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【アフガニスタン】 母と子の診療所の一日

テロの脅威がいまだ消えないアフガニスタン。日本ユネスコ協会連盟の「一杯のスプーン」で支援するカブールの「母と子の診療所」では、皆さまの募金により1年間で1万人以上の子どもたちの命が救われています。

■カブール市内で起きた事件
2012年4月15日、アフガニスタン・カブール市内でタリバンによる同時多発テロが起きました。あろうことか、私たちが支援している「母と子の診療所」の隣のビルがテロの拠点となってしまいました。

診察の終わる午後1時半頃、診療所の隣のビルのガードマンはブルカに身を包んだ男性テロリストに射殺されました。その直後、タリバン兵4人が大量の武器を摘んだバンで乗り付け、ビルを占拠しました。ものすごく大きな銃撃の音に、診療所にいた患者・職員は震え上がったそうです。職員は診療所の台所の窓を壊して、約20名の患者さんを避難させました。足の悪い患者さんや恐怖のあまり動けなくなった患者さんは、戦闘が終わった翌朝まで、階段の裏側にずっと隠れていたそうです。

翌日確認すると、診療所の1メートル四方の窓には30発もの銃弾の穴が開き、各所に生々しい傷跡が残っていたそうです。

■母と子の診療所の一日
診療所の診察時間は原則として朝8:30~12:30。ただ、3人という医師の数に対して患者が多いので、実際、診察が終わるのは15:00~17:00頃になるとのこと。一日に診る患者数は400~450人にのぼります。

診療所には、毎日朝4時頃から無料診療を求めて、幼い子どもたちを抱えた母親達が並びます。その多くは文字の読み書きができないため、診察を待つ時間を利用して、職員は紙芝居などを使って保健衛生の大切さを教えています。
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センターの敷地内でもこんなに多くの人たちが診察を待っています。↓

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診察の様子。↓

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栄養失調の子どもたちもたくさんいます。このような子どもたちに栄養パック(ミルク、ビスケット、生姜など)を処方しています。↓

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長年続いた内戦で身体に障害をもっている人も多く、理学療法を受けに来る人たちも
1日90~110人います。↓jiff5_0523.JPGこのスタッフで一日400人以上の患者を診ています。↓

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アフガニスタンでは、貧富の差が広がっています。「母と子の診療所」のように無料で診察を受けることのできる病院はカブール市内には、全部で3箇所しかありません。まだまだ支援を必要として苦しんでいる子どもたちがたくさんいます。

皆さまのご支援をよろしくお願いします。

http://www.unesco.or.jp/support/donate/monthly/

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