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未来遺産運動

第5回プロジェクト未来遺産

2013年12月、第5回「プロジェクト未来遺産」として、下記の10プロジェクトを登録することが決定いたしました。このプロジェクトは地域の文化や自然遺産を未来へと伝える「未来遺産運動」の主要な柱をなしているものです。
本年度は、昨年に引き続き、全国の23都道府県 の39プロジェクトの応募から下記を選定し登録いたしました。
今後は1月から3月にかけて「プロジェクト未来遺産」登録地域で登録証書伝達式が行われます。
未来遺産運動に関しては、当連盟ホームページ内未来遺産運動ブログで紹介してまいります。

プロジェクト一覧

① 佐野天明(命)鋳物のすぐれた伝統文化を未来につなぐ活動

団体名:天命(てんみょう)鋳物伝承保存会

場所:栃木県佐野市

栃木県佐野市は、有名な鋳物の産地で、佐野で作られた鋳物製品を天明(命)鋳物と呼ぶ。約1200年前鍋釜などの生活用品から始まり、室町時代頃からは、寺院の鐘や仏像、茶の湯釜など、優れた工芸品が作られた。昨今の鋳物不振によって後継者が減少し、貴重ない鋳造用具や資料が減りつつありました。このような状況下で「天明鋳物伝承保存会」を設立。佐野の文化遺産として後世に伝えるために、佐野ユネスコ協会の支援を受けながら、その保護と後継者育成のための活動を行っている。

② 世界で一つだけの「元荒川ムサシトミヨ生息地」保護活動

団体名:熊谷市ムサシトミヨを守る会

場所:埼玉県熊谷市

世界で埼玉県熊谷市の元荒川最上流部だけに生息する淡水魚が、ムサシトミヨです。元荒川ムサシトミヨ生息地は「平成の名水100選」にも選定され、清涼な地下水を水源とした魚の生息環境が形成されていますが、近年、生息地の周辺には宅地化が進み、人間と魚が共存する環境の保全が大きな課題となっている。そのような中、熊谷市ムサシトミヨをまもる会は、良好な生息環境を醸成しようと除草や清掃など日常的な活動を続けています。また、ムサシトミヨの啓発を積極的に行うなど、次世代に向けての保護活動の推進に取り組んでいる。

③ ドブ川化した川を市民力を結集して蛍が乱舞する清流に再生・復活

団体名:特定非営利活動法人グラウンドワーク三島

場所:静岡県三島市

水の都・三島」の清流を代表する源兵衛川は、昭和30年代半ば頃、都市化・工業化の進展や生活環境の変化に伴うゴミの投棄や生活雑排水の流入等により環境悪化が進行した。そこで多くの市民が立ち上がり、源兵衛川の水辺再生活動に努力した結果、ゲンジボタルやカワセミ、絶滅危惧種のミシマバイカモやホトケドジョウが生息する、地域固有の生態系をもつ水辺自然空間が再生・復活した。
現在、「源兵衛川エコレンジャー」の若者・市民の育成や、小学校での環境出前講座の開校等、生物多様性を維持する次世代の体制づくりを進めている。

④ 湖国の原風景権座(ごんざ)水郷を守り育てる活動(日本の里百選)選定地域

団体名:権座・水郷を守り育てる会

場所:滋賀県近江八幡市

琵琶湖の内湖である西の湖・長命寺川辺周辺は、日本で唯一とされる「権座」と呼ばれる内湖にある湖中水田の風景などが、文化財保護法に基づく「重要文化的景観」に選定された。またラムサール条約湿地として西の湖・長命寺川が琵琶湖の拡大として登録され、「日本の里百選」にも選ばれた。当会では水郷景観の保全活用を推進するとともに、純米吟醸酒「權座」の生産・販売、魚のゆりかご水田の設置、魚道設置、親子陶芸教室や田植え・稲刈り体験、収穫感謝祭や権座・水郷コンサートの開催など、持続可能な地域農業経営と景観保全活動を展開している。

⑤ 英田(あいだ)上山棚田再生プロジェクト~未来へつなぐ棚田8300枚~

団体名:NPO法人英田上山棚田団

場所:岡山県美作市

岡山県美作市の上山には慶応年間から築かれた面積100ha、8,300枚の棚田がある。過疎高齢化により荒廃していたこの棚田の再生を2007年から始めた。地元住民と都市住民による草刈りと村に伝わる野焼きの復活により、2013年までに14haの棚田を再生した。これからは棚田の再生を通して継承する地域に息づく文化や伝統に加え、再生可能エネルギーによる電力の自給自足と地域医療の拡充により地域の独立を目指している。独立国として限界集落から新しい社会を創造し、各地の中山間地域や台湾やミャンマーなど海外の棚田地域との連携も深めている。

⑥ まちにあかりを灯すプロジェクト

団体名:NPO法人倉敷町家トラスト

場所:岡山県倉敷市

「まちにあかりを灯す」をキーワードに小さな町家の暮らし直しを目指して活動。1.来訪者があかりを灯す (滞在・交流)、2.暮らしのあかりを灯す (定住)、3.商店・事業所があかりを灯す (経済活動)、4.門灯・看板のあかりを灯す (まちの安心安全)5.伝統行事であかりを灯す (伝統文化継承)、6.イベントであかりを灯す (賑わい)7.エコなあかりを灯す (環境配慮)、8.祈りのあかりを灯す(東日本大震災支援)、9.くらしき手帖の発行(情報を発信)10.Kurashikimapsプロジェクト(地域資産のビジュアル化で世代を超えた対話や交流)

⑦ 椹野川(ふしのがわ)もり・かわ・うみを再生し人と人をつなぐプロジェクト

団体名:椹野川流域地域通貨・連携促進検討協議会

場所:山口県山口市

山口県山口市の中心を流れる椹野川の流域は、中流域ではホタルが飛び交い、河口干潟ではカブトガニの産卵が見られるなど、豊かな自然を残す一方で、森林の荒廃や、川や海の漁獲量の減少など環境の変化も顕在化している。この森・川・海でつながる流域を1つの活動フィールドとして、住民、事業者、民間団体、大学等が連携・協働し、上流域では源流の森づくり、中流域ではアユの産卵場づくりや清掃、下流域では干潟耕耘等里海の再生活動を行い、地域通貨「フシノ」も活用しながら、豊かな自然を未来に引き継ぐ取組を展開する。

⑧ 萩のおたからにみんなで親しみ、みんなに広めるプロジェクト

団体名:NPO萩まちじゅう博物館

場所:山口県萩市

市では、まち全体を屋根のない博物館とみなし、地域のおたから(文化遺産)を保存・活用し、次世代に伝える「萩まちじゅう博物館」というまちづくりが進められている。NPO萩まちじゅう博物館は、おたからを拾い上げる調査や、コアミュージアムである萩博物館の管理・運営、ワンコイントラストによる未指定文化財を守る運動などを通して、萩まちじゅう博物館を市民側から支え、推進している。萩のおたからを守り、育て、伝えていくため、市民のゆるやかながらもしっかりとしたつながりを醸成し、力を合わせ、おたからの情報発信と普及啓発に取り組んでいきたい。

⑨ 世界に伝えたい!!阿波人形浄瑠璃の魅力未来遺産プロジェクト

団体名:阿波人形浄瑠璃平成座

場所:徳島県徳島市

阿波の人形浄瑠璃は、約400年の歴史と伝統を持ち、国の重要無形文化財に指定された。「阿波人形浄瑠璃平成座」は大夫・三味線・人形の「三業一体」が揃った座として平成元年に結成。定期公演や全国各地で公演を実施。国民文化祭では、皇太子殿下・雅子妃殿下からお言葉を賜り、ブラジル公演も実施。また、「小・中学校」での出前教室や、「川内・藍住子ども人形浄瑠璃クラブ」を結成、後継者育成につとめる。さらに徳島市老人クラブ連合会の指導も行っている。今後は、国や地域・年齢・性別を超えた心と心の交流をめざし活動を実施していきたい。

⑩ 博多湾・和白(わじろ)干潟の自然保護活動

団体名:和白干潟を守る会

場所:福岡県福岡市

博多湾・和白干潟は日本海側にある約80haの干潟(和白海域は300ha)である。東アジアの渡り鳥の渡来地として重要な湿地で、自然海岸のある干潟として「にほんの里100選」にも選ばれている。和白干潟を守る会は保全活動に取り組んで25年になる。自然観察会や和白干潟まつり・クリーン作戦・鳥類調査・和白干潟通信やパンフレットなどの発行・ホームページでの広報などの多くの活動を続けている。活動の中で和白干潟の海底湧水を知り、山・川・海の連携活動にも取り組んでいる。湿地を保全する国際条約、ラムサール条約登録を目指している。

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