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悲しみと苦悩を二度と繰り返さないために・・・防災・減災のための教員研修を実施

2011年3月11日に起きた東日本大震災の教訓を全国の学校防災の強化につなげようと、日本ユネスコ協会連盟が主催し、アクサ生命保険株式会社の協力を得て、2014年から実施している「アクサ ユネスコ協会 減災教育プログラム」。5回目となる今年の研修会の舞台となったのは、宮城県石巻市と気仙沼市。9月17日~19日まで、全国20校の小・中・高校から33名の教員が参加し、被災地の実態を知るとともに、防災学習に力を入れる小中学校の取り組みなどを視察した。

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一日目、本プログラムのコーディネーターを務める及川幸彦先生(東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター主幹研究員)が、自身が被災当時に気仙沼市の教員および教育委員会の職員として学校復旧のために奮闘した経験を共有し、その後、津波で被災した石巻市の大川小学校旧校舎を訪問。児童74名と教員10名の命が津波の濁流によって一瞬で奪われた苦しい経験について「二度と繰り返さないための教訓にしてほしい」との思いで語り部活動を続けるご遺族から伺った。

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二日目は、気仙沼市立階上中学校と階上小学校の防災教育の様子を視察。中学生が小学校1~4年生の教室を訪れ、防災をテーマにした手作りの紙芝居や塗り絵、クイズなどを使って、防災の心得を教えた。「いのちを守れ!自分の手で」や「うしろを向くな。津波が来たら前へ進もう」などの心得を防災カルタで伝え、絵札を取った子どもたちが学びを深められるように中学生が「地震が来たら高いところにすぐ避難しようね」とコメントを加えていた。また、体育館では小学生たちが作った4つのエリアごとの防災マップを披露し、中学生や地元の人たちの助言を得ながら改善ポイントを記録し、最後に4つの防災マップをつなげて東日本大震災で浸水したエリアを再確認した。

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最終日となる三日目には、特定非営利活動法人SEEDS ASIAのアドバイザーを務める上田和孝氏によるファシリテーションで、気仙沼中央公民館にて参加教員たちが研修成果を共有するためのワークショップを行い、今後各学校で取り組む防災教育に向けての第一歩を踏み出した。

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