盛岡ユネスコ協会

Welcom to morioka UNESCO

活動内容


「絵で伝えよう!」わたしの町のたからもの 絵画展 開催

 絵の向こうに子どもたちの笑顔が見えます。一枚一枚の絵から、描かれた情景が奏でていたであろう「音」が聞こえます。絵を見ていると、つい、そんな気 持ちになるのです。

 盛岡ユネスコ協会主催 「絵で伝えよう! 」わたしの町のたからもの絵画展が11月17日(金)から19日(日)まで、盛岡市内丸のテレビ岩手ロビーで開催され、900人ほどの皆様にご鑑賞いただきました。この絵 画展は、「子ども達の、身近な自然や文化、歴史、風俗、習慣などを大切にする心を育み、これを後世に伝える」ことを目的に毎年開催しているもの で、今回で11回目となります。

 今年は1,156点(昨年は783点)の応募があり、千点を超える応募は初めてです。このことは、この絵画展が市民の皆様に認知された証ではないか~ と担当者は歓びの笑顔でした。その絵は子ども達の目に“たからもの”と映る景色や建造物、行事、自然が生き生きと描かれ、どれも感性溢れる力作揃いで、添 えられたコメントも大人の想 いの及ばない愉快なものが多く、つい微笑んでしまいます。

 種倉紀昭審査員長・野口晃男・侘美洋子・平 政光の各審査員が応募作品を慎重審査のうえ、優秀賞6点・金賞6点・銀賞14点・銅賞24点と入選作177点、計227点に加え、学校賞4校が選ばれました。


優秀賞の6点は以下のとおりです。

【日本ユネスコ協会連盟会長賞】
  宇部 晃太 君 (市立下橋中学校3年)『願い』

【盛岡ユネスコ協会長賞】
  川村 颯 君 (市立仙北小学校3年)『楽しいさんさパレード』

【盛岡市長賞】
  會田 薫子 さん(市立下橋中学校3年)『冬の盛岡』

【盛岡市教育委員会教育長賞】
  桝田 芽衣 さん(市立厨川小学校2年)『わあい、ミニトマトいっぱい』

【北日本銀行賞】
  浜口 晋 君 (市立下橋中学校3年)『大みそ日』

【岩手日報社賞】
  熊本 遥斗 君 (市立松園小学校2年)『たのしい秋まつり』

【学校賞】
  市立厨川小学校 市立松園小学校 市立土淵小学校 市立下橋中学校


「優秀賞の6点」

「展示会場設営」


 表彰式は19日1時半から岩手日報社5階会議室で行われ、銅賞以上の子どもたちと、学校賞は該当学校の代表の方に、賞状・メダル・たからもの展カレン ダー・記念品が、優秀賞には楯も添えて贈られました。100名を超すご家族の皆様の見守る中、子どもたちは晴ればれと胸を張って受け取っていました。ま た、学校賞はそれぞれの学校の校長先生(下橋中は絵画指導の先生)が受け取りました。



「表彰式風景」


「表彰式終了後、メダルを胸に全員で記念写真」


 第11回を迎えた「絵で伝えよう!わたしの町のたからもの」絵画展では、今年も入賞作品を絵柄にしたカレンダー(2018年用)を作成しました。自分 の絵がカレンダーの絵柄になるなんて素敵ですね。また、このカレンダーは、何年か後に「あのとき、こんな絵を描いたんだ」と思い出していただける縁ともな り、後年に新たな価値が出てくるものと思います。銅賞までの作品を絵柄に作成したもので、一部1,000円にて頒布しましたがお陰様で完売となりました。 有難うございました。



「カレンダー見本」


この絵画展は次の組織・団体のご協力を頂いて実施いたしました。(敬称略)

【共催】日本ユネスコ協会連盟 盛岡市 盛岡市教育委員会

【協賛】㈱北日本銀行 ㈱岩手日報社

【後援】市小学校長会 市中学校長会 市PTA連合会 市小学校図画工作研究会 市中学校美術研究会 市教研図画工作部会 市教研美術部会 ㈱盛岡タイムス 読売新聞盛岡支局 朝日新聞盛岡総局 ㈱エフエム岩手 NHK盛岡放送局 ㈱IIBC岩手放送  ㈱テレビ岩手 ㈱岩手めんこいテレビ ㈱岩手朝日テレビ 盛岡まち並塾 深沢虹子野の花美術館

【審査員】種倉紀昭 野口晃男 侘美洋子 平 政光


絵画展の絵を審査して(講評)

たからもの絵画展審査員長 種倉 紀昭 
【日本美術家連盟会員 岩手大学名誉教授】



「表彰式で審査講評する種倉審査員長」

 今回、私は審査に初めて参加させて頂き、僭越ながら委員長として勝手な意見も申し上げ、審査のまとめ役をさせて頂きました。審査に当たられたのは、野 口晃男先生、侘美洋子先生、平 政光先生です。永年、この審査と学校現場で美術教育に携わられた優秀な先生方です。

 さて、絵は ものをそっくりに「見て描く」、「見て写す」という「再現」ばかりではありません。自分が、見て、そこにいて幸せだと感じる風景やたたずまい、愛(いと)しい、大切にした いという出来事や人々、動植物への思いや手触りなどが絵を描く大事なきっかけになります。描くときには、心の高まりがあってそれが色と形やリズムになり、 絵に表れます。絵を描くということは、詩を書くことや歌を歌うことと同じく、あらゆる子どもたち、生徒が持つ表現する権利であると思います。



「講評を聴く受賞者とご家族」

 今回の出品作品には、「町のたからもの」としての歴史的な文化財である建築物を題材とした風景や伝統的なお祭りや行事の他、学校の授業やスケッチ会で 描いた作品等が多くありました。皆さんが通っている学校や町、身の回りでの大切な出来事や様子も「たからもの」に含まれています。

 応募された1,156点は会場のスペースの制約で全部を展示することができず227点を展示し残り929点は不展示になりました。展示されなかった作 品も可能性を持った良い作品ばかりでした。審査は、色々な基準に基づき厳正、公平に行っていますが、審査員の主観はどうしても入ります。ご容赦ください。

 これからもすばらしい絵をお書きください。


2017 東北ブロック・ユネスコ活動研究会「福島inいわき」に参加して

盛岡ユネスコ協会 理事 日野 美穂子 


 10月21・22日に「東北ブロック・ユネスコ活動研究会福島大会inいわき」が開催され、岩手県ユネスコ協会連盟と盛岡ユネスコ協会から6名が参加 した。いわき市は思いのほか遠く台風接近の中不安であったが福島・いわきユネスコ会員の歓迎を受け安堵した。総勢200人ほどの大会であった。

 開会前のアトラクションに、いわき海星高校の「じゃんがら念仏踊り」(いわき市無形民俗文化財)があり、東日本大震災で在校生二人を亡くし、友のため に踊りたい~との生徒たちの願いが通じ、ユネスコ等からの援助もあって再開できた活動とのこと。なにか悲しげな憂いを感じる踊りであった。



「カメラの放列を浴びる念仏踊り」

 基調講演は「ユネスコの危機と民間ユネスコの課題」と題し、日本ユネスコ協会連盟理事長(法政大学名誉教授)鈴木佑司氏で、政治的問題が故にアメリカ が脱退している今、日本の役割の重要性を説いた。我々に向かっては、高齢化を嘆かず、人数が多く・多くの知恵があり・金もある(?)のだから、もう少し威 張った方が良いとエールをくれた。

 記念講演は「海を通して 人と地球の未来を考える」と題して環境水族館アクアマリンふくしま(公益財団法人ふくしま海洋科学館)館長 安部義孝氏 でユニークな方とお見受けした。アクアマリンふくしまは「ショー」のないショーもない水族館です~と紹介された。是非続きのお話を聞きたいと思った。

 さて、パネルデスカッションになり岩手代表 佐々木嘉直氏登場で、まず、東日本大震災時県内の被害状況の把握、報告に努め、そして災害支援・募金活動・災害対応の事業を継続していることをアピール。岩手の被災状況の 紹介が出来てよかった。また、震災以後の「若い力を育む」事業紹介として、盛岡ユネスコ協会が取り組む「絵で伝えよう!」わたしの町のたからもの 絵画展も紹介された。



発表する佐々木嘉直氏

 交流会ではフラダンスで迎えられた。県立好間高校のフラガールは「フラガール甲子園」(NPO法人フラガールズ甲子園主催)で最優秀賞を頂いていて、 さすがであった。

 二日目は福島県立ふたば未来学園高校教員の 対馬俊晴氏の話が印象的であった。帰りは「コンビニおにぎり」を食べながら磐越東線で台風と共に帰りました。

 意義ある大会でした。福島・いわきユネスコ協会の皆様のご努力に感謝申し上げます。


 

書きそんじハガキの回収にご協力を!

盛岡ユネスコ協会では、世界に8億人いるといわれる文字を読み書きできない 人たちを支援する世界寺子屋運動として、書きそんじハガキの回収に取り組んでおります。

小中学校に提供をお 願いしているほか、市の公民館などの社会教育施設に回収箱を設置しております。

ご協力をお願いしま す。

回収された書きそんじハガキは、現金化し日本ユネスコ協会連盟を通じ支援先 に送られ、学びの場(寺子屋)の建設費や教材制作費、人材育成費などに役立てられています。

記事メニュー