◆C.オーストラリア・ケアンズ英語研修とホームステイ

 7月25日〜8月1日 9名参加
世界遺産グレートバリアリーフと同キュランダ渓谷見学、先住民アボリジニ文化見学、コアラ・カンガルー。観察公共施設にて英語研修・ホームステイ。

◆E.アメリカ・ボストン英語研修 

 7月31日〜8月9日12名参加
エマニエルカレッジで英語研修、同カレッジ学生寮で宿泊。ボストン美術館、ニューイングランド水族館、ボストンレッドソックスの本拠地球場、ハーバード自然史博物館等、植民地時代の美しい都市での研修。、

第3回in韓国  2010年8月9日〜14日 6日間 キョンギ英語村プチ留学ソウル   参加人数22名
昨年の春に引き続き韓国のキョンギ英語村(GEV)へ一週間、英語漬けの日々を過ごしてきました。 
・1日目:大阪〜キョウンギイングリッシュ・ビレッジ  入村手続き
・2日目〜4日目:授業  広告、アート、クッキング、発明、音楽、科学、海外発見など
・5日目:ソウルへ  京福宮「世界遺産」見学、市内観光   ・6日目:帰路、
英語村はネイティブスピーカーと一緒に言葉と文化を学べる施設で、村全体がまるで小さなイギリスのようになっているテーマパークです。施設がとても充実しており、現地の講師もしっかりとした訓練をうけていることを実感しました。「キョンギ村は英語しか通じない町です。勇気を出して声をかけてみましょう。すべては”HELLO”から始まります。」の企画が理解できました
玉城流康舞会・金城康子琉舞道場        家元代行 金城啓一郎
 上海万博の印象の一つにその人出の多さがよく言われますが私の記憶に残った光景にバスプールに停車するバスの多さです。
 太公望呂尚が軍師となった周公軍70万、先年話題になった映画「レッドクリフ」で有名な三国時代の漢の丞相・曹操孟徳が率いた軍勢60万もかくのごとしと思われる数千台、いえ、数万台にもなりそうなその圧倒的な数。今でも私の脳裏に焼きついて離れません。入場者数7300万人は過少申告であったといっても異論のない光景でした。まして入場後の場内の人の数。言葉ではなく「体験」したものでなくてはわからない驚きでした。濃縮した中国の歴史と未来への展望も中国館で拝見し中国史に興味のある私には何故か微笑んでしまうような内容で納得でき有意義なものとなりました。そもそも琉球芸能は古昔「沖縄県」が「琉球王国」であった頃、当時の琉球王は中国(明・清)に朝貢し、また、中国からは国王の証である「冠」を授けられておりました。その国王交代の儀式の際に訪れる使者は「冊封使(さっぽうし)」と呼ばれ、琉球に滞在する期間(約半年間)に彼らを歓待する為に始まったものとされております。冊封使が冠を運んでくる事から冊封使の船を「御冠船(うかんしん)」とも言い「御冠船踊り(うかんしんうどぅい)」とも呼ばれておりました。古くは「琉中交流」、現代においての「日中交流」の末席を頂くことができたことは甚だ嬉しく、同じ文化を受け継ぐ者として大変栄誉なことでもありました。
 元々私自身は歴史小説を読み始めたのがきっかけで太古中華の文化風習を知ることができました。そこに記されている風習は現代沖縄のそれと大変似ており、やはり文化の原点たる場所においてあらためて自身の受け継いできた文化を披露できることのうれしさはひとしおでした。
 沖縄でお祝いの席で座開きに必ず踊られ祝儀舞踊の一つでもある「かぎやで風」という演目があります。
その歌詞に「けふのほこらしやや なをにきやなたてる  つぼてをるはなの つゆきやたごと」とあります。
歌意は「今日の嬉しさは何に例えられましょうか。蕾でいる花が朝露を受けてパッと花開いたかのような晴れがましさです。」と詠われております。正にその気持ちです、まして、遡ること3か月前の6月14日、本場沖縄から人間国宝の照喜名朝一先生(地謡)を始め宮城能鳳先生、玉城節子先生など、多くの大先輩方が立った舞台に私も同じくして立てるということはまさに「かぎやで風」。この歌詞に尽きます。  私はこの舞台で武の舞「護身の舞」を踊らせていただきました。この護身の舞は「琉球空手」の要素を取り入れて創作されたものと伝えられており、琉球空手は福建省にあったとされる南少林寺(福建少林寺)から派生した南派少林拳を祖とするものとされております。今回のこの舞台、何から何までその源流たる地での縁、ただただ感慨無量と申し上げます。
  末尾ではございますが、このような機会を与えて頂いた日本ユネスコ協会と関係諸団体の皆様方、そして現地スタッフと迎え入れて頂いた中華人民共和国に感謝と敬意を表します。今後、良い意味での「お隣りさん」中国、文化の源流として、また同じアジアと言う舞台を共に踏む仲間としての中国と仲良く素晴らしい友好関係を繋げていけるよう祈念してやみません。そして「交渉」ではなく「親善と友好」を理念とされる日本ユネスコ協会のさらなる発展をお祈り申し上げます。
        上海万博日本文化交流祭に参加して 
 
大阪ユネスコ協会会員 山口克也
 上海万博はものすごい。その規模、関係者の努力には本当に頭が下がる。しかしながら、参加者の数が閉幕までに日本万博を超えるとはいえ、国民の熱狂は当時の日本の方が上のような気がする。なぜそうなのか?それは、歴史的にいえば、日本の日本万国博覧会にあたるものは、中国でいえば上海という都市そのものだから。不夜城のように光り輝く都市上海、これは中国政府、中国国民が目指してきた夢であり、上海万博は、おそらく上海という都市にとっての一幕にすぎない。
 日本文化交流祭においては、楽器の搬送などの関係で飛行機の分乗が非常に複雑になり、前日に飛行機の便の変更があった方がおられたと聞いています。参加者の皆様には、万博入場者の大群を掻き分けて楽器を会場までお運びいただき、また、突然に降り出した大雨に驚きながら、リハーサル、本番とお顔が一気に引き締まり、ステージをこなされてしまう、そのバイタリティーに非常に感動しました。日本国内でも、お見かけしたことのないような演奏も数々あり、中国の方々は、日本文化の幅広さに驚かれたことでしょう。
 日本万博は、科学主義、近代都市文明の、いわば広告塔の一面があり、日本万博以降、日本各地で近代都市が建設されて行きました。しかしながら、日本万博においては、そのテーマ館、太陽の塔において、近代都市文明が本当に人類の幸福に繋がるのか深く思考し、「生命の尊重」「人類の進歩と調和」というテーマを生み出したのです。そのメッセージの重みを今我々はずっしりと受け止めているところです。
 日本文化交流祭のリハーサルの合間を縫って、中国館とテーマ館を見てきました。テーマ館では、「よりよい都市・よりよい生活」というテーマのもと、上海を環境分野のスマートシティーにしようというメッセージが美しい映像等で綴られていました。中国館は、中国の歴史の紹介と、生活が向上してきたことのアピール、そして、中国の大地はこれからも豊かな実りを約束するという決意、そして最後に、多くの中国の子供たちが未来の都市について描いた絵が展示されていました。子供の絵って元気があって、とても見ていて楽しい気持ちになりました。
平成22年度収支計算書
収入                        支出    (単位:千円)
平成21年度収支計算書
収入                            支出    (単位:千円)
前年度より繰越 695 会議費 95
会費・補助金 2,058 事務費 778
分担金・寄付金 雑収入 365 事業活動費 1,710
参加費・受託費 収入 572 予備費 0
収入合計 3,690 支出合計 2,583
次年度へ繰越 1,107
緑化基金 7,823 緑化基金 7,823
  第5回 伊賀   2010年8月日〜24日 3班 各班 3日間 
                         協力:大阪市立伊賀青少年野外活動センター
伊賀の里・伊賀ではみんなで忍者に大変身!忍者の衣装に身を包み、手裏剣投げや池の上の丸太渡りをトライしました。夜は、ペコペコになったお腹を手作りのボルシチで満たしました。留学生やお友達と思いっきり遊び、学んだ忘れられない夏の思い出になりました。 
参加者 69名
5. 国際野外活動プログラム: 小中高生対象・青少年のための語学研修&自然体験 
   外国人留学生と楽しむインターナショナルキャンプ  実施:アクトレップ(株)

主催事
)第6回ユネスコ文楽鑑賞教室
    「留学生のためのユネスコ鑑賞教室」  6月6日(土)14:00〜16:30
2)世界遺産セミナー   2回:7月、8月、なにわ橋ラボカフェ
3)平成22年度定時総会国際理解講演会  6月16日 ホテルニューオータニ大阪
4)青少年国際理解教育プログラム  小中高生対象・海外短期留学と英語研修及びホームステイ
  2010夏季企画
  ● 2011春季企画
5)国際野外活動 プログラム インターナショナルキャンプ  小中高生対象・青少年のための語学研修&自然体験 
6)2010年 上海国際博覧会記念 :大阪ユネスコ協会日本文化交流祭
 開催日:2010年9月14日
  上海国際博覧会場 日本館イベントステージ他
7)平成22年度 国際理解・国際協力のための 高校生のスピーチコンテスト 
2011年1月22日
8)2010年度  書き損じハガキ・キャンペーン 2010年12月1日〜2011年3月末
9)国際交流事業
 新年会・ユネスコ・ハンガリー国際交流の夕べ2011」
2011年2月9日午後6時〜 帝国ホテル大阪
 
後援事業
1)「オアシス」国際芸術作品展 第15回大阪芸術祭 2010年5月21日〜 23日
2)関西大学ユネスコ研究部夏期合宿 三重県伊賀 7月
3)第15回 近畿地区高等学校中国語弁論大会 2010年11月
協力事業
1)「ワンワールドフェスティバル 2010」 2011年2月  近畿ユネスコ協議会共同出展 
 2)高野山英語サマーキャンプ   対象:女子生徒 中学1年〜高校3年
 
ニュージーランド女子高生と英語で日本文化に浸るサマーキャンプ 2010年8月2日(月)〜8月4日4日間
 ゲスト高校:ニュージーランド ワイタキ・ガールズ・ハイスクール(約20名)

会議
 1) 理事会 ・6月16日、・10月、・平成23年3月  2)定時総会 6月16日、ホテルニューオータニ大阪
 3)近畿ユネスコ協議会定時総会 4月 長浜   4)近畿ブロックユネスコ活動研究会 7月 奈良
 5) 日本ユネスコ運動全国大会 9月25日〜26日 奈良
その他 
 会報・通信の発行、ホームページの発信
●第26回 2010 夏休み青少年海外研修企画  ・参加者合計47名 
・オーストラリアの自然と動植物の美しさ、環境保護のすばらしさに感銘。
  教育施設内の寄宿舎は設備がよく、快適な英語研修生活を送ることが出来た。
・カレッジでの国際英語研修クラスでは、各国から集まった多数のの研修生に触れ、英語力向上の意欲、
  研修生間の国際理解と友情の交流が多く見られた
・今回、初企画の「パリ・ユネスコ本部見学」は好評で、日本庭園、「瞑想の空間」に関心が集まったようだ。
  「ユネスコ見学」はこの英国英語研修の中心プログラムの一つに発展させたい。
A.英国英語研修とパリ・ユネスコ本部訪問

 7月27日〜8月7日 23名参加
国際サマースクールで英語研修、ロンドン、オックスフォード、パリ、ルーブル美術館各見学、ユネスコ本部訪問。

大阪ユネスコ協会「サイエンス・世界遺産ツアー」
◆スーパーカミオカンデ探訪  7月17日から1泊2日  
 【大阪市立科学館・学芸員 大倉宏】
梅雨明け直後の連休、当協会企画監修のスーパーカミオカンデ見学ツアーが行われ、私は解説者として参加させていただきました。 
スーパーカミオカンデは旧神岡鉱山(岐阜県飛騨市、旧吉城郡神岡町)の地下1000メートルにあるニュートリノ観測装置で、2002年、小柴昌俊先生がノーベル賞を受賞してから世界的に有名になりました。ニュートリノは宇宙からやってくる正体がよく分らない素粒子で、地下深い所が観測に有利なため、鉱山跡が利用されています。
 この日はジオスペースアドベンチャーというイベントが行われていて、一般の人間が入ることができる年に1度のチャンスでした。地元の方々が明治時代の鉱夫に扮して当時の採掘風景を熱演する企画などがあり、とても楽しく見学できました。

「世界遺産見学会」 
 第1回見学会 平成22年9月27日(月)〜28日(火)
      飛騨高山・古川とユネスコ世界遺産五箇山の集落

1泊2日参加数:23 名。 監  修  大阪ユネスコ協会旅行企画  大阪ユネスコ協会・関西岐阜県人連合会  旅行実施  ジェイ・ケイ・トラベル株式会社
1日目  新大阪駅集合(専用バス)−京都駅−高山市内・飛騨市宮川町棚田 散策−ホテル
・2日目  飛騨古川散策−世界遺産「五箇山の集落」見学(ボランティアガイド付き)−道の駅「旬菜工房」−京都駅−新大阪駅
 【プログラム担当スタッフのレポート】  今回は、関西岐阜県人連合会様との共同企画で実施。世界遺産五箇山の所在地、岐阜県の出身の方が多く参加され、地元の岐阜新聞・岐阜放送の杉山会長様お勧めのコースでもあり、また宿泊地のホテルでは地元の岐阜市井上市長様を交えて懇談会が催され、参加したユネスコ会員を歓迎していただきました。  世界遺産五箇山は白川郷と並ぶ合掌造りの集落群で、ボランティアガイドさんの解説でその真価を理解できました。帰途、道の駅「旬菜工房・いわな」に立ち寄り、お勧めの岩魚寿司、岩魚塩焼きを賞味。世界遺産と味覚を堪能した第1回「世界遺産見学会」を楽しむことができました。

「2010 近畿ブロック・ユネスコ活動研究会 in 斑鳩」に参加
                            大阪ユネスコ協会 事務局長 武田暢樹
 2010年度の近畿ブロック・ユネスコ活動研究会が7月10日(土)〜11日(日)の二日間、奈良県斑鳩ユネスコ協会の主管(主催=日本ユネスコ協会連盟、近畿ユネスコ協議会、奈良県ユネスコ連絡協議会、斑鳩ユネスコ協会)で、法隆寺、中宮寺、藤の木古墳をはじめ多くの寺社等の貴重な文化財に囲まれた奈良県斑鳩町で開催された。
 第1日目(7月10日・土)午後、同町いかるがホールでの開会式に続き、法隆寺管主 大野玄妙師から「平和社会と世界遺産」と題する基調講演があり、「和をもって貴としとなす」(十七条憲法)と世界遺産の平和精神に関し、法隆寺創建の理念について、古代の歴史を紐解きながら解説いただいた。
 午後、当代随一の堂宮大工棟梁 小川三夫氏の特別講演と実技披露では、世界遺産法隆寺の建立と文化財保存の伝統技法について実技を交えて解説され、出席者は息を飲んで氏の講演に聞き入り、実技入りの解説に注目した。
 2日目は斑鳩文化財センターを会場に、藤ノ木古墳出土の副葬品のレプリカ拝観や同古墳の歴史や文化の映像を鑑賞、引き続き藤ノ木古墳見学へ。6世紀後半の大型横穴式石室で、世界でも類例のない装飾性豊かな金銅製馬具が出土したことで一躍世界で注目されることになった国史跡。参観者は古墳入り口で一列縦隊になり、そろそろと内部を一巡して出口へ。ホッと一息ついて、記念講演会場の斑鳩文化財センターへ。
 「史跡藤ノ木古墳の調査と整備」と題して、斑鳩町教育委員会事務局の平田政彦氏による記念講演が行われた。同古墳は6世紀後半に造営、発掘調査は昭和60年度(第1次)、63年度(第2次)、同年度(第3次)に行われ、多数の石室と石棺、土器、金銅製鞍金具、同馬具、同装飾品類、武器類その他を発掘。「藤ノ木フィーバー」と呼ばれ、高松塚古墳に比肩する考古学史に残る発掘に成功した。平成20年、「斑鳩文化財センター(斑鳩町文化財活用センター)」が開館、斑鳩町の歴史と文化の調査・研究・情報発信の拠点として整備されている。
 午後、法隆寺・中宮寺を見学。斑鳩ユネスコ協会員の熟練ガイドさんの解説で、数々の国宝や世界遺産の鑑賞を堪能した。 参加者約250名(出席予定者名簿による)。
 「近畿ユネスコ協議会」ブースは1小間と最小スペースであったが、会場1階の正面出入口を入ってすぐという絶好の位置を占め、世界遺産の写真パネル展示等が来場者の目を引いた。
奈良ユネスコ協会青年部の女子部員3名がユネスコ青年部の組織と活動を重点的に説明していた。また、フェスティバル事務局企画・実施の「クイズラリー」に初参加。クイズボードに「世界遺産」関連の質問を1問出題。クイズ参加者のシートに回答シールを貼付して最後に事務局からクイズ参加記念品が回答者に贈呈されるシステム。予想外に多数のクイズ参加者がユネスコブースにも訪れ活況を呈していた。
一年に一度、近畿地方各地から訪れる入場者に、近畿各地のユネスコ活動の紹介ができる良い機会なので、各地のユネスコ協会で発行される資料情報等を展示・配布するなど、この出展機会のさらなる積極的な活用が期待される。 (報告:大阪ユネスコ協会 武田暢樹 参考資料:「アイハウスニュース」142号から。写真:近畿ユネスコ協議会ブースで活躍する奈良ユネスコ協会青年部員)

関西大学ボランティアセンター学生スタッフは、大阪ユネスコ協会が実施している、 「書きそんじハガキキャンペーン〜世界寺子屋運動 書き損じハガキ集め〜」の、  「そのままでは廃棄してしまう書き損じハガキを集めることで、世界各地で勉強がしたくてもできない子どもたちの学習支援ができる」 という趣旨に共感し、また、この運動を関西大学の学生に広めたいという思いから、今回のキャンペーンに参加させていただきました。
期間中は学生だけではなく、大学職員の方、関係業者の方もハガキを持ってきてくださり、私たちの活動によって様々な方にこの運動が広まっているということが感じられ、とてもうれしく思いました。
今回が初めてですが、毎年の恒例行事とする予定です。

8)2010年度  書き損じハガキ・キャンペーン 2010年12月1日〜2011年3月末
ありがとうございました平成22年度「ユネスコ書き損じはがき回収キャンペーン」報告 
  2010年12月〜2011年3月31日
 総計約43万円相当が集まりました。ありがとうございました。
 
途上国の「ユネスコ世界寺子屋運動」識字プロジェクト及び国政理解教育推進支援活動の一環日本全国各地のユネスコ協会が一斉実施しているキャンペーン。大阪ユネスコ協会では、当協会会員様をはじめ全国各地から総計で下記のとおり御提供をいただきました。 
■回収結果   ◆書き損じハガキ 6500 枚、  ◆未使用切手 159000 円分、  ◆現金等 13000 円
          皆様の御協力、御支援に感謝申し上げます。
書き損じハガキを多数提供された団体・個人の皆様に日本ユネスコ協会連盟から委託された感謝状を贈呈しています。
  
 
この度も協賛事業が3団体にて行われました。

1.関西大学ボランティアセンター学生スタッフが「書き損じハガキキャンペーン」を実施しました。
1月27日〜29日に関西大学構内で書き損じハガキの回収を行い、
3日間で集まった352枚の書き損じハガキを大阪ユネスコ協会に提供させていただきました。
審査委員 
  大阪府教育委員会事務局指導主事     竹中 隆男(委員長)
  NHK大阪放送局制作部 少年・教育班ディレクター 奥野龍太郎
  朝日新聞大阪本社編集局長補佐      土屋 弘
  大阪ユネスコ協会理事              大川 均


 青山 茂・帝塚山短期大学名誉教授の水際だったコーディネーションにより、1時間の短時間にもかかわらず充実した興味あるご意見を拝聴することができた。宗旨・信教の相違を越えて「日本の伝統と文化を未来へ引き継ぎ、さらに尊重する」思いはパネリストの先生方に共通しており、共感するところが多くあった。 
 本年の全国大会での歴史的なシーンとして、「全国的青年連絡組織設立総会」が開催されたことが挙げられる。「全国及び地域のユネスコ運動活性化を目指し、青年のネットワークを維持・強化するため、ユネスコ運動に関する青年の意見を集約し、民間ユネスコ運動の促進をはかる、今までにない、新しい、青年のための組織『全国的青年連絡組織』が発足」(同組織発表)する。会員の減少・高齢化に悩む多数の地域ユネスコ協会にとっては関心のある朗報。成功を大いに期待する。
 今年度全国大会へは約720名(出席予定者名簿による概算)が参加した。(地域別参加者数概算:北海道40 東北75 関東150 中部135 近畿180 中国55 四国35 九州20 その他10 海外15 他)
前年度より繰越 1,107 会議費 100
会費・補助金 2,113 事務費 880
分担金・寄付金 雑収入 360 事業活動費 2,090
参加費・受託費 収入 500 予備費 423
収入合計 4,079 支出合計 3,493
*緑化基金 7,823
◎入門暗唱の部
 ・最優秀賞 大阪府立門真なみはや 植田実季
 ・優秀賞   大阪府立門真なみはや 酒井由美子、
        大阪府立大手前 久米泰章
 ・奨励賞   関西創価 安積泰伸、大阪府立三島 赤井由佳
        大阪府立大手前定時制 古賀 照
 ・駐大阪総領事賞  大阪府立門真なみはや
◎初級暗唱の部
・最優秀賞 関西創価 江川舞子
・優秀賞 関西創価 平山直樹
・奨励賞 和歌山県立橋本 宮本朱梨、
     和歌山県立星林 前原裕太朗
◎弁論の部
・最優秀賞 関西学院千里国際高等部 小野 茜
・優秀賞  和歌山県立星林 南 栞奈
・駐大阪総領事館賞 関西創価
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後援事業  
音楽の時間第2部:福永さん率いるフォーク.ンサンブル・チャパーシュによるバイオリンとピア.ノの演奏。童謡「毬と殿様」のメロデ.ーで世界を回るという大変ユニークで楽しい趣向。中国、.ラビ.と巡り、南米では「コンドルが飛んでゆく」のメロデ.ーと「毬と殿様」が見事に融合するという何とも不思議な世界。皆さん演奏の確かさに感心するやらおかしいやらですっかり福永ワールドに浸かりました。宴もいよいよたけなわ、テーブルを離れてあちこちで立ち話の輪ができました。ハンガリーあるいはユネスコという共通の話題から派生してこんなに盛り上がる会合は大変貴重です。これからもずっと続けられますように。(関西ハンガリー交流協会会員慶野記)
国際交流事業 新年会・ユネスコ・ハンガリー国際交流の夕べ 2011
  2011年2月9日
午後6時〜 帝国ホテル大阪「ペガサス」で
 関西ハンガリー交流協会と共催
 ボハール大使はやむを得ぬ事情でお越しいただけませんでしたが、丁重なメッセージをいただき、武田事務局長から内容が紹介されました。 武田事務局長の司会で、両協会会長のあいさつから始まりました。
関西大学ユネスコ研究部  長田 渉
このたび、関西大学ユネスコ研究部の部員3名は、ユネスコを紹介する紙芝居を上演するために参加させていただきました。
 8月22日当日は、子どもたちと一緒に伊賀のキャンプ場までバスの中では子どもたちと会話を楽しんだりお菓子を分けてもらったりしながら、楽しい時間を過ごしました。私たち大学生よりも、子どもたちのほうが立派に英会話をしていたのが印象的でした。
 昼食後は、3チームに分かれて、チームリーダーの外国人留学生の下でゲームをしたり、キャンプ場のオリエンテーリングなどを楽しみました。
 ユネスコを紹介する紙芝居は、夕食後に部員がつくっていた、ユネスコとはどのような組織なのか・どのような活動を行っているのか・世界寺子屋運動とは・子どもたちにもできることは何か、といったことを中心に、ユネスコについてわかってもらえるように、わかりやすい話し方を心がけて行いました。私たちが話を、真剣に話を聞いてくれる子どもが多く、とても嬉しく思いました。
 非常に達成感のある、良い経験になりました。今後も関西大学ユネスコ研究部は、大阪ユネスコ協会の一員として、協力していきたいと願っています。
◆Aコース 「英国英語研修とパリ訪問」(3月20〜31日 12日間)国際サマースクールのイーストボーンで英語研修、ホームステイ。ロンドン、オックスフォード、パリ ルーブル美術館。 9名参加。
 英国での語学研修では、初めは人見知りであったり、消極的であった子どもたちが、自ら簡単な会話を英語で行おうとしたり、語学学校で出会った他国の学生と積極的に交流しようとしたり、ホームステイでホストファミリーと過ごすことで現地の生活を肌で感じ、新しい価値観を理解し受け入れようとしたりなど、子どもたちの未知の文化・言語にたいする好奇心や意識の向上が感じられました。研修終了後、子どもから「英語の勉強をもっと頑張りたい」、「将来留学したい」などといった声を聞くことができ、この研修が今後の彼等の未来に大きく役立つことを期待しています。(大阪大学法学部 松本奈々)
◆Hコース 「マレーシア ボルネオ島自然体験」(3月25〜29日 5日間)ジャングルトレッキング、シュノーケリング、珍しい動植物の観察等を通じて、地球環境や動植物の生態系の維持と保護の重要性を学ぶ。13名参加。
 どんな参加生がいるのか最初は不安でしたが、大人が想像する以上に皆しっかりしていました。忙しいプログラムで、どんなに朝早くても、変更があっても、慣れない食事でも、誰も弱音を吐きませんでした。パスポートなど大切なものはすごく緊張しながら管理し、落とし物をすると、叱ることができないほど反省していました。上級生は下級生の面倒をよくみてくれました。小さい子は特に、親との約束を守って身の回りの整頓をきちんとしており感心しました。彼等の成長に少しでも関われたことをとても嬉しく思います。   (大阪大学外国語学部 西垣くるみ)
◆Cコース 「カナダ ハイスクール体験留学プログラム」(a班 3月20〜29日、b班 3月25日〜4月3日 各10日間)バンクーバーでの英語研修、ホームステイ体験。カナダ高校生とともにプロジェクトワークやアクティビティを通して、カナダの文化を理解。18名参加。
 同行して思ったことは、子どもたちはすごく積極的に英語に取り組んでいたということです。学校では英語が苦手な子でも、ホームステイ先のママに手紙を書くとなると、辞書で調べて必死に書いていました。日本語の通じない先生に質問するのも一苦労です。英語を習ったことのない小学生たちは、ボディランゲージを交えて英単語で話していました。今回、子どもたちは様々な外国人と出会い、たくさんの英語に触れ、カナダでの1週間を有意義に過ごせたと私は確信しています。(大阪大学外国語学部 岩崎文菜)

  ●第27回 2011 春休み青少年海外研修企画 実施期間 平成23年3月20日〜4月5日
 
・参加者合計40名  
  カナダ、ボルネオ島の自然と動植物の美しさ、環境保護のすばらしさに感銘。
  教育施設内の寄宿舎の設備がよく、快適な英語研修生活を送ることができた。
  各コースともホームステイ体験が参加生徒にとり関心が非常に高い。語学、英会話の技能向上の助けとなるのみならず、外国人特に同世代の外国人同士の理解と友情の交流が多く見られた。国際理解がホームステイからも体験でき、海外研修のすぐれた成果の一つと言える。
前回から学生スタッフ制度を新設。今回は大阪大学の学生3名を採用して、3コースのプログラムに各1名添乗参加させた。研修生の日常生活の世話や相談、学習の助言等、学生ならではの新鮮な若々しい目線と発想が、研修生には非常に印象的に受け入れられたようである。多くの学生スタッフの参加活動事例を集めて編集、本プログラムの実践テキストとしたい。
 ・平成22年度事業では「上海万博」2010年5月1日〜10月31日において「大阪ユネスコ・日本文化交流祭」の参加・開催を企画。9月14日実施予定で日本舞踊、邦楽合奏団、三味線、筝曲、大正琴、コーラス団、和太鼓グループ等、約140名が出席予定。大阪ユネスコ協会会員による応援団も編成予定。

 ・新役員は、副会長 吉本祥生(兵庫中央病院名誉院長)、理事 楠見晴重(関西大学学長)、辻 祥光(アクトレップ社長)、顧問 佐藤茂雄(大阪商工会議所会頭)、河田悌一(日本私立学校辰興共済事業団理事長)が選任された。

 ・正午、両協会会員合同で昼食を共にした。当日の講演会の講師、在大阪ベトナム総領事館のレー・ドゥク・リュウ総領事一行3名のゲストも昼食会に参加、大阪ユネスコ協会中馬会長、関西ハンガリー交流協会向山会長、両協会役員その他とともに楽しい会話を進めながら和食弁当を味わっていただいた。 
 ・
午後1時から、中馬会長の歓迎挨拶に続き、両協会合同でレー・ベトナム総領事を講師とする『ベトナムと日本の交流』と題する国際理解講演を聴講した。

大阪ユネスコ協会平成22年度定時総会   2010年6月16日 ホテルニューオータニ大阪
本年も関西ハンガリー交流協会と同日・同会場でそれぞれの総会が開かれた。
平成21年度事業報告、同収支報告、平成22年度事業計画、同予算案が審議され、いずれも原案通り承認、議決された。また新役員1名の就任案が提案され、原案通り承認された。 
 ・平成21年度事業では「2009年ユネスコ世界天文年」にちなんで「皆既日食観測の旅」@中国・吉安県コース A奄美大島・屋久島周辺 船上観測 を企画し、多数の参加を得た。

講演要旨
◎【ベトナム・日本文化通商関係史概要】
・752年、ブッセツというベトナム僧侶が初来日、奈良を訪問。・16-17世紀以降、日本の商船がベトナムと交易を開始。
・当時のベトナム・グエン朝の王が日本の徳川将軍と公文書を交換。
・ベトナム国は、欧州・日本と東南アジア各国との通商の窓口になっていた。
・ベトナム中部ホイアン市は当時にぎわった港町であり、日本、中国、欧州の商店が並んでいた。現在、ホイアン市にはその歴史的な遺跡が多く残っている。
・17世紀から、徳川幕府の許可証(朱印状)で、日本商船が欧州などとの交易を行う。・朱印船の70%はベトナムのホイアン市向けであった。
・17世紀初め頃、ホイアン市には約1000人の日本人が居住した。
・1905年、ベトナム愛国者 Phan Boi Chau がドンズー運動(東進運動)開始。日本では福沢諭吉など有力者と会った者もいた。ドンズー運動に呼応して、ベトナムの若者300人が日本へ留学した。彼等は、明治維新の日本建国方式を学び、ベトナムの国づくりを目指した。
・ベトナムと日本文化の共通点:日本の能・狂言はベトナムのトウン、チェー、カイリヨンに類似、文楽は水上人形に類似。 楽器、服装にも類似点が多い。
◎【ベトナムの世界遺産】
・自然遺産:ハロン湾(1994) 、フォニャ・ケーバン国家自然公園(2003)・文化遺産:フェーの古い宮殿(1993)、ホイアンの古い町(1999)、ミーソン聖地(1999)・無形文化遺産:宮廷音楽(1993)、ティグエン銅ドラム(2005)、民謡(クャンホー)(2009)、古歌(カーチュ)(2009)

6.上海国際博覧会記念 :大阪ユネスコ協会日本文化交流祭 2010年9月14日 
        平成の遣唐使 文化交流使節団 
主催:大阪ユネスコ協会、  
後援:大阪府・大阪市・上海市人民対外友好協会
   ・中華人民共和国駐大阪総領事館
協力:大阪府日中友好協会、 企画・運営:アクトレップ株式会社 
運営協力:産経新聞開発株式会社、 旅行企画:万達旅運株式会社
 
 平成の遣唐使:文化交流使節団のテーマ     大阪ユネスコ協会会長 中馬弘毅
 西暦239年魏志倭人伝にありますように、卑弥呼の時代から中国との交流はありましたが、中国の正式な国史として派遣されたのは、日本書紀によると西暦607年聖徳太子が派遣した遣隋使の小野妹子が最初とされております。その1400年周年を記念し2007年10月に西安市において日中交流1400年祭を実施いたしました。上海国際博覧会の日本館の展示テーマに遣唐使を通じ中国との「つながり」とあります。この理念に、賛同し、大阪ユネスコ協会では、上海で行われる中国での国際博覧会にて、日中交流の歴史的意味を広く世界に知っていただくために「日本文化交流祭」を実施いたします。
  また、このテーマを来場の中国の多くの一般市民に理解し、親しみを持っていただくため、日本館イベントステージでの日本の古典芸能や現在の日本大衆文化の公演を披露したいと考えています。 
 

1. 第6回人形浄瑠璃文楽鑑賞教室
主催:大阪ユネスコ協会 共催:エリーニ・ユネスコ協会
人形浄瑠璃文楽は2003年11月、大阪府下で初のユネスコによって世界無形文化遺産として宣言された。大阪ユネスコ協会は、エリーニ・ユネスコ協会とともに「世界遺産の保護」、「世界寺子屋運動」などの活動を関西エリアを中心に展開している。
大阪府内では唯一の世界遺産「文楽」を、近畿地方で学習研究している外国人留学生に親しんでもらい、日本文化、関西文化への理解を深めてもらうために、6年前からこの活動を始めた。
 
 
文楽鑑賞教室 2010年6月6日14:00〜 
       参加者 留学生・一般  合計約70人
 
 
     会場:国立文楽劇場  
   
鑑賞:「団子売」、「文楽へようこそ」、「ひらかな盛衰記」 
本年6月6日の第6回鑑賞教室では、大阪日本語教育センター、エール学園、山口学園ECC、大阪大学、その他の学習施設の留学生約60名を無料招待。留学生は「団子売」、「文楽へようこそ」、「ひらかな盛衰記」のプログラムを楽しんだ。
特に「文楽へようこそ」では、大夫(浄瑠璃語り)、三味線(奏者)、、人形遣いの役割をわかりやすく解説。留学生は舞台上で三味線に触れたり、人形に踊りをつけるなどを体験。人形の重さにビックリ。初めての文楽体験は驚きと興奮の連続。文楽関連の土産物や記念品売り場も留学生には興味深く、珍しそうに買物の品定めをしていた。

 大阪ユネスコ協会 中馬会長、エリーニ・ユネスコ協会 原野副会長もこの催しに参加、留学生とともに記念撮影の列に収まった。
協賛 (順不同、敬称略):
エリーニ・ユネスコ協会、大阪ユネスコ協会、日本通運(株)大阪旅行支店、アクトレップ(株)
中馬弘毅、山幡一雄、吉本祥生、山田忍、平井夕紀美、坂田玲子、神谷安子

3.「第17回与謝野晶子短歌文学賞」 主催:産経新聞社 
 ユネスコ世界寺子屋運動を支援大阪・堺出身の“情熱の歌人”与謝野晶子の業績を顕彰するため、中・高校生を対象とした「青春の短歌」を募集。平成23年1月から3月中までに18390首の多数の応募があった。
 この応募封筒に書き損じハガキを同封、「ユネスコ世界寺子屋運動」を支援協力を頂いている。 ハガキ約250枚、及び切手等金額換算で16万円相当もの寄贈を拝受たしました。ご協力・ご支援に感謝いたします。

 向山会長は、ブタペストが欧州文化首都になったことやハンガリーがユーロ議長国になったことを紹介し、喜びを分かち合いました。また、昨年の「赤泥流出事故」にも話が及び、阪大の学生たちが義援金集めに立ち上がり、それが現地のメデ..でも報道されたことを紹介しました。 
 中馬大阪ユネスコ協会会長は、21世紀は平和の世紀になると思っていたのに世界中がきな臭い。こんな時こそユネスコ精神が発揮されるべきだ、と訴えました。
 続いて、金森元会長による乾杯の音頭。ハンガリーと日本柔道のつながりという不思議な縁のお話をされました。 
 音楽の時間:第1部は、会員の山本芳子さんが主宰する相愛音楽教室の教え子・中学1年生の芝内もゆるさんのヴヴ.オリン演奏(ピ.ノ伴奏・硲典子さん)。「ツ.ゴ.ネルワ.ゼン」一同大感激。例年この会で相愛の子供たちが演奏を聞かせてくれているが、山本先生によれば、彼らはその後も立派に活躍中とのこと。
各テーブルでは、ホテルが用意してくれたコース料理に舌鼓を打ちながら、ハンガリーの田舎暮らしの話、ヴヴ.オリンの話、中国での植樹の話、語学学習の話等など多彩な話題で盛り上がりました。 大阪大学ハンガリー語学科の学生3人が先の「赤泥流出事故」を聞き、ハンガリー語を学ぶものとして黙ってはおられないということで「ハンガリー汚泥流出事故被害支援の会」を立ち上げ、募金活動を開始。街頭にも立って頑張った経過を説明してくれました。続いて、東浦さんと後輩の関西大学ユネスコクラブの面々。東浦さんは学生時代からのユネスコとのかかわりを、学生たちの話からは、活動が楽しくてしようがないという雰囲気がよく伝わりました。
ハンガリー会報誌に「日本滞在記」を寄せていただいているエルーシュ・ペトラさんが初めて参加。ハンガリーが大好きな大勢の会員に囲まれ、ぺトラさんも終始ご満悦でした。また、沖縄舞踊の家元である金城康子さんの御子息で家元代行教師の金城敬一郎さんからは、沖縄の音楽・踊り・楽器の由来を面白おかしく紹介した挨拶がありました。
3) 第15回 近畿地区高等学校中国語弁論大会  2010/11/13
 
 会  場:関西大学 千里山キャンパス   主  催:全国高等学校中国語教育研究会関西支部
  後  援:中華人民共和国駐大阪総領事館教育室、(財)国際文化フォーラム、日本中国語検定協会
    各教育委員会( 大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、京都府、滋賀県、大阪市、京都市)、大阪ユネスコ協会
 協 賛:(株)アルク、NTTコミニュケーションズ(株)、カシオ計算機株式会社、(株)研究社、(株)光生館、
     (株)高電社、鞄中通信社(株)東方書店、(株)白水社、(株)白帝社、中国国家観光局大阪駐在事務所、
     日中国際フェリー株式会社、日本関西地区中国語漢語教師交流会、大阪産業大学孔子学院、
     関西大学文学部中国語中国学専修、関西大学外国語学部中国言語文化専修、関西学院大学国際学部、
     帝塚山学院大学、桃山学院大学、立命館孔子学院、ISI国際学院 

協力事業

「ワンワールドフェスティバル 2010」 2011年2月5、6日 
近畿ユネスコ協議会共同出展  来場者17,500人で賑わう
「近畿ユネスコ協議会」ブースで活躍する奈良ユネスコ協会青年部員
18回目を数える西日本最大の国際交流のお祭り「ワン・ワールド・フェスティバル」。
会場は例年通り大阪市天王寺区上本町8丁目の大阪国際交流センター1階フロア、同ホール、2階ホール、同会議場、会議室その他、同センターの集会施設のほとんどすべてが、国際機関・NGO/NPO、教育機関、食品・物品等の輸入企業等、146団体により情報展示、会議、セミナー、研究・研修会、物品展示・販売、食堂等のスペースとして利用され、来場者は昨年を約3000人上回る盛況となった。 なかでも、初日に開催した外務省主催の「ルー大柴さんトークショー」には多くの参加者が詰めかけた。ルーさんは大地震後のハイチを訪れ、住宅支援や医療支援などで活動している日本人を取材、これらの支援の大切さをフェスティバル参加者に呼びかけ、深い共感を呼んだ。
 聖武天皇は大仏建立の大事業完成のためには、一握りの土を持ってきた人でも「心」を同じくする人々として参加を求め、その力の結集を望まれた。こどもたちに対してもこの精神に則り、一つ一つの文化を着実に伝えていくことが大切、と発言された。 
  「日本の伝統と文化を未来へ」と題するパネルディスカッションでは、大野玄妙・法隆寺管長、橋本聖圓・東大寺長老、花山院弘匡・春日大社宮司、西山 厚・奈良国立博物館学芸部長がパネリストに立たれ、壮観な勢揃い。
「第66回 日本ユネスコ運動全国大会 in 奈良」に参加して
                          大阪ユネスコ協会 事務局長 武田暢樹
 
2010年度の第66回 日本ユネスコ運動全国大会が9月25日(土)〜26日(日)の二日間、日本ユネスコ協会連盟、奈良県ユネスコ連絡協議会、奈良ユネスコ協会の主催で、「和をもって貴しとなす」を大会テーマに、奈良市三条宮前町の奈良100年会館大ホール他で盛大に開催された。 おりしも、平城遷都1300年祭を迎える奈良で、「日本の伝統と文化を未来へ」をサブテーマに掲げた本年の全国大会は時宜を得た有意義なプログラム内容であった。  第1日目(9月25日・土)午後、一連の開会セレモニーに続き、奈良国立博物館 西山厚・学芸部長から「こどもたちに伝える日本の文化」と題する基調講演をいただいた。
活動報告2010(平成22)年度  2010年4月1日〜2011年3月31日
◆B.ダイアナ妃の学んだ学校で英語研修 (女子限定)
 8月8日〜23日 4名参加 
ノーフォーク・リージェント校国際学級で英語研修。ロンドン、ケンブリッジ、ローリッチ他見学。

4.青少年国際理解教育プログラム
大阪ユネスコ協会主催(中・高校生対象海外研修旅行
後援団体 大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、京都市教育委員会、神戸市教育委員会、滋賀県教育委員会
:事業実施 日本通運(株)大阪旅行支店
参加団体 9団体
● 日本合奏団代表大月宗明のもと日本伝統音楽を通じて、国際交流をしている団体。今回は琴尺八の愛好有志は参加。
●サナエアートスタジオ
服部早苗「打掛キルトショー」は海外公演を通じ世界のキルト界の注目を集めています。

●青山太鼓保存会
平成6年に三重県青山町にて設立。伝統芸能として後世に伝えられるように努力している。和太鼓の「和」、人と人のつながりを大切に活動。
●玉城流康舞会
琉球舞踊は琉球王国が中国の使節を歓迎するため16世紀に創設された芸能です。古典舞踊、20世紀からの雑踊り、現代の創作舞踊、があります。1968年家元金城康子が大阪で道場を開設以来42年、全国組織と成った今日、これらの芸能の伝承と発展を日々研鑽しています。海外公演も35カ国

●琴英会
「技と心」を磨き品性を高め、日本音楽の良さを理解していくことを目的。忙しい日常生活の中で余暇の生かし方として、琴三弦の芸道に励み、演奏発表を通じて地域の文化向上に貢献した活動をしています。


●着物リメイク研究会
日本伝統の紋様や織り方のある着物や帯、母や祖母が着ていた懐かしい着物を今、洋文化服に仕立て直して着る。

●横須賀国際交流邦楽友会
1978年より海外各国との交流の架け橋を始めて30年世界5大陸へ友好の架け橋をかけることができました。

●関西学生能楽連盟大阪・神戸・奈良の9大学で、能・狂言をやっているクラブ・サークルが集まって構成。

●日本民踊研究会大阪支部
「踊りの輪を人の和に」をモットーに国内16支部、アメリカに支部を持つ民踊の会。大阪支部は400名の会員が今年40周年にあたり海外各所での記念公演を行っています。

7)平成22年度 国際理解・国際協力のための 高校生のスピーチコンテスト 
総応募数19校 28点より予備審査により選ばれた以下の方々による
決勝審査  
 ・日時:
平成23年1月22日(土) 午後2時〜4時30分 
・会場: 大阪市立扇町総合高等学校
 
 
最優秀賞は大阪府立泉北高校3年の 楪 (ユズリ) 紗幸さんに
高校生が学校、家庭、社会などにおける学習、体験などの実践を通じて、世界の平和、安全、人権、環境、友好、交流などに関して国際理解・国際協力の必要性を日本語で弁論。
  大阪市立扇町総合高校の国際友好研究クラブ「GF部」(グローバルフレンドシップクラブ)部員による国際交流活動のプレゼンテーションを行うほか、このコンテストの司会進行を担当していただいた。
 大阪ユネスコ協会 中馬弘毅会長は、「高校生の国際理解・国際協力に対する学習や課外活動が、本日のスピーチコンテスト会場を提供いただいている大阪市立扇町総合高校で非常に活発に実施されている状況を伺い、感銘を受けました。これからも皆さんの活動がさらに発展し、国際理解・国際協力を通じて世界平和に一層寄与するよう、ご活躍を期待します」と感謝と激励の挨拶を述べられた。
 最優秀賞受賞の楪 (ユズリ) 紗幸さん(府立泉北高校3年)は、「韓国での学校交流」と題して、修学旅行先の韓国で、学校交流のため訪れたある高校での熱狂的な歓迎ぶりに驚嘆。続いて体験した数多くの交流を通じ、『勝手な固定観念を突き破り、実際に見、感じ、触れることによって得た知識こそが、国際理解に必要なものだと確信した』と述べて、審査員から高く評価された。

最優秀賞    大阪府立泉北      3年 楪 紗幸さん   「韓国での学校交流」
優秀賞     府立佐野2年       2年 天野 友輔さん   「パーム油から学んだこと」
優秀賞     大阪星光学院        1年 呉本 兼勝さん  「理解することから始めよう」
優秀賞       羽衣学園        3年 文岡 奈絵さん   「中国からの友達」
優秀賞       府立芥川        3年 水野 真美さん  「日本の高校生たち、ありがとう!」
佳作      関西創価          3年 安藤 輝さん  「核兵器のな世界に向けて国連がすべきこと」
佳作      府立佐野        2年 岩野 高陽さん  「身じかなことから」
佳作      府立大手前         1年 小田 実紀さん  「考えること、意思を持こと」
佳作      明星          2年 中本 天望さん  「日本は国連で何をすべきか」
佳作     大阪市立扇町総合     1年 山口 綾乃さん  「IMFも国連の一部です」
大阪ユネスコ協会国際理解講演会  
@ 講演会 6月16日 ホテルニューオータニ大阪 (平成22年度定時総会)
   講師 :レー・ドゥク・リュウ氏(在大阪ベトナム社会主義共和国総領事)
   演題 :「ベトナムと日本の文化通商交流とベトナムの世界遺産」
     通 訳:グェン・バン・バー氏(在大阪ベトナム総領事館領事)
     担 当:グェン・ヴィエット・アイン氏(在大阪ベトナム総領事館領事)

「ベトナムと日本の友好関係と文化交流の歴史」、「日本・ベトナム文化の共通点」、「ベトナムのUNESCO世界遺産」その他のテーマで、鮮明なコンピューター映像による丁寧な解説をいただいた。流暢な日本語の通訳で、参会者一同、興味深く熱心に聴講し、ベトナムと日本の文化交流について理解を深めることができた。
 
2. 「第13回 書の庵作品展〜万葉の風を感じて〜」
書道展会場で書き損じハガキ回収活動 
書道家長谷川光珠氏が主催する書道展が平成23年3月17日〜21日まで大阪市立中央公会堂で開催された。 主催者の長谷川光珠氏は、大阪ユネスコ協会会員で世界遺産や世界寺子屋運動を熱心に支援。書道展では世界遺産の写真パネルや、ユネスコ活動の資料などを同時に展示・頒布いただいた。さらに展示会場入り口に書き損じハガキ回収ボックスを置き、来場者へアピールしていただいた。 書道展終了後、数百枚の書き損じハガキが協会に届けられました。書道展関係者の皆様に厚く感謝いたします。
◆  in 沖縄・英語キャンプ沖縄 東村 3月27〜30日 4日間、9名参加
 ことしは初めての企画として、 沖縄北部の自然が満喫できるカヌー体験、全員で協力し合ったプロジェクトアドベンチャー体 験、沖縄ならでののカンカラ三線やシーサー作り、地元の方や沖縄在住の外国人家族との交流な ど、盛りだくさんのプログラムをロシアからの留学生と共に楽しみました。 最終日には世界遺産 ・首里城の見学も行い、素晴らしい思い出となりました。
第6回in 伊賀 3月28日、30日、4月1日、各3日間のプログラムを実施。47名参加
 マダガスカル、 シリア、リトアニア、中国、ロシアからの留学生とともに、忍者衣装に着替えての忍者体験や、 木工クラフトなどの活動を楽しみました。飯ごう炊さんでは、モロッコのスープ「ハリラ」に挑 戦。異国の味にみんな舌鼓。。
2011春
 高島  3月19、20日の2日程、各1泊2日のプログラム、19名参加
 琵琶湖畔のマキノでは、スノーシュー体験などの活動を行いました。積雪量が多く、動物の足 跡なども見られてみんな大満足。泊まった民宿では留学生たちと楽しく深い交流の機会をもち、 のんびりとした時間を楽しめました。