2006年カリヨンコンサート
「平和の祈り-カリヨンの鐘、伊丹に鳴り響く!」
「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、
人の心の中に平和のとりでを築かなければならない ユネスコ憲章前文より」
2006年カリヨンコンサート
カリヨン奏者石田さち子さんと今野尚子さん
カリヨン奏者石田さち子さんと今野尚子さん
日    時 : 2006年8月15日(火)18:00〜 19:00
場    所 : JR 伊丹駅前広場(アイホール東側)
カリヨン奏者 : 石田さち子
大阪音楽大学ピアノ科卒業 
 1999年・オランダカリヨン学校卒業
: 今野 尚子
武庫川女子大学音楽部
 器楽学科ピアノ専攻卒業
 1998年・オランダカリヨン学校卒業
曲    目 : 浜辺の歌・見上げてごらん夜の星を・
トロイメライ・パッヘルベルのカノン・
涙そうそう・ふるさと・星に願いを
etc.
主    催 : 伊丹平和の鐘実行委員会
 伊丹ユネスコ協会
 伊丹市平和都市推進協議会
 伊丹市国際交流協会
カリヨンと聴衆者たち
 
  昨年の2005年、戦後60年のカリヨンコンサートに引き続き、今年も「伊丹平和の鐘実行委員会」主催で、8月15日の終戦の日に平和を祈念してカリヨンのライブ演奏が行われた。各代表ご挨拶後、藤原伊丹市長がカリヨンの鐘を鳴らされて、全員で黙祷した。
(この鐘は姉妹都市ベルギー・ハッセルト市から平成2年に市に寄贈された。)
  夕方からは涼しい風も吹き出したが、この日、日中は気温37度まで上がった暑い日だった。ペットボトルの「伊丹郷の水」を冷やして用意し、カップで皆さんにお配りした。「おいしい、おいしい!」とのどを潤して喜んでいただいた。三々五々、準備された広場の椅子やシートにすわり、参加者は配られたユネスコのうちわであおぎ、くつろぎながら、カリヨンの音色に耳を傾けた。   
「伊丹郷の水」を飲む人々
お水配りの風景
「伊丹郷の水」を飲む人々
2005年度のカリヨンコンサート

  曲目は日本の歌や、ほとんど皆が知っている曲で、中でも「六甲おろし」は、曲に合わせて手拍子が始まり楽しんだ。大小43個のカリヨンの転がるような美しい鐘の音にうっとりしながら、聴衆は夜空にライトアップされていくカリヨン塔を見上げていた。世界の方々で戦いの火種は尽きないけれども、一人ひとりが「心の中に平和の砦を築く」ことを願いながら、平和を祈った。
2006年カリヨン 
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