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気仙沼市立浦島小学校の"小々汐太鼓復活"に向けて

taiko_1026.JPGユネスコスクールである宮城県・気仙沼市浦島小学校から、同校の"小々汐(こごしお)太鼓"復活のために太鼓を支援して欲しいとの要請がありました。

浦島小学校は、気仙沼市二の浜地区の高台に位置しています。震災直後の火災発生により、学区内の90パーセントの建物が消失しました。避難所となった学校にも火の粉はおよびましたが、職員、住民で力を合わせて消火し、かろうじて施設の消失を食い止めました。しかし、その後、学校へ続く道は瓦礫でふさがれ、ライフラインを奪われた人びとは、校庭に「食料、水、毛布」と白線で書いて、空からの救助を待ったといいます。もともと24名だった生徒は、現在11名。うち6名は学区内から、5名は学区外から通っています。子どもたちは少しずつ元気を取り戻していますが、校庭には仮設住宅が立ち並び、いまなお学校生活は制限されています。

taiko2_1026.JPG学校では、子どもたちと地区住民を元気づけるために、来る11月20日、運動会と学芸会を合同で開き、その席で「小々汐太鼓」を復活しようと計画しています。

「小々汐太鼓」は、30年ほど前に"小々汐内囃子保存会"が結成され、地区住民が子どもたちに定期的に指導してきた地域芸能です。今回、津波で30台ほどあった太鼓は流され、残った太鼓が数台しかありません。学芸会までに太鼓をそろえて、子どもたち全員で太鼓を演奏したいと校長先生は考えています。また、今回学校での復活に向けた声をきいて、遠方に引越しバラバラになっていた住民が、また保存会を再結成し、「自分たちも一緒に演奏したい」と意欲をみせているそうです。


未来遺産運動では、浦島小学校の子どもたちの元気な太鼓をたたく姿と、戻ってきた住民の力強い太鼓の音色を取り戻すために支援していきます。

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