【講座・講演会】
 日本にある世界遺産に訪れる研修会、「研修会〜世界遺産シリーズ〜」も12回になりました。この世界遺産見学の前に講師を迎え、文化遺産などについてのお話を伺っています。
また環境問題・研修会のための学習など様々なテーマで企画しています。
2004年度の講座から
講座「文楽の魅力」 2004年10月25日  於:いたみホール
講師に文楽人形遣い 三世 桐竹勘十郎さんをお迎えして開催しました。
「人形浄瑠璃文楽」は平成15年11月にユネスコより「人類の口承及び無形遺産の傑作」(世界無形遺産)に指定されました。
勘十郎さんは、人形の仕組み、仕草などについてわかりやすく、面白く説明され、そして人形遣いの修行や後継者育成についても熱く語られて、私たちは文楽をより身近なものとして感じることができました。
第二部ではユネスコ・パリ本部で上演された、3人遣いによる「艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)」の「お園(おその)」を演じていただきました。
ご好意から、貴重な機会を与えて頂いた桐竹勘十郎さんに深く感謝するとともに、阪神間の各ユネスコ協会の皆様をはじめ参加してくださった多くの方々のおかげで感動と興奮のうちに幕を閉じることができました。
私たちはこれからも、この日本の伝統芸能を守り振興させるために皆様とともに協力することを責務と思っています。(約140名参加)
舞台下駄を履いて演じられる「お園」 一人遣いの白狐
舞台下駄を履いて演じられる「お園」 一人遣いの白狐
会報43号「文楽」の記事
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