中国ブロック大会2009

世界寺子屋運動20周年記念「中国ブロック・ユネスコ活動研究大会 in おかやま」2009

開催趣旨

 民間ユネスコ運動は、いま、「持続可能な社会」の構築を大目標に、ユネスコ世界寺子屋運動、世界遺産・地域遺産活動、「平和の文化」実践活動を三大柱として「国連・持続可能な開発のための教育の10年(2005~2014)」の視点を加えて、各地域ユネスコ協会の創意による地道な努力が続けられ、その成果を得ようとしている。
 経済・社会・環境を三要素とする「国連持続可能な開発のための教育の10年」への取り組みが国内・世界で現在行われている。
 本研究会においては、「持続可能な社会」となるようなパラダイムシフトづくりの担い手を育てるために持続発展教育(ESD)の具体性とユネスコ・スクールについて学び、その推進への理解を深めるとともに、中国ブロックの各地域での活動の取り組みや成果に関わる情報を共有することにより今後の活動に資することを願うものである。

主催

社団法人日本ユネスコ協会連盟、中国ブロック・ユネスコ連絡協議会、岡山県ユネスコ連絡協議会

主管

岡山ユネスコ協会、倉敷ユネスコ協会、津山ユネスコ協会

後援

岡山県教育委員会・岡山市・岡山市教育委員会・岡山ESD推進協議会・NHK岡山放送局、山陽放送、西日本放送、瀬戸内海放送、テレビせとうち、山陽新聞社、中国新聞社、朝日新聞岡山支局、読売新聞岡山支局、毎日新聞岡山支局、産経新聞岡山支局、共同通信社岡山支局、時事通信岡山支局

第一日目<11月14日(土)>

会場 国際会議場
受付 12:30~13:30

開会式 (13:00~13:30)
開会の言葉 額田 克海(岡山県ユネスコ連絡協議会会長)
主催者挨拶 村田 昌志(社団法人日本ユネスコ連盟 顧問)
伊東 亮三(中国ブロック・ユネスコ連絡協議会会長)
歓迎の言葉 門野 八洲雄(岡山県教育委員会教育長)
髙谷 茂男(岡山市長)
山脇 健(岡山市教育委員会教育長)
    
フォーラム (13:35~15:05)
基調講演 「持続発展教育(ESD)とユネスコ・スクールの活用について」
講師:田渕 敬一(文部科学省国際統括官付企画係長)
事例発表 「環境教育を入り口としたESDユネスコ・スクールの実践について」
発表者:室 貴由輝(岡山県立矢掛高等学校教諭)
事例発表 「社会教育からのユネスコ・スクールのアプローチ例」
演 者:劇団公民館京山
内 容:「ESDにおける表現芸術の可能性:劇教材『かわのこい』」

休憩:10分

    
パネルディスカッション (15:15~16:30)
テーマ 「ESDとユネスコ・スクールの推進」
パネリスト 田渕 敬一(文部科学省国際統括官付企画係長・日本ユネスコ国内委員会事務局)
室 貴由輝(岡山県立矢掛高等学校教諭)
池田満之(ESD-J理事、岡山ユネスコ協会理事)
コーディネーター 青山 勲(岡山ユネスコ協会 理事)

休憩:10分

    
報告 (16:45~18:00)
各県内ユネスコ協会の活動報告 発表者:各県ユネスコ連絡協議会会長等
日本ユネスコ国内委員会の報告 発表者:内藤淳彦(日本ユネスコ国内委員、石見地区ユネスコ協会会長)
中国ブロック内青年ユネスコ活動 発表者:岡山県美作高等学校英語ユネスコ部
日本ユネスコ協会連盟の報告 発表者:社団法人日本ユネスコ連盟事務局職員

懇親会 (18:30~20:30 )
会場:地下1階レセプションホール

第二日目<11月15日(日)>

中国ブロック・ユネスコ連絡協議会会議 開催 (8:30~9:10)

参加者:各単位ユネスコ協会会長及び事務局長
会 場:国際交流センター6階交流プラザ

寺子屋運動20周年記念イベント (9:30~11:35)

会場:国際会議場

■ノンフォーマル教育の過去と現在

第1情報提供者:(9:30~10:15)
講 師:日笠 紘(特別史跡旧閑谷学校顕彰保存会 事務局長)
テーマ:「儒者の教育から―未来に伝えたい地域遺産―」

第2情報提供者:(10:15~11:35)
(1)講 師:カンボジア寺子屋スタッフ
テーマ:海外での寺子屋活動の状況
(2)報告者:ユネスコ運動推進員研修生
内 容:カンボジアにおける研修報告

■感謝状の贈呈(11:35~11:45)

閉会式 (11:45~12:00)

■閉会挨拶:三宅正勝(岡山ユネスコ協会会長)
■次年度開催ユネスコ協会挨拶 伊東文利(倉吉ユネスコ協会会長)

ご挨拶

日本ユネスコ協会連盟会長 松田 昌士
社団法人 日本ユネスコ協会連盟 会長 松田 昌士

 世界寺子屋運動20周年記念 「中国ブロック・ユネスコ活動研究大会 in おかやま」2009の開催に当たり、一言ご挨拶申し上げます。
 一昨年は、民間ユネスコ運動60周年を迎えました。これを機会に、私たちは新運動方針「つなげよう平和の心」を採択し、21世紀にふさわしい草の根の平和構築運動を目指して、新たな歩みを進めて参りました。また本年は、「国連持続可能な開発のための教育の10年(UNDESD)」の中間年にあたり、地球社会のあり方について後半5年間の実質的成果が問われています。
 一方、日本ユネスコ国内委員会が進めるユネスコ・スクールの普及は、ユネスコ協会の皆さまに、学校教育との協働という新しい活動テーマを投げかけています。また、今年度、開始した未来遺産運動は、ユネスコ協会の皆さまが文化・自然を継承し、地域の振興に協働してゆきます。新運動方針のもと、新しいユネスコ運動が胎動し始めた感触が伝わります。
 そのような中で今、私たち会員にとって重要なのは、「絶対に戦争は起こさない」という運動の基本理念の下で、地域で展開する「人の心」に訴える活動に注力し、この活動を大胆に革新していく勇気を持つことではないでしょうか。そして、ユネスコの仲間を増やし、社会に対する発信力を強化していくたゆまぬ努力を続けることだと思います。
 7月19日の「民間ユネスコ運動の日」を中心に、夏のキャンペーンも次第に定着して参りました。ユネスコ運動の何よりの強みは、各地ユネスコ協会の創意工夫に満ちた活動を基盤とする全国的・世界的連帯であります。この連帯つまり“つながり”の力が大きいほど、戦争をしようとする力に対抗する平和の力が強まることになります。地域の中で「心の中に平和の砦を築く」ための学びのプロセスを重視した活動を、大胆かつ積極的に展開して参りましょう。会員の皆様一人ひとりの切磋琢磨の中から、新しい工夫や運動のさらなる展開が湧き上がります。
 最後になりましたが、本研究大会開催にあたり、岡山県教育委員会、岡山市、岡山市教育委員会、関係諸団体には一方ならぬご支援とご後援を賜りました。また岡山県ユネスコ連絡協議会、岡山ユネスコ協会の皆様には、開催準備にあたり大変なご尽力を賜りました。この席をお借りして心から御礼申し上げますとともに、ユネスコ運動を直接担う会員の皆さまの益々のご活躍とご健勝をお祈り申し上げ、私のご挨拶とさせていただきます。