富山ユネスコ協会について

 富山ユネスコ協会は、1949年に発足した富山大学ユネスコクラブを淵源として、1951年11月に「ユネスコ憲章に則り、教育、科学、文化の諸領域において、諸国民間の理解と信頼を不断に伸長し、恒久的世界平和の確立に寄与する」ことを目的に設立されました。
 会員は富山市を中心に広く県下に及んでおり、平成24年3月末現在、個人会員187名、法人維持会員51社となっています。


 松波孝之 富山ユネスコ協会会長 挨拶(2012/04)

 これまで当協会が、会員の皆様はもとより多くの関係の皆様のご支援もと60年にわたり活発に活動を続ける事ができましたことを心より感謝申し上げます。
 富山ユネスコ協会は、60年前の昭和26年11月3日に誕生いたしました。これまで、2度の日本ユネスコ運動全国大会、高等学校ユネスコ全国大会、日本青年ユネスコ全国大会の開催など地方のユネスコ協会としては、特筆すべき活動を展開してきました。特に、次代を担う若者の意見発表の場として「学生ユネスコ弁論大会」を発足以来、毎年開催し、これまで1,100名を超える若者が熱弁を振るってきています。そして行動するユネスコ協会を目指して古田前会長のもとで様々な活動が進められ、多くの地域活動が根付いてきております。中でも世界寺子屋運動「書き損じハガキ」回収は、「こどもたちに世界で発生している現実を伝え、ともに考え行動につなげる運動」として、積極的に学校を重点に関係箇所に働きかけ、年々参加校も増加してきております。これからもユネスコ協会と教育関係者とのつながりを大切に活動を進めてまいりたいと存じます。
 また、昨年5月に半世紀ぶり2度目の日本ユネスコ運動全国大会を開催いたしました。国内外から800名を超える人々が参加し、研鑚と交流を深めました。富山経済同友会をはじめとする経済界や教育関係者にも協力を得て県内からも多くの皆さんに参加をいただき、ユネスコ運動への理解を広げることができました。ここに会員の皆様のご尽力に対しまして改めて深く感謝申し上げます。
 さて、ユネスコ憲章に「戦争は、人の心の中に生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」というユネスコ理念が掲げられています。ユネスコ運動は、教育・科学・文化と多岐に渡っているため、分かりにくい運動のように言われますが、この理念をできるだけ多くの人に拡げてひとり一人が平和の担い手になれるようにお互いを理解し、尊重し、助け合える心を育んでいくことだと思います。
 当協会の還暦を節目にユネスコ理念を再認識し、「心の中の平和の砦づくり」を目指して、活動の輪を広げ、つなげてまいりたいと存じます。
 皆様のユネスコ運動に対する一層のご理解とご協力をお願いします。


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