世界寺子屋運動terakoyaitem

アフガニスタン・難民キャンプの水事情と識字

2014.07.11
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写真の女性はサミラさん、30歳。2人の息子と3人の娘を持つお母さんです。
彼女は、アフガニスタン政府がつくった国内避難民用のバリカブ・キャンプで、ジャパン・プラットフォームの資金をもとに当協会連盟が運営する識字クラスで読み書きを学んでいます。
辛いことに、サミラさんの住むキャンプには水がありませんでした。
キャンプは丘の中腹に位置し、水は地下500メートルもの深さにあるからです。
ところが幸いにも、国際NGOが近くに深い井戸を掘り、水を手に入れることができるようになりました。
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下の写真をご覧ください。赤い矢印がサミラさんの住むキャンプ。黒い矢印が水場です。
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サミラさんは1日2回、その井戸から飲み水を運びます。家からは片道10分以上の道のりです。

通常、水運びは男性の仕事ですが、サミラさんの場合は夫が町へ働きに出ており、子どもたちはまだ小さいため、彼女の仕事になっています。ちなみに、サミラさんが1回に運ぶ水の重さは、30ℓのものが2つで合わせて60ℓにもなります。

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実は彼女は、妊娠6か月の身重の体で、毎日この重労働をしています。「私なら、もう慣れたので大丈夫。他に方法もないから。」行きは10分でも、60kgもの水を身重の身で運ぶと帰りはどのくらい時間がかかるか、皆さん想像できますか??
サミラさんの家族について聞いてみました。

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彼女の息子のひとりは障害を持っています。
彼女は言います。「水を運ぶことは大変とは思わないけれど、私はいつも息子の将来が心配です。彼の将来への不安が大きく、気づけば彼のことばかり考えています。」
長女は高校課程を終え、識字クラスの先生をしています。サミラさんは娘から教えてもらうのは少し難しくもあるけれど、勉強を続けたいといいます。
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学ぶことが少しでも彼女の未来を明るくし、家族が元気に過ごせることを願ってやみません。
私たちと一緒に、サミラさんの学びを支える力になってください。よろしくお願いします。
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