世界の料理教室


 活動の紹介 


No.68 ユネスコ世界の料理教室

日時:2024年11月15日(金)10:00〜14:00

場所:市川市男女共同参画センター 調理工房

講師:デルガチョワ イリーナさん

メニュー: ・グリーンボルシチ
      ・ビーツのサラダ
      ・デルニ(ポテトパンケーキ)
      ・ライ麦パン
      ・ハーブティー
  

 ウクライナのハルキウ出身のイリーナさんに、ユネスコ無形文化遺産であるボルシチを中心に、ウクライナの家庭料理を教えていただきました。
イリーナさんには4月に、ウクライナの食文化、歴史、そして現在の様子を伺いました。
今回はビーツの入った赤いボルシチでなく、グリーンの野菜を使った緑のボルシチ、そしてデルニ(ジャガイモのパンケーキ)、赤い色のビーツのサラダを教えていただきました。
秋が旬のビーツはボルシチだけでなく、サラダなどいろんな料理に使われています。
今回はイリーナさんのお母様も一緒に、手際よくパンケーキを焼いてくださりました。

  

 外は冷たい雨が降っていましたが、ボルシチの温かい湯気とデルニ(ポテトパンケーキ)が焼けるいい匂いで、とても幸せな時間でした。
ウクライナの人たちが一日も早く家族で暖かい食卓が囲めるように、祈っています。



No.67 ユネスコ世界の料理教室(講演会)

ウクライナの歴史と食文化 そして平和を願って


日時:2024年4月25日(木)10:00〜11:30

場所:市川市男女共同参画センター 5階研修室A

講師:デルガチョワ イリーナさん


 ウクライナ・ハルキル出身のイリーナさんより、世界遺産であるボルシチを中心にウクライナの食文化、歴史、そして現在の様子を伺いました。

            

 ウクライナの歴史と国の様子、それに肥沃な土地で生産される多くの農産物を使った料理の数々を紹介してくださいました。また、ロシアによるウクライナ侵攻から2年以上が経過し、ボルシチの材料を作っている畑には地雷が埋められたりして、農業の継続の困難さ、また破壊された美しい街並みなど、胸が詰まるような話もありました。一日も早く、祖国で家族みんなで食卓を囲み、ボルシチが食べられる日が来ることを心より祈っています。

           




No.66ユネスコ世界の料理教室

アフガニスタンの家庭料理

日時:2023年11月17日(金)10:00〜14:00

場所:市川市男女共同参画センター6階調理工房
    JR市川駅・京成真間駅より徒歩5分

講師:バブリ・アシュラフさん
                   

 2020年よりお休みしていた世界の料理教室は、昨年より「料理の講演会」として再開していました。今回は4年ぶりの調理を伴った料理教室でした。
 以前より人数を減らして、1テーブル3人での開催でしたが、皆で作るアフダニスタン料理は、とても美味しく、そして楽しいものでした。

       <メニュー>
        カブリ・パラウ(アフガン風炊き込みご飯)
        ブラニ・デバンジャン(アフガニスタンのナス料理)
        ドライフルーツ
        サフランティー

      

 今の時期のアフガニスタンは、日本と同じように、リンゴやみかんが出回っているそうです。リンゴは日本のものより少し小ぶりで、そしてみかんはオレンジの味に近いそうです。みかんの花が咲く季節は町中がみかんの花の香りに包まれると、アシュラフさんは話してくださいました。





No.65ユネスコ世界の料理教室

アフガニスタンの食


日時:2023年5月13日(土)10:00〜11:30

場所:市川市男女共同参画センター6階研修室F

講師:バブリ・アシュラフさん


 来日15年目を迎えるバブリ・アシュラフさんをお迎えして、アフガニスタンの豊かな食とその食卓についてと、現在のアフガニスタンについてのお話を伺いました。

 アシュラフさんは中村哲さんが活躍されたジャララバード出身で、現在は松戸市在住。アフガニスタン大使館勤務の傍ら、アフガニスタンの女性が作ったドライフルーツ、絨毯などの手工芸品を輸入販売し、現地の女性の雇用支援に尽力されています。

 テレビの映像から流れるアフガニスタンといえば、荒れ果てた大地と戦闘の様子など悲しい印象が多いです。しかしシルクロード文明の十字路である事、野生のピスタチオやチェリー、それにブドウやイチジク等果物がたくさんある事、日本との共通点では冬には炬燵で暖をとるなど知らないことだらけでした。

 また、アシュラフさんは現在のアフガニスタンの女性の地位について心を痛められていました。

 当日は雨にもかかわらず、たくさんの方に集まっていただき、サフラン入りのハーブティーを飲みながらお話を聴きました。

  



No.64ユネスコ世界の料理教室

時代食の再現


 2020年4月に計画していた料理教室が新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言で中止になり、2年間何もできずにいましたが、今回は講演会という形で再開いたしました。
 2年ぶりに再開した方もたくさんいらっしゃり、実際の料理は作れませんでしたが、古代から伝わった時代食を古文書より再現した報告を伺いました。
 講師の山田雅子さんは、ユネスコ無形文化遺産和食伝承講座を主宰し、また鎌倉・食の文化史研究家でいらっしゃいます。

<お話の内容>
・ひしを(醤)・・・味噌、醤油の原体
・甘ずら(甘葛)・・・縄文時代からの甘味料
・じゅうじ(十字)饅頭・・・鎌倉殿がふるまった饅頭

 

日時:2022年5月23日 (月)14:00〜15:30

場所:市川市男女共同参画センター 6F研修室F
    JR市川駅・京成真間駅より徒歩5分

講師:山田 雅子さん