世界寺子屋運動terakoyaitem

人として認められるということ、教育を受けるということ

2015.02.26
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こんにちは。
事務局次長兼教育文化事業部部長の川上です。

実は、今回がブログデビュー。ブログは若い人が書くもの、と思っていましたが、とりあえず一度チャレンジ!してみます。
さて…と、今回は寺子屋学習者のメッセージに大変励まされましたので、そのことを書きたいと思います。
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その前に、寺子屋活動ニュース(「“わたしの気持ちを聞いてくれてありがとう”~アフガン国内避難民キャンプ学習者の言葉より<1>~」で紹介されている女性の声を、聞いていただけましたでしょうか?まだの方は、まずはこちらからどうぞ。
これは、アフガニスタンに住む3人の中年男女(書かれている年齢は自称なので、母子手帳等が無いアフガニスタンでは多少の幅があろうかと思われます)が、国内避難民キャンプで実施された9ヵ月間の識字クラスを終えてのコメントです。
それぞれ母国アフガニスタンの紛争により学ぶ機会を失い、難民としてご苦労され、ようやく学ぶ機会を得ました。
さて、こちらは、<1>の記事で紹介されているマシャール・ガルさんという女性。

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 「わたしの気持ちを聞いてくれてありがとう。年をとると、誰も『何が食べたい?』『どう思う?』といったこと聞いてくれなくなってしまうから…」

自分に関心を持って、インタビューしてくれたことの喜びを素直に語る彼女の言葉にまず感動しました。 
「読み書き計算など基礎的な教育を受けていない成人は、とかく家族の中でもコミュニティの中でも軽視される傾向がある。」と、アフガニスタン事務所のヤマ所長代理は「アンフェアだ」と言います。
マシャールさんは言います。
「教育は素晴らしいもの、学ぶことは喜び」。
今回登場した3人が識字クラスにより学ぶ喜びを知り、それぞれが自分に誇りをもち、人生の新しいページを歩み始めた様子に、何だか自分のことのように嬉しくなりました。
2_20150226b.JPG以前、アフガニスタンのイスタリフ村で出会ったナビさん(男性・56歳 紛争中の爆撃のショックで一晩で髪が白くなってしまったといいます。当協会連盟の識字クラスを経て、寺子屋運営委員となりました)が、「学ぶのに遅すぎるということはない」と自作の詩を読んでくれたことを思い出します。
生きていくのに精一杯の日々を余儀なくされ、自分のことは後回しにしてきたであろう人たちの何歳になっても「学びたい!」という心の叫びは、遠く日本に住む私たちにも深く響いてきます。そして「がんばれ」と心から応援したくなります。
彼らの『学ぶ姿勢』に、「忙しいし、トシだし…」と言い訳している自分が恥ずかしくなり、謙虚に学ぶ姿勢を忘れないようにしたいものと改めて思った次第です。

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