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ユネスコスクールの高校生、ドイツ、フランスへ -第2回ESD国際交流プログラム-

ユネスコスクール加盟校の高校生対象スタディーツアー「第2回ESD国際交流プログラム」が、3月24日から31日の1週間、行われました。

本プログラムは三菱東京UFJ銀行との共催により、ユネスコスクールとESD(Education for Sustainable Development: 持続発展教育)の普及を目的として実施され、全国のユネスコスクールから作文コンテストを経て選抜された10名の高校生が参加、1名の教員が随行しました。

<参加者一覧>
      竹村 絵梨奈   (筑波大学附属坂戸高等学校)
      河野 誓也    (渋谷教育学園幕張高等学校)
      岡 愛理     (渋谷教育学園渋谷高等学校)
      佐藤 遥     (神奈川県立有馬高等学校)
      太田 優人    (名古屋大学教育学部附属高等学校)
      山田 のど夏   (大阪教育大学附属高等学校池田校舎)
      ラメル チェリアン(岡山県立和気閑谷高等学校)
      仙波 朱梨    (愛媛県立新居浜南高等学校)
      渡部 由真    (愛媛県立新居浜南高等学校)
      堀江 健一郎   (福岡県立城南高等学校)
   団長:河野 義知    (愛媛県立新居浜南高等学校 教諭)

 

【ドイツのユネスコスクール訪問】
ドイツ・ハイデルベルグ市では、1995年から省エネの取り組みなどの環境活動を行っているユネスコスクール「International Gesamtschule Heidelberg(以下IGH)」を訪問し、お互いの学校のESDの取り組みを紹介し、意見交換をしました。

日本のユネスコスクール4校からの発表テーマ:

「インドネシアの高校生と、ゴミ問題・処理方法・リサイクル方法を考える」
「エコキャップ運動とその成果、HIV/AIDS問題の啓発活動、震災後の消費電力マイナス15%への取り組み」
「生ゴミコンポスト、ソーラーパネルの活用と効果」
「地域の干潟に生息するカブトガニの観察を通して生物多様性を考える」  

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         IGHでの発表の様子                         ディスカッションの様子

双方のプレゼンテーションを通して、環境を考えたさまざまな工夫がされていることが分かりましたが、「実際に効果を上げているかどうか?」を考えた時、必ずしもそうではないと、日本とIGHの生徒で共通の問題意識を持っていました。グループワークでは、「一部の人だけではなく、みんなを巻き込むことが一番の課題」という声があがりました。

昼食後はIGHの生徒たちと一緒にハイデルベルグ旧市街を散策し、お互いの文化を紹介しあうなど、参加者にとって世界が広がった一日となりました。

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            IGHの生徒と記念写真

 

【パリ:UNESCO訪問】
UNESCOパリ本部では、イリーナ・ボコバ事務局長への表敬訪問が実現し、ESDをテーマにした作文コンテストで選ばれた生徒たちへ、お祝いと歓迎の言葉と、地球規模の問題解決のためにESDがいかに重要かという趣旨のご挨拶をいただきました。(UNESCO HPでの記事はこちら。)

 

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       ボコバ事務局長と記念写真                                       パリ本部でのプレゼンテーションの様子    

 その後、約20人のUNESCO職員を前に、プレゼンテーションを行い、意見交換をしました。


日本のユネスコスクール5校からの発表テーマ:
「模擬国連、TiltShift Summit、HIV/AIDSの啓発運動」
「外国籍生徒との交流、(地域ユネスコ協会との)書きそんじハガキ収集や寺子屋支援」
「現在起きている地球規模の問題を学際的な視点で考える」
「学校の長い歴史と建学の精神から学んだこと」
「地域産業遺産の歴史や価値について発信する」

生徒たちは「高校生でも発信力を持ち、世界を変える何かができる」「ESDで世界が繋がると良いと思う」「地球を大切に思うには、自分の住む地域に誇りを持つことから始まる」など、それぞれの思いを新たにしていました。

 

【パリ:UNESCO日本政府代表部、三菱東京UFJパリ支店訪問】
UNESCO日本政府代表部の木曽功全権特命大使、門田公秀公使参事官を訪問し、生徒たちは日本としてのESDの取り組みや今後の方針について積極的に質問をしました。三菱東京UFJ銀行パリ支店では日本人行員の皆さんからの「海外で働くために大切なこと」「コミュニケーションで心がけていること」などのアドバイスを受け、真剣にメモを取る姿や昼食を一緒に食べながら談話をするなど笑顔が多く見られました。UNESCOや三菱東京UFJ銀行の皆さんとお話することで、勉強だけでなく、部活や学校行事など、色々な活動を頑張ることが、今一番大切だと思ったなどの感想が寄せられています。さまざまな分野で活躍する先輩の姿が良い刺激となり、生徒たちは将来就きたい仕事についても希望が膨らんだようです。

当協会連盟では、ユネスコスクールの高校生たちが世界とつながりを持ち、持続可能な社会作りを担っていけるよう、引き続き、若い世代の学びを応援します。


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          三菱東京UFJ銀行パリ支店にて

 

 


 

 

 

 

 

 

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