杉並ユネスコ協会
『ユネスコのつどい・教育フォーラム』

主催:杉並ユネスコ協会  共催:杉並区
日時:2007年11月23日(祝)13:30〜15:30
場所:杉並会館 孔雀の間

費用:無料
           
演題:平和のための紛争解決・国家建設について語る
    〜アフガン、東チモール、シェラレオーネの現場から〜
講師:伊勢崎 賢治氏
    (東京外国語大学大学院地域文化研究科教授 平和構築・紛争予防講座科長)
概要:国連の依頼により、紛争国の現地において双方の武器を供出させ武装解除に奔走する講師の報告から平和そして心豊かな国造りとは何かを模索します。


≫ 感 想 ≪

 伊勢崎先生の話を聞いて、もっともっと自分にできることがあるんだって気付いた。
 銃を持つ子ども達、毎日怯えながら生活する人々、みんなが安心して過ごせる日を迎えられるのはいつだろうか。またNGOが途上国で重要視されていることを知り、どういう風に関わっているのか知った。自分がこれからどのように貢献できるのか今後の課題にしたい。

雨谷保奈美(筑西ユ協)


 今回伊勢崎さんの貴重なお話を聞いて、一番心に残った事は、アフリカ人の命は、国際社会から軽く見られている現実や、自分より年下の子が軍の司令官だったり、虐殺で民衆が兵器を使わず鍬などで人を殺め、その死体が道端に沢山いる映像など、とてもショックを受けました。
 
世界には私達が目を背けてはならない事実がまだまだたくさんあるんだなと思いました。今回の教育フォーラムをきっかけに東ティモール等にも興味を持ちましたし、これからはもっと世界の現実に目を向け、少しづつ向き合っていく事が大切だと思いました。
 
貴重なお話を聞かせて頂き有り難うございました。

伊東成美(厚木ユネスコ協会)


 講演を聴いてまず思ったのは、さすが紛争現場を見てきた人だけあって、語る事一つ一つに強い思いが伝わってきて、説得力のある言葉が沢山あったなぁと思った。特に印象に残ったのは実際の紛争の映像で、市民が市民を傷つけているシーンだった。まるで衛星か何かでリアルタイムに映し出されたもののようで私自身がただの傍観者になった気分だった。ルワンダやソマリアなどの例では、国連平和維持軍がいたにも関わらず、何もできず手をこまねいていた状況になっていたことがとても残念でならなかった。
 国際社会における日本の役割について、私達民間の人間の役割について大変考えさせられた1日だった。

和田久実子(エリーニ・ユネスコ協会)


 今回の伊勢崎教授のお話は、実際の経験からの強いメッセージでした。
 
今日まで20年間と何日かを、日本で生きてきて、ニュース新聞インターネットでたくさんの情報を得られる今、私は自分なりに、なるべく世界のことを知ろうと思ってきましたし、今も変わりません。けれど、日本にいながらにして得られる情報には限りがあり、まだまだ知らないことが今回の武装解除に関することだけでもたくさんありました。
 
私の癖の一つに、もしも私が〇〇だったら、と感情移入して考える癖があります。今回は、もしも私が内戦の地に生きる学生だったらどう生きていただろうかとお話を聴きながら考えていました。日本に居る私は武器を持つのは良くないと強く思いますが、私が内戦の混乱の地に生きていたら、生きる為に武器を持つことも選択しなければならなかったかもしれない。
 
今、平和とは何かが問われることが私の周りでは増えています。例えば、平和が愛の溢れた生活を指すとすると、そこに行き着くまでには、政治、文化、歴史、権利…たくさんの側面から解いていかねばならない。私は民間ユネスコ運動に関わる者として多くのことを勉強したいと思いました。
 
今回、実際の体験談がこんなに頭に残るんだと再確認したので、小学校や中学校にスタツアの経験やユネスコの話で出張授業行く機会には、しっかりメッセージを伝えたいと思います。

竹内梓(杉並ユネスコ協会)


 子供まで紛争に出る…「昔はそんな事があったんだ」よく色々な人から聞いた話だけど、東チモール・シェラレオネの現場では今も子供が戦っている。昔の事じゃない、今起きている。道端に人が倒れている、1人や2人じゃなくたくさんの人が。そして何の罪もない人の体の自由を奪い、ハンディキャップを持たせる。
 
こんな事になっているのに、国は何をしていたのか?・・・実際に国は何もしていなかった。紛争が始まってからでないと国は動かなかったなんて…民が国を信用しない理由がよく分かる。
 
実際に人から「アナタは国を信用できるかできないか?好きか嫌いか?」と聞かれたら、みんなはどう答えるだろうか?人によって国を見る視点が違うから同じ答えでも理由が違うと思う。

宮本弘道(杉並ユネスコ協会)


 自分の無知を改めて思い知りました。人が人の価値を決めるなんて、など思ってましたが本当にあることだ、とまざまざと見せつけられたような気がしました。命懸けの仕事に対してどのような思いで取り組んでいるのか、など先生に聞いてみたかったのですがそれができずに残念です。自分たちがこれがいいと思って行ってきたことが一部とはいえ否定されたことはショックであり、様々な観点をもてる人間になることは大切だなと思いました。

笠原未恵(杉並ユネスコ協会)