とどう向き合っていくか、難しい課題である。また児童虐待、躾の問題等も目が離せない。そ熊代徳彦教育長んな中で鎌倉ユネスコは「絵画展」や「ユース賞」等教育面で大変力を頂いている。

能力のある子供には努力をさせ、更に伸ばしていく必要があり最後に決定するのは教育者であり家庭の親であるにしても、その大事な「切っ掛け」を鎌倉ユネスコが今後とも作り続けて頂くことを期待する」と述べられた。


総会議事に入り先ず議長団選出で鴇澤武彦理事と赤尾道子理事が選ばれた。


第1号議案2011年度事業報告(案)は尾花副理事長が説明した。思うに今年度も難しい環境にありながら新たな場を求め、或いは工夫を凝らした各部門の活躍であった。結果第1議号案は全員一致で承認された。

第2号議案2011年度決算書一般会計・特別会計(案)は石田理事長が説明、その決算書に関する監査報告は小林恭介監事がその決算書の正当性を認め、結果第2号議案は承認された。

第3号議案2012年度事業計画(案)は再び尾花副理事長が説明した。新年度は「武家シルバー賞受賞の方の古都・鎌倉」の世界遺産への登録を視野に、鎌倉の文化、教育面への積極的な協力・支援を目指し、その為にも各部門に於ける活動の国際化と新たな若い力の注入も含めた当協会の更なる強化が急がれる。

第4号議案2012年度予算一般会計・特別会計(案)は再び石田理事長が説明に入り、これも全員一致で承認された。


続いて「表彰式」に入った。2012年度の「シルバー賞(入会20年)」は広瀬光世、崎山志保両氏の2名、「ブロンズ賞(入会10年)」は小林恭介、渡部研自(欠席)、深尾徹諸氏の3名であった。ブロンズ賞受賞の方

佐藤会長から夫々感謝状と記念品が渡された。

第2部 特別講演は「民間ユネスコ活動への期待」と題して広瀬晴子氏の話しを頂いた。ユネスコ本部、その他国際的な見地から日本を観た思いを話され私たちにとって身近な問題だけに興味深かったし講演後沢山の質問があった。

第3部 懇親会は総会が無事終了した開放感から会場が一気に和み大いに盛り上がった。
開会1時間前からの会場設営等の準備、そして終了後の後片付けまで理事たちの直向きなご努力には頭が下がる。すべての原動力は此処にありと感じると同時に数あるユネスコ協会の中でも、評価の高い当協会ならばこそ、もっともっと内外にその存在感を強めるべきとも思った。    (光永)

もくじ