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■ユネスコ
このたびはインタビューに応じて頂き誠に有り難うございます。それではまず、最初にボランティア室を簡単で良いのでご紹介いただければ。
■村松さん
学生に活動相談室に依頼が来るボランティア活動を紹介している部屋です。北大生に限らず紹介したりしています。
■ユネスコ
実は北大生に限らず学生であれば、というのは以前聞いたことがありますが、今でもそうなのでしょうか。
■村松さん
そうですね。今でもいると思います。
■ユネスコ
私たちもここしばらく何度かお邪魔させていただいてますけど、とりあえず誰が来ても大丈夫ですよね。
■村松さん
そうですね。学生じゃなくボランティアを申し込む側、募集する側も来たりすることはありますし。
■ユネスコ
それはNPOの人などですか?
■村松さん
そうです。NPOだったり、個人だったり。色々ですね。
■ユネスコ
どなたが来られても入っちゃ駄目って言う事はないと。
■村松さん
大丈夫だと思います。拒否した事は無いです。
■ユネスコ
それでは次の質問なのですが、このボランティア室で活動しようとした きっかけはどのようなものでしたでしとょうか?
■村松さん
きましたね(笑)。それはボランティアをしようとしたきっかけなのか、それとも今、補助員という役割をしていて、補助員をしようとしたきっかけなのかどっちなのか教えてもらえませんか。
■ユネスコ
まずここに来ようとしたきっかけですね。まず、このボランティア活動相談室を、どうして知ったのかを教えて頂ければ。
■村松さん
知ったのは入学した時にチラシみたいのが配られるのですけど、そこに紹 介があって。初めて来たのが一年生の十二月なんですけれど。
■ユネスコ
その前から興味はありました?
■村松さん
興味はありました。なんか、高校のときくらいからボランティアはやりたいなって、ただ経験は全然なかったんで。で、十一月くらいに来て、初め て出たのがボランティア展って言う、こないだも行ってきたんですけど、十二月最初のボランティア展。で、なんか面白いなって思ったのがきっかけです。
■ユネスコ
話は少しずれますが、村松さんは北海道ご出身ですか?
■村松さん
いえ、神奈川です。
■ユネスコ
では、入学してからこの活動相談室を知ったということですね?
■村松さん
そうです。入学する前からここを知ってる人はほとんどいないと思います。
■ユネスコ
では、入学した時にチラシでここの存在を知ったと。で、もともと高 校生時代からボランティア活動に興味があったときにちょうどよく……。
■村松さん
そうですね。かなぁ……という感じです。
当時、なんか色々なことをやりたかったって言うのが元々あったので、その中の一つにボランティア活動 って言うのがあって、来たというか。
だからここだけじゃなくて当時は他 のNPOに顔を出したりしていたんですよ。で、そのうちここが残ったと言う 感じです。
■ユネスコ
今他の活動はされてますか?
■村松さん
いま他には……ボランティアでやっているのが、 この活動相談室の紹介でやっているボランティアが青少年科学館の天文指導員って言うボ
ランティアと、これは二年間の継続でやるボランティアで一年目になるのですけれど。
それとエルプラザって知ってますか? 市民活動サポートセンタ
ーという会議する場所があるじゃないですか、あそこの広報誌の編集スタッフをやってます。それもこの活動相談室の紹介で初めて今も完全にボランティアとして。
市民活動センターの広報誌がありまして、全然知られてないんですけど、
れの記事を書いていろんな人にインタヴューをしたりというボランティアを してます。
■ユネスコ
主軸はボランティアに関係する活動という事でしょうか。
■村松さん
主軸と言うのは色々な活動としての意味合いとしてのでしょうか?
いや、他にもやってますよ。博物館のサークルだとか、色々とやっています。
■ユネスコ
結構多方面なのですね。
■村松さん
そうですね。ただ、これでも減った方で、学部生の頃はG8サミットがあったじゃないですか、あれを運営している様な日本で一番大きな学生のNGOがありまして、そこで活動したり、六月にフェアとレードフェスタというフェアトレードの国際協力系のイベントがあって、それのスタッフをやっていたりしました。
後は、すごく長くやっていたのは、農業のサークルを長くやっていて、日本中から農業に興味のある学生を集めて大きな会議を開くって言うスタッフを、これは三年間くらいずっとやっていた。学部生の頃はすごくいろんな活動をしていました、授業そっちのけで。
ただ、今は院に行くためにほとんどを辞めてしまって、だから今はほとんどの事を研究みたいな感じで。
■ユネスコ
ものすごい行動力ですね。驚きです。
■村松さん
大学が暇だったもので(笑)。
■ユネスコ
次の質問になるのですけど、今現在のここの活動で、自分が得られたものを教えて頂けますか。
物理的なものでも精神的なものでもどちらでもかまいませんので。
■村松さん
パッと思いつくのは、学生じゃないですか僕らって。学生なんですけど、 幌市民と一緒に活動をすると自分もなんか札幌市民だなって思う事はよくあります。
学生ですとなかなか他の世代の人と交流する機会があまりありませんので、とくに小さい子だとか、老人だとかが少ないので、そういう人たちと話が出来るのはすごく良いなと。
■ユネスコ
まず、札幌で活動をする事によって自分も札幌を作っている一人という意識を持つことができて、同時に違う世代の人と交流を持てると言う感じですね。
今の話にかぶる形になりますが、この活動相談室で実際に活動されて楽しかった経験を教えて頂けますか?
■村松さん
たいていの事は楽しいです。
ボランティアって言うのは楽しくな いとやっていけないだろうと思っているので、どんな事でも基本は楽しいですね。
大変だ ったり辛いと思う事もありますけど、ただ全部足し合わせたら楽しいなって
思えるのがボランティアだと思うので。
■ユネスコ
逆に活動されていて辛いと思うことはありますか?
■村松さん
辛く思わないようにしているだけできっとあるとは思います。
■ユネスコ
それは楽しさの方が勝るという事でしょうか。
■村松さん
あり方の問題と言いますか……たしかに、たとえば小学生相手に反応が鈍 くて、面白い時には面白いと言うんですけど、面白くない時は反応がなくて、その時は大変だなって思います。
ただ、やっぱりそれはそれで良い経験だなって思ってしまいますので。
■ユネスコ
他のかたはどのような感じでしょうか。
■村松さん
確かに、授業とかバイトとかの兼ね合いで苦労している人入ると思います。それは間違いなく。
あと手持ち無沙汰な事があって、そういう時とかは結構、嫌だと言う人も居ますね。
■ユネスコ
間が持たないという事でしょうか。
■村松さん
間が持たないというか、話し相手もいないのでそういうタイミングは確かに良くあるので、そういうのが苦手な人もいます。
■ユネスコ
村松さん自身は人と話すのは好きなんですか?
■村松さん
人と話すのは好きです。ただ、コミュニケーションをするのが得意ではないですね。
■ユネスコ
なかなか複雑ですね(笑)。
■村松さん
そういう人が多いかなと。
人と話すのが好きでも人間関係を作ったりするのが苦手な人は結構いるなと。こういうことをしてると。
■ユネスコ
今までどんな人と知り合ってきましたか? 活動相談室に来なかったら知り合わな かっただろうというような人はおりましたか。
■村松さん
だいたい毎回そうなのですが、障害者の人とか普段合う事が無いので、そういう目に見えない問題が身近にあるんだことを感じるのはすごく勉強になりました。
■ユネスコ
こういうボランティアに関わったりしなければ障害者に対する目線って言うのは気がつかないものでしょうか。
例えばちょうど今時期ですと、点字ブロックが雪に埋まって見えなくなっていたりしますが、そのような点に目が向けられたりとか。
■村松さん
そうですね。そういうのは成長になったというか。
■ユネスコ
村松さん、三月の震災をどう見ました? 活動相談室も仕事増えるかもみたいな事は思いませんでしたか?
■村松さん
ちょうど震災のあと一週間ずっと自分がシフトに入っていましたが、やりたい人が自分で集まってきて、それ以外でそんなにがたがたするってことはありませんでした。
■ユネスコ
ボランティア活動されている人で持論を持った人が来られることはありませんか?
例えば障害者 に対するこういう仕打ちは許せないとか、そういう思いを持った人は結構いらっしゃるとかと思いますが。
■村松さん
ここはあんまりそういう人は来ないです。学生だからかもしれないですけど、そういう人は来ないです。
大人の人は確かにそういう人がいるかもしれないですが。それよりも何かをしたいって言う純粋な気持ちを持ってる人がほとんどだと思います。
■ユネスコ
意見が対立したりするようなことはありませんか。
■村松さん
私が気にしてないだけかもしれませんが特にありませんね。
■ユネスコ
他にはありませんか。
■村松さん
運営に絡む部分では色々と……それは面倒と言ったら怒られるれるかもしれないのですけど、こちらがボランティアを紹介
したとしても、参加する人数にばらつきがあると、ここにボランティアを募集したいですってやってきた人がいたとしても確実にそれに答えられる訳ではないのが、結構ややこしいなって思います。
そういうのを防ぐために相談員がいるのですけど、それでもやはり募集掛けたけどゼロだったとかたまにはあるので。
■ユネスコ
報酬が欲しいな、このボランティアでは。と、思う事ありませんか?
■村松さん
最近は交通費が出るボランティアが多いので……。
■ユネスコ
お気に入りのボランティアって何かあります?
■村松さん
ボランティア展は結構長くやっていますね。(※)
■ユネスコ
ボランティア展ではどのような事してるのですか?
■村松さん
会場の案内役など、行けば適当に遊んでも良いし、教えても良いし、自由なところですよ。けっこういろんな事を勉強できます。
■ユネスコ
ここに来る大学生、北大以外って多いところってどこですか?近くの大学というと藤とか、そういうところですか?
■村松さん
北大以外の人はあまり来ないですね。来るって言っても年に一人とかそういうレベルで来るところは、北星とか福祉系の大学で。相談員の知り合いの人が来たりっていうのはあるのですけど。
■ユネスコ
この活動相談室来られる人と言うのは、入学式にビラを見た人か、自主的に看板を見てやってきた人か、それらの友達という感じでしょうか?
■村松さん
そうですね。最近は看板効果が大きくて。あと、今年は多いですね、来てる人が。別に地震に関係あるかって言われたら無いとは思ってるんですけど、でも今年は多いです。
■ユネスコ
活動相談室の特徴はどのようなものでしょう。
■村松さん
特徴ですか……去年くらいまではボラ室なんて無くていいんじゃないかっ ていうのが(笑)。
■ユネスコ
それはまた(笑)。どこからそのような話が出てきたのですか?
■村松さん
いや、僕の中です。なんかこう、ボランティアというものは他の学生団体とか、NPOとか、他のサークルでやってるから別に無くてもいいんじゃないかと。お金の無駄かなと思いながらやってたんですけど(笑)。
■ユネスコ
今はどうでしょうか。
■村松さん
最近になって人が増えてきて、じゃあこういうところがあっていいの かって。やっぱり大学の公的組織って事で信頼もあるので。
その分、紹介の出来るボランティアも限られてきてこっちで断っているのも多いんですけど。
■ユネスコ
そうなのですか。どのような依頼を断るんですか?
■村松さん
日程の近いものは割と断ることがあります。後は、バイトを雇えばすむようなもの断ります。単純作業みたいなものですね。
その辺は私ではなく、相談員の人がいつも判断するのですけど。
■ユネスコ
その点は相談員の方が判断される訳ですね。
ところで、村松さんはユネスコ活動について何か知っておられますか。
■村松さん
実は、僕の小学校の頃の夢はユネスコの職員になる事でした。国際公務員に。
■ユネスコ
凄いですね。今でもそうなんですか。
■村松さん
違います、違います(笑)。十数年前の話です。
■ユネスコ
どうしてその夢を今は変えられたのですか?
■村松さん
国際公務員が超文系なので(笑)。今の私は理系ですので難しいかなと。
■ユネスコ
国際公務員は文系と。でも今は理系を専攻していると。
■村松さん
はい、多分アプローチの仕方が違うと思います。別になろうと思ってもそういう外務員みたいな文系的なプロセスじゃなくて、理系なプロセスになると思います。
世界遺産が昔好きだったから。知ってる事ってほとんどない
ですね……寺子屋と世界遺産関係と……都市計画みたいな事をユネスコ
やってますよね?
私は自然系の専門なんですけど、国立公園の管理とか自然をどう守るかとかそういう専攻なんですけど、それでユネスコの話がたまに出るんですよ。
MAB計画かな、たしか。それが国立公園のゾーニングとか……そこが世界遺産とかと繋がっていると。
■ユネスコ
この活動相談室で活動して、一番関わりのある他のサークルとか他の団体ってどこですか?
■村松さん
いや、特に……・北大の学生支援課は上司みたいなものですけど。あまり、コラボとかは無くて、たまにカフェプロジェクトの人とか、オーケストラの人とか頻度的に多いかな。でも今年は一回だけですね。これから増えるとしたらオーケストラの人かなと。公的に活動しているので制約がありますので、どことでもという訳にも行かないのです。
■ユネスコ
例えば、この活動相談室にボランティアを頼みにくる団体がある場合、それは大学の学生支援課の方だけで手続きを済ませ
てしまう例もあるんですか?
■村松さん
いえ、それはないです。ボランティアの依頼については全てこちらに回ってきます。学生支援課からでも同じですね。こちらに回ってくるような仕組みになっています。
■ユネスコ
では、学生支援課から活動相談室に行って下さいと連絡をしたりする事もあるという訳ですね。
■村松さん
はい、そうですね。活動相談室がそれほど知られてないと言う事もありまして、。こちらからもアプローチ掛ける事がありますね。こういうとこなので、何か情報くださいとか。
■ユネスコ
それはどこにアプローチするのでしょう。
■村松さん
学生団体ですね。国際協力などを行っているような団体です。
■ユネスコ
それは北大内でしょうか。それとも内外問わずでしょうか。
■村松さん
いえ、北大内です。メンバー募集をするところではありませんから、ここは。
それを取り違えるところは大半なので、ちょっとあんまりかけてないというか。イベントの案内とか、メンバー募集とか出せない。基本ボランティアに関わる事しかこっちには出せないので。
■ユネスコ
働きかけて実際に何かをしたとかあるのでしょうか。
国際協力のところに働きかけて、実際に縁が出来て何かをしたなどですが。
■村松さん
ボラカフェの時に話をしてもらったり、演奏してもらったりとかはありますね、オーケストラの人に。
■ユネスコ
密な連絡を取り合ったりされていますか?
■村松さん
いえ、取っていないです。
■ユネスコ
結構ドライなんですね(笑)。
■村松さん
この活動相談室が主体になって動くことが滅多にありませんから。みんな結構忙しいかったりしますので。
主体的に動くのは、真面目に企画して動くのが年に一回。それ以外に年に三回くらいボラカフェというのがありまして広報とかはきちんとやりますけれど企画自体はパターンに則ってやるという形です。
■ユネスコ
例会のようななものは開いてるんですか?
■村松さん
やってないです。頻度的には多分それくらい会議をしているとおもいますが、みんな集まれないですね。今日は会議がありますけれど。
■ユネスコ
今日の会議はどんな内容を話すのですか。
■村松さん
連絡の共有が取れない時が結構あるんですよ。紙とかメールだと見逃してしまう事があって、それを会って話すって言うことですね。あとは予定を立てたりします。
■ユネスコ
今日は何人くらい集まるのでしょうか。
■村松さん
相談員の人が後二人来て、僕ら補助員が9人か10人くらいいるのですけど、五人か四人は集まるはずです。
■ユネスコ
補助員の学生さんと他の学生さんの区別というのはどのようになっているのでしょうか。
■村松さん
実は私たち補助員の学生は実はお金もらってるんです。
だから僕らは厳密にはボランティアじゃなくて、運営のちゃんとした仕事をしなければ行けない。来た人をきちんと対応しなくちゃ行けない。事務処理とか。毎回毎回メールが来て、こういうボランティアを紹介してほしいっていうのがきたら、大丈夫かと言うのを確認しています。
あとボランティアをしたい人が来たら、まとめて、相手先にこれこれこういう人がいますと。そうやって事務的な仕事をしているのが僕ら補助員です。
あとは学生の予定を見てボランティアを変えたりしてる。明確に仕事の上での線引きはついてますね。二月とか、一月とかになったら新しい補助員候補を選ぶと。
■ユネスコ
補助員は立候補制なのですね。そして補助員になるとネームプレートが貰えると。
■村松さん
そうですね。このネームプレートが無いと分かりませんから。
■ユネスコ
この活動相談室にボランティア登録する場合の手順を教えて頂けますか。
■村松さん
登録用紙に書いて頂くだけです。そんなに難しくはないですよ。
■ユネスコ
ボランティアに登録された方の性別はどちらの比率が多いでしょうか。
■村松さん
だいたい、半々からちょっと女の子に傾くかな。北大全体に女の子が少ない事を考えれば多いですね。ボランティアしていると圧倒的に女の子の方が多いんですけど。ボランティア先とか、同じ学生とか。
■ユネスコ
宜しければこれからの目標と抱負を教えて頂けますか。
■村松さん
補助員それぞれ抱いている目標は違うと思うけど、たくさん人が来てくれる場所にしたいなと。
たくさん人がというのはぼんやりしているけれど、一回来たらまた来たいなって思えるところにしたいな、と個人的には思っています。
個人的な抱負としては、ボランティアに対する知識が最近足りてないのを勉強していきたいと思っています。
■ユネスコ
学校を卒業されてもボランティア活動を続けていきたいと考えられていますか?
■村松さん
考えていますね。
■ユネスコ
それでは一つ、宣伝をお願いします!
■村松さん
ちょっとでも興味があればぜひ覗きに来てください。学生でも一般の人でも、ボランティアの学生を募集したい方でも大歓迎です。
■ユネスコ
実際、私たちユネスコ会員も何度かお邪魔させて頂いていますが、いつも皆さん歓迎して下さってとても嬉しく思います。
本日はありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。
(※)ボランティア展実行委員会が年一回行っているイベントです。
http://www.sapporo-shakyo.or.jp/volunteer/vol_cen/groups/206/1746
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