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ユネスコパリ本部

当協会の歩み

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◇ 1945(昭20)年10月国際連合憲章発効
◇ 1946(昭21)年11月ユネスコ憲章発効
◇ 1947(昭22)年7月19日仙台ユネスコ協力会発足(世界初の民間ユネスコ団体)
◇ 1948(昭23)年 第2回ユネスコ運動全国大会(於仙台) *14回・40回も仙台で開催
◇ 1951(昭26)年 仙台ユネスコ協会と改称
◇ 1954(昭29)年 ユネスコ子供学校創設
◇ 1955(昭30)年 第1回仙台ユネスコ夏期学校開催
◇ 1956(昭31)年 12月日本国際連合加盟
◇ 1957(昭32)年社団法人仙台ユネスコ協会に改組
仙台ユネスコ会館落成(世界初のユネスコ会館)
ユネスコ出版物寄託図書館指定
第1回高校弁論大会開催(仙ユ主催)
◇ 1958(昭33)年仙台ユネスコ英語学校の開講
◇ 1959(昭34)年仙台ユネスコ協会少年少女合唱隊発足 *絵画・書道・エスペラント等開催
◇ 1961(昭36)年 仙台ユネスコ絵をかく会・書道の会(1966年)発足
◇ 1966(昭41)年 第1回ユネスコ加盟国国旗パレード(創立20周年)
◇ 1967(昭42)年第1回ユネスコ加盟国国旗パレード(創立20周年)
青年部(無名会)誕生
◇ 1972(昭47)年創立25周年『25年のあゆみ』発行
◇ 1977(昭52)年ユネスコ婦人大学開設 *仙台ユネスコ大学講座(1998年)
◇ 1983(昭58)年『仙台ユネスコ運動のあゆみ』発行
◇ 1984(昭59)年第1回民間ユネスコ運動世界大会(仙台大会) 「ブーツの娘(佐藤忠良作)」除幕 *榴岡公園
テーマ「平和・開発・参加」 海外参加86カ国 370人
中国文化遺産の旅(中国民間ユネスコ設立援助活動)
◇ 1985(昭60)年平和七夕祭り(青年部参画)スタート
◇ 1989(平1)年留学生国際交流フェスティバル(チャリティーバザー等)開始
モロッコ友好親善訪問 ユネスコパリ本部訪問
◇ 1990(平2)年国際識字年(寺小屋運動)開始 *マイケル-ジャクソン
◇ 1991(平3)年『民間ユネスコ発祥45周年記念誌』発行
日米友好親善訪問(ロスアンゼルス・リバーサイド他)
◇ 1996(平8)年『民間ユネスコ発祥50周年記念誌』発行
◇ 2004(平16)年第50回国際サマースクール
◇ 2005(平17)年絵画展「わたしの町のたからもの」開始
◇ 2006(平18)年「民間ユネスコ運動の日」制定
ユネスコカレッジ(宮城県民大学)開設
◇ 2007(平19)年 『民間ユネスコ発祥60周年記念誌』発行
◇ 2009(平21)年世界無形文化遺産登録「秋保の田植踊」
◇ 2011(平23)年東日本大震災支援
絆メッセージ・フロム・ザ・ワールド(メッセージ3万余通)
東日本大震災ユネスコ子どもキャンプ(50名招待)共催
「アイヌフェアin 仙台」共催
◇ 2012(平24)年東日本大震災ユネスコ子どもキャンプ(50名招待)共催
留学生国際交流事業(学生部企画)開始
◇ 2013(平25)年世界記憶遺産登録「慶長遣欧使節団関係資料」
◇ 2014(平26)年公益社団法人仙台ユネスコ協会に改組
7月「民間ユネスコ運動の日」講演会開催
◇ 2015(平27)年宮城ユネスコ子どもキャンプ主催(青年部企画)
◇ 2016(平28)年5月仙台ユネスコ会館解体・事務所移転
第2回宮城ユネスコ子どもキャンプ主催
◇ 2017(平29)年「日本ユネスコ運動全国大会in仙台」開催予定

ユネスコパリ本部

民間ユネスコ運動誕生紀

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第1章 民間ユネスコ運動誕生記

1947(昭22)年7月19日、戦後の混乱した世相今だ定まらないこの日、仙台に世界で初めての民間ユネスコ運動を推進する組織「仙台ユネスコ協力会」が誕生した。
爾来今日まで民間ユネスコ運動は、日本はもとより世界中の恒久平和を希求する人々によって広められ、今では日本に約300、世界各国に約6,000ものクラブが設立され、「ユネスコの理念を市民の中に浸透していくためには、地域に根ざした自発的なクラブ活動がユネスコの最も重要なパ-トナ-である」(ユネスコ松浦晃一郎事務局長)と高く評価されている。
仙台の地に民間ユネスコ運動の灯が点されて早や70年。今こそ『温故知新』創設時の先達の高邁な「平和への志」を学び、新たな民間ユネスコ運動の指針を示し次の世代に引き継いでいくことが求められている。
公益社団法人仙台ユネスコ協会は、ここに創立70周年を迎えるにあたり、改めて「仙台ユネスコ協力会」が誕生した経緯と先達の足跡を辿り、今後のユネスコ運動のあるべき道を構築する糧としたい。

第1節 仙台ユネスコ協力會の設立経過

1 ユネスコ協力會の構想

仙台ユネスコ協力会の初代事務局長、上田康一氏(外務省東北終戦連絡事務局連絡官)は、1946(昭21)年11月25日付朝日新聞で、第1回ユネスコ総会がパリで開催されたという記事の中に、ユネスコ憲章の前文「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」とあるのを読んで深い感銘を覚えた。これが上田氏とユネスコとの出会いであり、仙台に民間ユネスコ運動が芽生えるきっかけとなったのである。

(1)協力会の構想

ユネスコのことを知った上田康一氏は、その後ひたすらユネスコの資料の収集に努め、ユネスコへの理解が深まるにつれて、ユネスコを多くの日本人に知らせ、理解させ、更にユネスコへの協力を進めるためには、強力な民衆運動を展開する必要があると考えた。
そのためには組織的な活動母体として「ユネスコ協力会」というような団体の結成が必要との結論に達した。

(2)設立準備

1947(昭22)年5月になって上田康一氏は、ユネスコ協力会設立の具体的準備に入り、まず協力会規約の草案に取りかかった。
また、設立準備委員と役員候補者は、東北大学の学長や教授を中心に人選することになり、東北大学の土居光知教授(後に仙台ユネスコ協力会第二代会長)に協力要請を行い、快諾を得た。

2 設立準備委員会

第1回設立準備委員会は、同年6月16日終戦連絡事務局において開催された。
役員人事の協議では、会長に東北大学総長佐武安太郎氏を推薦することとし、その他評議員、幹事の候補者を決定、また、発会式は7月19日東北大学講堂で開催することが決定された。
以後設立準備委員会は、7月に3回開催され、特に7月15日にはパリのユネスコ本部宛てに発会挨拶状を送付することが、決定され、一切の準備が完了し、7月19日を迎えるばかりとなった。
(ここまでの経過については、上田康一氏の著書『民間ユネスコ活動の始まり-ユネスコと私-』を参考としたが、1947(昭22)年7月14日付『ユネスコ協力会会報第一号』には、「仙台ユネスコ協力会の設立経過」として、次のように報告されている。

ユネスコ協力 記事1

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ユネスコ協力 記事2

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ユネスコ協力 記事3

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ユネスコパリ本部

ユネスコ本部との結びつき

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第3節 ユネスコ本部(パリ)との結びつき

1 発会挨拶状の送付

協力会発足直後の1947(昭22)年7月22日、第1回役員会が次のとおり
開かれた。
1. 日 時 7月22日(火)午後4時~6時半
2. 場 所 東北大学金属材料研究所会議室
3. 参会者 土居光知、桑原武夫、上田康一、安積宏、小谷鶴次、
(同)夫人、榛葉英治、樋口泉、村岡勇、金倉英一、佐藤隼雄
4. 議 題 (1)パリ本部宛て挨拶状について
内容、添付資料(声明文、協力会規約、役職員名簿、新聞切抜及びその翻訳)
(2)事業計画(基金募集、会報「ユネスコ」の発行、事務局の位置-本部:終戦連絡東
北事務局、出張所:東北大学文学部国際法研究室(小谷鶴次))
以上のこと等が議決され、挨拶状は、佐武会長名でジュリアン・ハックスリ-事務総長宛に英文で
送ることが決定された。なお、英文挨拶状の起草は土居副会長が行うこととされた。
ユネスコの事務総長
ジュリアン・
ハックスリ-博士
(英国の著名な生物学者)

c/o Tohoku University,
Sendai, Japan
20th July, 1947

Dr. Julian Huxley,
Director-General
of the UNESCO Secretariat

Dear Sir,
 I beg to inform you of the establishment of the UNESCO Cooperative Association in Sendai, Japan. It has been organized by professors, scientists, educationists, writers and others who enthusiastically wish to cooperate with the UNESCO in realizing its ideals. The Association was first organized in Sendai, a university town in the North of Japan, but, I expect, the movement will soon spread all over the country.
 We think that our government will duly form a national commission, when we are to be admitted to the UNESCO, but we see the need of establishing democratic associations to prepare the people forth understanding of UNESCO and its ideals – this as soon as possible.
 I enclose herewith the Regulations, the Declaration, a list of some members of the Association and press-cuttings concerning the opening ceremony, wishing to draw your attention to the fact that various kinds of pacifist movements are taking place in Japan. We shall be very grateful if UNESCO recognizes our endeavor, and provides us with any informational publications, which would prove quite valuable for the understanding of UNESCO.

I remain,
Your sincerely,

President of the UNESCO
Cooperative Association,
Sendai, Japan

挨拶状 記事1

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挨拶状内容は、次のとおりであった。

挨拶状 記事2

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ユネスコパリ本部

日本ユネスコ運動年表

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~仙台から始まり世界へ広がる~

1947(昭22)年、疲弊した占領下の日本においてUNESCO 憲章の理念に基いた民間ユネスコ運動の推進を目的に、世界初の「民間ユネスコ協力会」が仙台に誕生し、「平和思想の確立と文化的建設に貢献せんと決意している」との発会声明が掲げられました。

1922(大11)年5月 国際知的協力委員会設立(ユネスコの前身)
(代表幹事:新渡戸稲造 国際連盟事務次長:岩手県出身)
1945(昭20)年11月16日連合国教育大臣会議が「国際知的協力委員会」の活動を引継ぐ
「国際連合教育科学文化機関・UNESCO」設立を決定、UNESCO 憲章を採択
1946(昭21)年11月4日UNESCO 憲章発効
1947(昭22)年7月19日仙台ユネスコ協力会創立(世界初の民間ユネスコ団体)
1947(昭22)年11月17日第2回ユネスコ総会(メキシコシティ)で「仙台ユネスコ協力会」の創立が報告される
1947(昭22)年11月27日第1回日本ユネスコ運動全国大会(東京都日比谷公会堂)
1948(昭23)年5月1日日本ユネスコ協力会連盟結成
1951(昭26)年6月21日第6回UNESCO 総会で日本の加盟を承認
1951(昭26)年8月14日日本ユネスコ協会連盟設立(日本ユネスコ協力会連盟改組)
1952(昭27)年6月21日「ユネスコ活動に関する法律」公布
1974(昭49)年7月15日アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟(AFUCA)設立総会(会長に数納清日ユ協連会長を選出・京都)
1981(昭56)年6月29日世界ユネスコ協会クラブ・センタ-連盟(WFUCA)設立総会(会長に数納清AFUCA 会長を選出・パリ)
1984(昭59)年7月19日第1回民間ユネスコ運動世界大会(仙台)
1997(平9)年7月19日民間ユネスコ運動発祥50周年
2001(平12)年 日本のUNESCO 加盟50周年
2007(平19)年7月19日社団法人 仙台ユネスコ協会創立60周年
民間ユネスコ運動発祥60周年