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活動内容

2011年3月11日の東日本大震災により、多くの学校が被災し、子どもたちの教育環境が危機に陥りました。 日本ユネスコ協会連盟は、海外支援の経験や被災地の教育現場からの声をもとに、主に3つの活動を中心に被災地の教育復興に全力で取り組んでいます。

被災した子どもたちに対する給付奨学金の支援

ユネスコ協会就学支援奨学金

被災による経済的な理由で就学への支援が必要になった小・中学生は、約2万2000人(平成26年度)。
「ユネスコ協会就学支援奨学金」は、震災で経済状況が悪化した家庭の子どもたちを支援するための奨学金です。

  • 対象者:両親や保護者が健在でも、津波による家屋流失・損壊や収入減、原発事故の影響による避難などの理由により、著しく経済状況が悪化した家庭の中学3年生。
  • 対象地域:岩手県、宮城県、福島県の3県で市町村を特定して実施
  • 支援金額:原則毎月2万円(3年間) (給付)

奨学生からのお便り

「いま、私は仮設住宅で暮らしています。仮設は狭く、大変なこともありますが家族で支え合ってすごしています。私が頑張っていることは部活、勉強です。勉強をたくさんすることです。それはいま私が復興に向けできることだと考えています。そして将来は勉強したことをいかし、気仙沼を震災前より発展した地域にしたいです。」 (中学生3年生)

「私は進級し、この4月から高校2年生になります。高校生活の最初の1年は、とても充実したものになりました。部活動と学習を両立することができました。そして、将来の目標を定めることもできました。その目標は、大学を卒業したら、地元・大船渡に帰ってきて、これからの復興に建設面で関わるということです。そのために、新しく始まる2年生での学習に取り組みながら、復興の過程を見て、学んでいきたいと思います。最後に、募金者の方々には、大きな力をいただいています。その力を無駄にしないよう、そして、その大きな力を自分の力にして、一生に一度のこれからの学校生活を送っていきたいと思います。」(高校2年生)

これまでに2,794名の子どもたちを支援しました。支援を必要としている子どもたちが今なおたくさんいます。現在、奨学金の原資が不足しています。
さらに一人でも多くの子どもたちを支援するために、皆さまのご協力をお願いいたします。

※新地町の中学3年生から届きました。

※大熊町の中学3年生から届きました。

MUFG・ユネスコ協会 東日本大震災復興育英基金

三菱UFJフィナンシャルグループと協働で、東日本大震災により親御さんを亡くされた遺児・孤児の皆さまに小学校入学から高校卒業時まで奨学金の支援をしています。(1,483名 2016年3月末現在)
また、津波被災学校等の花壇の再生プロジェクトや交流会などもおこなっています。

コミュニティの絆を再生するための物資支援

地域からの要請と企業からの協力申し出を調整し、長い時間を必要とするコミュニティの絆を再生するために社会教育分野の物資支援ならびに心のケアの支援をおこないました。

移動図書館車等支援

仮設住宅では、お互い見知らぬ人同士が新しいコミュニティの中でともに生活しています。そのような状況の中で、読書が人びとの心の支えになることを願い、岩手県大槌町、釜石市、洋野町、宮城県気仙沼市の要望に応え、5台の移動図書館車を寄贈しました。

支援物資:移動図書館車 5台、スクールバス 1台

学童保育所等支援

震災後、働く親が増え、子ども達の安心できる場所として学童保育所の支援要請が釜石市からありました。そのニーズに応え、釜石市に仮設学童保育所の建設支援を行いました。その他、岩手県大槌町、宮城県気仙沼市、女川町、東松島市の保育所等へ、流された遊具保管庫や備品を支援企業と共に現地を訪問し支援しました。

支援物資:学童保育施設、遊具保管庫、マット、遊具

相撲場

昔から相撲が盛んな岩手県山田町の土俵は津波で全壊。町民からは毎年開かれる「子ども相撲」のためにも相撲場を再建してほしいとの要望がありました。また気仙沼市からも再建の要望がありました。UNESCOスポーツ・チャンピオンの横綱・白鵬関が力士会に呼びかけ、2つの地域の相撲場を再建しました。

図書館建設支援

震災で家を流され、地区単位でまったく異なる地域で仮設住宅の集団移転が行われました。新しい地域を結びつけるものがどうにかほしいという宮城県気仙沼市からの要望で、地域の核になるコミュニティ図書館の建設支援を行いました。


文化・お祭り支援

人びとの気持ちをつなぐ故郷の証である郷土芸能やお祭りへの支援を行いました。
雄勝法印神楽(石巻市)、櫻舞太鼓(石巻市)、虎舞(釜石市)など。

心のケア支援

子どもたちの心理的ストレスを軽減することを目的とした子どもキャンプなども実施しました。

津波被災校および原発退避校に対する緊急物資支援 ※現在は終了しました

震災当時は、国・県・市および全国から被災校には支援が集中しましたが、学校のニーズと支援物資との間にズレが生じていました。
そこで、私たちは、各学校に対し、必要なものを要請してもらい、各校のニーズに一つひとつに応える形で支援を行いました。合計144校・2教育委員会への支援を行いました。

支援具体例

釜石市では多くの学校が被災したため、子どもたちは学校に徒歩で通うことが難しい状況に陥っており、市が一時的に複数のバスを借り上げ、子どもたちが安全に通学できるようにしていました。今回、当協会連盟ではこれらの問題を解決する一助として釜石市教 育委員会からの要請のあった、スクールバスの支援を行いました。

支援物資

スクールバス1台

気仙沼市立小原木中学校では、避難所から通学する生徒が12名います(5月初旬当時)が、避難所では、団体生活のため消灯時間があります。夜宿題を行う生徒が、消灯後も勉強がしたいという要望にこたえるべく、人数分の卓上スタンドの支援依頼がきました。ここでは、当協会連盟世界遺産活動の特別大使"犬"(ワンバサダー)わさお君が訪問し、物資だけでなく、子どもたちに笑顔を届けました。

支援物資

電気スタンド12台/マジックペン36セット

いわき市立豊間中学校では、津波で甚大な被害を受け、学校をどう再開していくかが大きな課題でした。近隣の藤間中学校の東校舎を借りての新学期が始まりましたが、まず環境を整えることが必要、と校長先生から相談が寄せられました。生徒たちから、「ありがとう」のメッセージが届きました。

支援物資

デジタルカメラ3台/ビデオカメラ1台/冷蔵庫1台/ラック2台

なお、支援状況や支援校からの報告など、最新情報は、活動ニュースでご報告しています。
是非、そちらもあわせてご覧下さい。

公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟

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