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識字クラスの皆さん「卒業おめでとう!」

2015年4月7日(火)、カンボジア・ルエル寺子屋で2014年度の識字クラス修了式が行われました。ここでは3クラス75名全員が修了試験に合格し、晴れて識字者となりました。

識字クラスの修了式は、内戦の影響や貧困などのため教育を受ける機会がないまま大人になった人たちが、毎日重労働をこなしながら通い続けるという努力の末にたどり着く特別なものです。
(ルエル寺子屋の夜間識字クラスの様子は、こちらをご覧ください。)

今回のように、クラスの学習者全員が修了できることはまれです。
3クラス開講しての全員卒業は快挙と言えるのではないでしょうか。

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当日は、識字クラスに一緒に通っていたと思われる小さな子どもたちなど、学習者の家族も合わせて100人以上の人が集まって卒業を祝いました。

現地関係者の祝辞と、学習者の喜びの声を一部紹介します。

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<ポック郡ノンフォーマル教育局担当官の祝辞>
支援してくださる日本の方々への感謝の思いと、皆さんのここに至るまでの努力に感謝と敬意を表します。
識字はなぜ大切か?皆さんはもう、お店で商品名が分かる。医薬品なのか農薬なのか分かる。生活に必要な算数の能力も身に付けた。1キロ〇リエルのものを△個買うといくら?今なら簡単です!
この修了式は、学びの終わりではありません。知識を自分で広げるためのスタートです。寺子屋には図書室があります。皆さんは本を選んで、更に新しいことを学べます。学ぶことをやめないで、今後も続けてください。


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<コミューン長の祝辞>
教育は決して盗まれることのない、皆さんの最も大切な資産です。
政府は非識字をなくそうとしてきましたが、残念ながらこの問題は残っています。今も、子どもを学校ではなく田畑へ連れて行く人は大勢います。国の将来のため、学校に行けない、学べない人をなくさなければなりません。
識字は、住民として情報やサービスを受けるためにも重要です。例えば出生証明書が理解されなければ、生まれた赤ちゃんが登録されません。書類が読めないことで、家庭においても家族への無関心や児童労働にさえつながってしまいます。皆さんはご自分の子どもたちにも、必ず教育を受けさせてください。そして身に付けた読み書きの能力は、どうか失わないでください。


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<学習者代表スピーチ>
私は読み書きができず、日常生活で困ることがよくありました。8か月間授業についていくのに苦労しましたが、これまでの自分を変えることができました。文字だけでなくDVなど社会問題についてもみんなで学び、防止できるクラスであることも良かったです。
支援してくださった方々、教科書を支給してくれた方々、支えてくれた全ての人たちに対して神様のご加護を祈ります。

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