ユネスコスクール


 活動の紹介 


青少年ユネスコ活動助成事業
「第7回ESD実践発表会」

 2020114日市川教育会館において、ESD実践発表会が開催されました。

  

 市川市立鶴指小学校より、4年 社会科・総合的な学習の時間「環境問題を考 える」と題して、日常生活の中で排出されるゴミの問題を追及する中で、多面的、総合的に考える力やコミュニケーションを行う力を伸ばし、持続可能な社会づくりへの参画意識を育てるための実践発表。 

 そして市川市立稲越小学校より、6年 理科「水溶液の性質」と4年 算数科「計算のきまり」「面積」 を「批判的に考える力」を身につけさせることに視点をあてた授業検証と場面設定や発問の工夫、話し合いの進め方などの「手立て」を工夫したことの実践発表が行われました。 

 最後に当協会より、学校教育におけるESDの推進に寄与するために当協会が続けてきた学校教育への支援活動の在り方についての話がありました。 

 当日は市川市のユネスコスクール加盟校のみならず、千葉県内の加盟校、未加盟校、千葉県ユネスコ連絡協議会を含め57名の参加がありました。参加校からは「新たな取り組み方を学べた」「SDGsが少し分かった」などの感想が述べられました。 

ユネスコスクールを中心にしたE S D(持続可能な開発のための教育)から2030年をゴールにしたS D G s ( 持続可能な開発 目標 )17 項目に向けて活動してゆきたいと思います。 

2019年度のまとめとして冊子も作られました。

           




第4回ESD実践発表会

平成29年1月17日  13:30から市川教育会館3階多目的ホールにて行われました。
当日は市川市内の学校から8校、35名の参加でした。
千葉県立国分高等学校、市川市立稲越小学校、市川市立行徳小学校の3校が発表しました。

発表会の様子は下記の日程でJCOMTV放送が予定されています。
2月28日17時〜、21時〜
2月29日11時〜、17時〜




第3回ESD実践発表

平成28年1月18日14時から市川教育会館にて第3回ESD実践発表会を開催しました。

市内ユネスコスクール
県立国分高校
「国分川とその周辺の水質環境について」天文部の生徒が具体的な調査結果を報告し、今後の対策の提案をした。

市立稲越小学校は「食育から考える、食文化継承の取り組みと食育授業」の中で箸の持ち方を指導の様子を発表、
市立行徳小学校は
「3R実行大作戦」
「行徳発!無形文化遺産『和食』を広めようプロジェクト」の中で特におせち料理を取り上げたことを発表。

参加者38名。



第2回ESD実践発表

2014年12月15日第2回ESD実践発表会が、市川教育会館で行われました。

県立国分高校天文部生徒により「水質は水中生物」の発表、市川市立鶴指小学校の教員による「和食の魅力や正しい作り方」、
それに市川市立稲越小学校の「異年齢グループによる人間関係形成能力の伸長を図る実践教育」の発表が行われました。

高校生、教員、ユネスコ会員など多くの方が出席し盛会となりました。



『命の授業』感想文集

 


すべての生き物の「命」はかけがえのないもの
すべての人間にとって「生きる価値」はある
「いじめ」はしている人だけでなく
だまって見ている人にも責任がある
みんな仲良く
価値ある生き方をするために
今から勇気ある行動を起こそう
『命の授業』講師
カシオ計算機(株) 秘書渉外 部
 CSR推進室担当 課長 若 尾  久 氏の言葉より

市川市ユネスコ協会編


[命の授業」感想文集の編集にあたって
私ども市川市ユネスコ協会は、これまで会員一丸 となってユネスコ活動に邁進してまいりました。
この度、任意団体としての市川市ユネスコ協会から、特定非営利活動(NPO)法人市川市ユネスコ協会に移行すべく準備を重ねているところでございます。
このような折に、市川市ユネスコ協会としても念願であった、カシオ電算機(株)CSR(CSR:企業の社会的責任活動)推進室 若尾久氏を講師として迎 え、「命の授業」を市内公立小学校の約1500名の児童に提供できたことは大変うれしく存じます。
といいますのは、NPO法人としての市川市ユネスコ協会の「活動目的」に、「市内各学校の児童・生徒に対するESD(持続発展教育)の実践に賛同し各学校 の教育活動の支援に取り組む」ことを新たに加えたからです。
「命の授業」は大切なESD実践の一つです。その受講者である児童の皆さんが講師の若尾久氏に宛てたお礼の手紙の写しを任意の希望者から寄せてもらい、そ の中で素直に自分の気持ちの変化を表したものを選び感想文集として編集することができました。
なお、諸般の事情から応募すべてを掲載できないのは大変残念で申し訳ないと存じます。
「命の授業」の実践にご協力いただいた各学校の校長先生を始め書先生方に感謝申し上げます。感謝の意をこの文集をお送りすることで表したいと存じます。
また、今回「命の授業」を実施されなかった学校においても、この文集を今後の貴校の教育活動の参考にしていただければ幸いです。
一読の上、読後の感動でもいただければ幸甚です。

平成26年1月20日
市川氏ユネスコ協会会長 吉崎晴子



「命の授業」感想文 表彰式

1月20日、各学校を回って、優秀な感想文を書いてくださった児童に表彰状を渡しました。



  優秀賞            
1    市川市立新浜小学校    5年    儀部来希
2    市川市立富貴島小学校    5年    多田真理菜
3    市川市立富貴島小学校    6年    藤原寧々
4    市川市立富貴島小学校    6年    松沢未優
5    市川市立大野小学校    6年    川上汐里
6    市川市立大野小学校    6年    木幡里桜
7    市川市立大野小学校    6年    小岩井綾乃
8    市川市立大野小学校    6年    杉山美緒
9    市川市立大野小学校    6年    平林はるみ
10    市川市立大野小学校    6年    前田莉子
           
  優良賞            
11    市川市立新浜小学校    5年    井出巴南
12    市川市立富貴島小学校    5年    野田美樹
13    市川市立富貴島小学校    5年    栗原里樹
14    市川市立富貴島小学校    5年    松井愛莉
15    市川市立富貴島小学校    5年    滝沢佳太
16    市川市立富貴島小学校    6年    久留島怜乃
17    市川市立富貴島小学校    6年    小池美麻
18    市川市立富貴島小学校    6年    石田義人
19    市川市立富貴島小学校    6年    牧野唯
20    市川市立富貴島小学校    6年    佐々木楓
21    市川市立大野小学校    6年    緒方俊樹
22    市川市立大野小学校    6年    小林朔太郎
23    市川市立大野小学校    6年    根本聖也
24    市川市立大野小学校    6年    新村麻文
25    市川市立大野小学校    6年    真下葉月
26    市川市立大野小学校    6年    相川弥都
27    市川市立大野小学校    6年    矢野太一
28    市川市立大野小学校    6年    池沢栞奈
29    市川市立大野小学校    6年    木原望希
30    市川市立大野小学校    6年    始関琉央


ユネスコスクールについて

 平成26年1月現在、市川市にはユネスコスクール加盟校が以下のように7校あります。
 市川市立中山小学校、市川市立鶴指小学校、市川市立稲越小学校、市川市立大野小学校、市川学園(市川中学校・市川高等学校)、千葉県立昴高等学校、千葉 県立国分高等学校です。

 市川市ユネスコ協会は、市川市内のユネスコスクール未加盟校に対する加盟推進活動と既加盟校への支援活動として、平成25年度は以下のような事業を展開 しました。

1「命の事業」の講師紹介
  講師:カシオ計算機(株)CSR(企業の社会的責任活動)推進室
  担当課長  若尾久 氏
 
 「命の授業」は市川市市内公立小学校5校で展開され、平成25年度は1530名の児童が受講しました。

「命の授業風景」

2「わたしたちの川サミット」〜未来へつなごうきれいな川〜コラボ発表会の開催

 近隣の川の汚染状況などを調査して、その結果と未来にきれいな川を残すための対策が発表されました。

コラボ発表会の全景

 小学校2校、高等学校3校のコラボレーション発表会です。
 いずれの発表校の児童生徒も発表の際や、視聴している姿に大変真剣な様子が見られたのが印象的でした。