ユネスコスクール神奈川県大会報告

ユネスコスクールの増加を目指す

8月1日(土)10時~16時。会場は横浜市立幸ガ谷小学校。県内9校に増えたユネスコスクールの増加を目指しユネスコスクール県大会実行委員会(委員長:住田・横浜市立永田台小学校校長)の主催により、大会テーマ「GAP(グローバルアクションプログラム)におけるユネスコスクールの役割」として、大学関係、県教育委員会、横浜市教育委員会、教職員、ユネスコ関係、主催校地域関係者の計91名(当協会から理事長他3名)の参加で、開催された。

玉川大学小林亮教授による「韓国地球市民ワークショップ報告」、聖心女子大学永田佳之教授による「ESDに対するホリスティック・アプローチ」の講演後、横浜シュタイナー学園や横浜市立永田台小学校など実践6校の活動紹介では、学校全体が大家族のように信頼し見守り、共に成長し、地域へ波及していく好循環の姿があり、ユネスコが世界を根底から平和のサイクルに変えるESD「持続可能な社会の担い手を育む教育」を理解させてくれた。さらに、参加者全員が用意された4つのテーマに分かれ、立場の違いでの広がりと深みのある意見交換のワークショップとなり、参加者から出た「驚くほど普通の事をやっている」の言葉に、会場は納得。難しいことはなかったのだ。専門化され細分化された競争の教育から、誰でも出来る楽しい学校教育であるESDによって世界が力を併せ、平和へ邁進していく姿が見えてくる。今後は毎年、神奈川県大会開催を目標に協議会を準備することになった。 (吉田寿美子)

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