盛岡ユネスコ協会

Welcom to morioka UNESCO

活動内容


新会長に 工藤昌雄 氏 を選任 30年度総会 開催


最後の挨拶をする太田原前会長

 盛岡ユネスコ協会30年度 総会・第一回講演会・会員交流会が、6月25日(月)ホテル東日本盛岡で開催され、50名ほどの会員が参加しました。総会は、開会セレモニーに次いで先の第1回理事会 (6/19開催)で、総会に付議すべき事項として承認された3議案が提案され、各議案とも提案通り承認可決されました。概要は以下のとおりです。

第1号議案 平成29年度事業報告および一般会計・特別会計収支決算の承認について(含 監査報告)

 事業報告については、「チャリティーバザー」や「わたしの町のたからもの絵画展」の2大事業はじめ、講演会など各事業とも円滑に実施され所期の目的を 達成した。収支決算についても、当初予算の範囲で効果的な執行ができた。

第2号議案 平成30年度運動方針案・事業計画案および一般会計・特別会計収支予算案について

 基本方針を「広げよう 平和の心」~平和な社会の実現を目指し、共に学び、共に行動する民間ユネスコ運動により、平和の心を次世代に伝える~とし、(1)平和文化の構築 (2)持続可能な資源の保護活動 (3)世界寺子屋運動への参加 (4)世界遺産・地域遺産活動の推奨 (5)広報活動の充実・組織拡大 を柱とした各事業を展開する。具体的には「チャリティーバザー」や「わたしの町のたからもの」絵画展など前年同様の各事業を実施する。予算措置は、規模・配分とも前年同等 で措置した。

第3号議案 役員改選について

 30年度は、役員改選年次にあたることから如何取り計らうかとの事務局提議に対し、太田原会長から「来年度創立70周年を迎えるにあたり、次の時代の 出発点として、若い感性をもって取り組むべきと考え、旧三役の再任は辞退したい。ついては、新会長には 工藤昌雄 氏を推挙したい」旨の申し出があり、一同これを了承し工藤昌雄氏も承引。副会長以下については、会則第6条3項の規定に基づき、工藤昌雄新会長から「副会長として田中耕之 助氏、小守林恵氏、日山敏子氏を推薦、日山氏については事務局長も兼任。また、太田原弘氏は名誉会長に、工藤隆一氏、高橋千賀子氏には常任理事に就任願 い、現行の理事、会計及び幹事の諸氏には留任願いたい」との提案があり、一同これを了承し、指名された各員もこれを承引しました。議事終了後、新会長の挨 拶と三役退任の4氏へ花束贈呈があり総会のすべてを終了しました。


就任のあいさつをする新三役の4人


新副会長から前会長へ花束贈呈

総会に続いては、

 「北上川流域の楽しみな市民生活」と題して岩手大学名誉教授 平山健一 氏の講演です。

 平山氏は、土木工学が専門で昭和49年から岩手大学に奉職、平成14年から6年間学長を務められました。また、幾多の大学や行政の各種委員も務めら れ、今春の叙勲で瑞宝重光章を受章されております。

 講演では、「川」は私たちの生活に深くかかわり、人々に恵みも災害も与えるもの~として、北上川のこれまでの歴史を中心に、通運・灌漑用水としての利 用、また、「川は距てるもの」として、嫌なもの、不都合なものは「川の向こう」に置こうとした人々の感覚があったなど、川の持つ特性と流域の行政・住民と の関わりと、これからの治水・活水の在り方など、スライドを使い解りやすく説明して下さいました。


「川」を語る 平山健一 氏

講演会の後は、

 “あじさいの宴”と銘打って講師も交えての会員交流会です。

 工藤新会長挨拶、川原生涯学習課長来賓祝辞についで安藤盛岡ユネスコ協会顧問の発声で乾杯と進み、ショートスピーチでは平山講師、太田原前会長の謝 辞、田中・日山・小守林の各新副会長の抱負が述べられ歓談に入りました。

 来年の創立70周年を迎えるにあたり役員が更改され、慰労と激励の挨拶が各所で交わされるなど、交流会はいつにもまして熱く、太田原前会長が期待する 若い感性の溢れた交流会でした。


30年度の主な事業

総会で承認議決された30年度の主な事業は次の通りです。

☆ユネスコ活動推進事業

・理事会⇒ 年3回 於ホテルメトロポリタン 第1回 6/19 第2回 8/22 第3回 12/12
・講演会&会員交流会⇒ 年2回 於 ホテル東日本盛岡 第1回 6/25 第2回 2/14
・チャリティーバザー⇒ 9/26 於 桜山神社特設会場  9/25 会場準備(物品搬入・値段付等)
・平和の鐘を鳴らそう⇒ 9/25 於 時鐘堂 平和の尊さを考え、災害復興を祈願し打鐘する。
・たからもの絵画展⇒ 11/23~25 於 テレビ岩手 表彰式 11/25 13時~ 於 プラザおでって
・会報発行⇒ 年6回 奇数月発行
・ホームページ更新⇒ 年4回  6・9・12・3月に更新
・諸大会参加⇒
     :全国大会 7/7~8 函館市
     :東北大会10/13~14 塩竃市
     :県大会11/9~10 宮古市

☆国際理解・国際協力活動事業

・持続可能な開発(ESD)のためのセミナー⇒ 9/1 於 岩手県水産会館 県ユ協連事業への参加
・世界のカレンダー展⇒ 1/3~5 於 パルクアベニュー川徳
・第14回岩手県高校ユネスコ研究大会⇒ 1/25~26  於 岩手山青少年交流の家

☆世界寺子屋運動の推進

・書きそんじハガキ回収⇒ 一般市民キャンペーン 通 年 学校キャンペーン 11月初旬~12月中旬
・「一杯のスプーン」キャンペーン⇒ 通 年

☆他団体事業への参画

・盛岡市教育振興運動への参画
・在学青少年社会参加活動実践発表会への参加
・“世界につながるまち盛岡”市民会議への参画


第74回 日本ユネスコ運動全国大会in函館大会に参加

盛岡ユネスコ協会 常任理事 髙橋千賀子

 「広げよう平和・共生の心~北の大地から次世代へ~」のタイトルのもと7月7日~8日開催された日本ユネスコ運動全国大会㏌函館に、盛岡ユネスコ協会 から工藤昌雄会長他13名が参加した。

 北海道新幹線により北海道がグッと間近に迫ったことを実感しつつ函館に降り立った。

 受付で渡されたプログラムを見て少々後ずさり。2日間にわたって基調講演・活動報告・未来遺産フォーラム・特別講演・パネルディスカッション、そして その合間に函館野外劇場・会員交流会など超ハードスケジュールが組まれていた。

 スタートはオープニングコンサート。北斗市立上磯中学校吹奏楽団のパワー溢れる素晴らしい演奏に満場の喝采が鳴り響いた。全国吹奏楽コンクール金賞受 賞の常連校と聞いて納得。ヤングパワーに幸あれ‼

 その後、次々繰り広げられる講演、フォーラム、パネルディスカッションなどはいずれも少しずつ切り口の違いはありながらも、広大な面積の北海道という 土地柄、自然、縄文時代から連綿と続いてきた歴史や文化、慣習などを検証。学びながらこれからの次世代に何を残し、どのように人間の幸福に繋いでいくか、 今に生きる我々に課せられた課題、問題を共に考え行動に移していこうとの提案が寄せられた。

 函館野外劇は国内最大規模の歴史劇。その短縮版を拝見したが函館を中心とした歴史の流れを沢山の子どもたちを含む函館市民250名がボランティアで作 り上げ、函館の夏の風物詩になっているという。

 また、会員交流会の折り、思いがけず函館アイヌ協会々長加藤敬人氏を囲んでお話しする機会を得た。アイヌ民族は北海道の先住民族で文化の一端を担って いる程度の認識でいたが、民族全体で冷遇の時代も長く20世紀末までの法には「旧土人」と書かれていたと聞き驚いた。2008年にアイヌ民族を先住民族と する決議を国会で採択。2020年には白老町に国立アイヌ民族博物館などの民族共生象徴空間が完成予定とのこと。アイヌ民族としての長い間のご苦労が少し ずつでも報われ、明るい方向へ進んでいると祈らずにはいられなかった。


函館アイヌ協会加藤会長を囲んで

 北海道の風土は大らかで迫力充分。そこに温かく優しい人間性とこれまでに培われた長い歴史にユネスコの精神を添わせて前進すれば、必ずや発展の手ごた えを感じる日がくる~との予感を胸に北海道に別れを告げた。


来年 6月29日(土)に創立70周年記念行事を!

 盛岡ユネスコ協会は、1949年(昭和24年)6月24日に設立総会を開き「盛岡ユネスコ協力会」として発足。3年後の1952年(昭和27年)の総 会において「盛岡ユネスコ協会」と改組し、今日まで活動を続けてまいりました。

 そして、来年6月で70年を迎えます。これまでの盛岡ユ協の歴史の中には、活動が停滞した時期もありました。しかし、意志堅固な先達の教導により70 年の時節を経て今日を迎えることができました。

 このことを受け、去る7月19日に臨時理事会を開催し、「70年という節目を機に、先達の努力に感謝し、ユネスコ精神の一層の発揚と世界平和を祈念し て、6月29日(土)に記念行事を実施する」こととし、具体的な事業内容については今後準備委員会を立ち上げ検討することを申合せました。


 

書きそんじハガキの回収にご協力を!

盛岡ユネスコ協会では、世界に8億人いるといわれる文字を読み書きできない 人たちを支援する世界寺子屋運動として、書きそんじハガキの回収に取り組んでおります。

小中学校に提供をお 願いしているほか、市の公民館などの社会教育施設に回収箱を設置しております。

ご協力をお願いしま す。

回収された書きそんじハガキは、現金化し日本ユネスコ協会連盟を通じ支援先 (ネパール) に送られ、学びの場(寺子屋)の建設費や教材制作費、人材育成費などに役立てられています。

記事メニュー