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アフガニスタン事務所職員来日中!

2002年より世界寺子屋運動を実施しているアフガニスタン。そのアフガニスタン事務所から、現在アレフ・ハシミ所長と職員のコダダッド・サキダットさんが来日中です。

mtg.jpgハシミ所長(左)とサキダット職員

昨日5日に日本に到着されたお2人は、旅の疲れも見せず早速打ち合わせに励んでいます。今回の来日の主な目的は7月8日に日本で行われる「アフガニスタンに関する国際会合」に合わせて、アフガニスタンの復興のための教育の重要性、特に避難民の子どもたちの惨状を伝えること、などです。その合間をぬって、2人は支援者に直接アフガニスタンの現状をお話ししようと、本日は、「いのちのハガキキャンペーン」で書きそんじハガキ回収を呼びかけている静岡放送(SBSラジオ)での生放送へ出演しました。


shizuokahousou_syuugou.jpg本日15:20 SBSラジオ「らぶらじ」に出演した2人は、司会者の質問に力強く答え、アフガニスタン現状と今後の更なる支援を訴えました。特に、サキダットさんのタリバンに捉えられた経験のお話は、司会者もうなずきながら真剣にお聞きになっていたようでした。

shizuokahousou_syutuenhuukei.jpg
静岡放送での事前に準備したお話の概略は下記の通りです。お聞き逃しの方も、是非ご覧ください。

■質問:今回はどんな目的で来日されたのでしょうか。
7月8日に日本で行われる「アフガニスタンに関する国際会合」に合わせて、アフガニスタンの復興のための教育の重要性、特に避難民の子どもたちの惨状を伝えること、NGOによるアフガニスタン復興に関する会議への出席、そして・現在厳しい状況にあるアフガニスタン国内の難民支援の可能性について話し合うことです。

■質問:アフガニスタンは旧ソ連軍の侵攻以来、内戦、その後のタリバン政権、さらに同時多発テロ以降の再びの内戦、そしてようやく復興への道・・・・この間に国土同様、教育面で受けた打撃は相当大きかったのはないでしょうか。
①教育省のデータによると農村に住む女性のたった6%しか読み書きができません。
②現在でも南部の州を中心に720校の学校が閉鎖されたままです。
③そして、女の子の学校が化学ガスによって攻撃される事例がたくさんあります。

■質問:特にタリバン政権時代における教育システムは悲惨な状況だったそうですね?
①タリバン政権下では、若者は武器を取って戦うように強制され、そのために学校で勉強する機会が全くありませんでした。 
②タリバン政権によって、多くの学校が燃やされました。
③女子や女性が学校に行くことはアフガニスタン全土で禁止されていました。

■質問:サキダッドさんはそのタリバン政権時代に、16ヶ月にわたって刑務所に拘束されていたということですがどんな容疑で拘束され、また獄中生活はどんな様子でしたか?
私は、1997年にヘラートというところでタリバンに捕まりました。最初の2ヶ月間は食べ物が支給されず、木の葉っぱを食べてしのいでいました。2ヵ月後からは食べ物が支給されましたが、1日にパン一切れだけでした。
拘束されているときには、本を読んだり、他人と話したり、ペンを使ったり、体を動かしたりすることは禁止されていました。16ヶ月の拘留後、やっと開放されました。タリバンは、反対勢力になりうる何の罪もない若者を逮捕していました。

■質問:そして2002年にスタートしたアフガニスタンでの世界寺子屋運動。現在、カブール事務所では何人のスタッフでそしてどんな活動をしているのですか。
①カブール事務所は職員13名。現在、カブール、パルワン、バーミヤンの3つの州の13地域で寺子屋を建設し、識字教育活動を行ってきた。これまでに12,000人以上が読み書きできるようになりました。
また、カブール市内で、貧しい家庭の子どもたちの為の無料診療を行う病院「母と子の診療所」を支援しています。この支援では毎日多くの子どもたちの命が救われています。

■質問:一方で、今、課題があるとすればどんなことでしょうか。
①いまだに治安が安定せず、むしろひどくなっている現実があり、復興が進まないこと。
②まだまだ、国全体として教育水準が低く、発展の基盤がない。教育の発達なくして国の復興はないので、世界寺子屋運動の活動資金をもっとほしい。
 
■質問:最後にラジオを聞いている人たちに向けてメッセージをお願いします。
①アフガニスタンの中でも最も苦しい生活をしているのは、カブール帰還難民や国内避難民キャンプに住む人々です。衣食住さえ満足でない劣悪な環境の中で生活をしています。こうしたキャンプの子どもたちが、厳しい冬を生き残れるかが心配です。なんとか子どもたちの命を救いたいので、ご支援をお願いしたいのです。
②アフガニスタン人は日本人を好きで、尊敬しています。アフガニスタンの平和への道のりには日本の支援は欠かせません。これまでの皆さまのご支援に感謝します。今後ともアフガニスタンのことを忘れないで、援助の手をさしのべて下さい。


いかがでしょう?アフガニスタンの現状を少しでも感じていただけましたか?ハシミ所長とサキダットさんは、10日まで日本に滞在します。

日本ユネスコ協会連盟では、世界寺子屋運動でアフガニスタン支援を続けてまいります。この活動は、募金者の皆さまに支えられて初めて実施できるものです。是非、私たちとご一緒に活動を支援してください。どうぞよろしくお願いいたします。

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