「プロジェクト未来遺産2024」登録証伝達式を行いました!
「プロジェクト未来遺産2024」の4プロジェクトに対し、2月末から3月に、登録証や活動応援金を贈呈する伝達式を行いました。2月27日(木)に 北海道標津町、2月28日(金)に埼玉県小鹿野町、3 月23日(日)に千葉県富津市、3月29日(土)に宮城県石巻市で開催しました。
【標津遺跡群の魅力世界発信プロジェクト】
エリア:北海道標津郡標津町
団体名:NPO法人自然・文化遺産保存活用ネット

標津町における伝達式は、2025年2月27(木)に標津町生涯学習センターあすぱる多目的ホールにて開催されました。会場には、NPO法人自然・文化遺産保存活用ネットのメンバーをはじめ、標津町教育委員会教育長や知床ユネスコ協会副会長など約20名が参加しました。
未来遺産委員会の西山徳明委員(北海道大学教授)より、団体代表者の井南氏に登録証が授与された後、井南氏からは「登録の連絡をもらった時は大変驚いた。身が引き締まる思い。今後も遺跡の価値や素晴らしさを世界に伝えていく活動をしていきたい。」との決意が述べられました。
※標津遺跡群の魅力世界発信プロジェクトについて詳しくはこちら
【小鹿野歌舞伎継承プロジェクト】
エリア:埼玉県秩父郡小鹿野町
団体名:小鹿野歌舞伎保存会

小鹿野町における伝達式は、2025年2月28日(金)に小鹿野文化センター大会議室にて開催されました。会場には、小鹿野歌舞伎保存会のメンバーをはじめ、小鹿野町長、教育委員会教育長や小鹿野町子ども郷土芸能士に認定された子どもたち33名とその保護者など、約60名が参加しました。
未来遺産委員会の齊藤裕嗣委員(日本芸術文化振興会企画部プログラムディレクター)から、団体代表者の堀口氏に登録証が授与された後、堀口氏からは「大変名誉なこと。嬉しさと身の引き締まる思い。人口減や高齢化などの難しい時代だが、230年の歴史を町民全体で伝承に努めていきたい。」との決意が述べられました。
※小鹿野歌舞伎継承プロジェクトについて詳しくはこちら
【クモが紡ぐ!地域のきずな~日本三大くも合戦 横綱決定戦~】
エリア:千葉県富津市
団体名:富津フンチ愛好会

富津市における伝達式は、2025年3月23日(日)に富津公民館大ホールにて開催されました。会場には、富津フンチ愛好会のメンバーをはじめ、協賛団体や市民など約70名が参加しました。同会場では、富津フンチ愛好会25年の歴史を振り返る写真展(富津写真愛好家協会主催)も開催され、総来場者数は500名に上りました。
未来遺産委員会の土屋誠委員(琉球大学名誉教授)より、団体代表者の鈴木東洋氏に登録証が授与された後、鈴木氏からは「かつては5万人以上いた富津市民も3万人台になった。人口減少が進む中で、大人も子どもも一緒に夢中になれる伝統の遊び(くも合戦)を、次世代に情熱をもって伝えたい」と決意を語りました。
クモが紡ぐ!地域のきずな~日本三大くも合戦 横綱決定戦~について詳しくはこちら
【「寺崎のはねこ踊」保存・伝承プログラム~先人の財産を未来へ】
エリア:宮城県石巻市
団体名:寺崎はねこ踊り保存会
1743419693016-1024x576.jpg)
石巻市における伝達式は、2025年3月29日(土)に石巻市桃生公民館にて開催されました。会場には、寺崎はねこ踊り保存会のメンバーをはじめ、石巻副市長、仙台ユネスコ協会会長など、約60名が参加しました。
未来遺産委員会の齊藤裕嗣委員(日本芸術文化振興会企画部プログラムディレクター)から、団体代表者の若山智彦氏に登録証が授与された後、若山氏からは「これまで保存会を支えてきてくれた関係者の方々に感謝したい。これからも感謝の気持ちをもって、子どもたちの指導やはねこ踊りの伝承に取り組むことを約束する」との決意が述べられました。
※「寺崎のはねこ踊」保存・伝承プログラム~先人の財産を未来へ~について詳しくはこちら

未来遺産運動では、多くの方々に身近な地域や全国各地の「プロジェクト未来遺産」に関心を持っていただくことで、地域を超えた新たなつながりを生み出し、全国に応援の輪が広がることを目指しています。