鎌倉ビーチコーミング

故神澤委員長を偲んで

3月20日(日)10ー12時、神澤委員長が3月10日、急逝された為、さらに荒天で一日順延で参加申し込み者への連絡が混乱したこともあり、10名の参加に止まったことは残念。また例年実施の放射能測定も、担当者が参加できず取りやめでした。

神澤さんの遺志

進行は磯山副委員長が務め、冒頭、神澤さんの告別式(於富山県砺波市)に参列された石鎌倉ビーチコーミング田理事長の挨拶があり、続いて全員が故人の冥福を祈りました。<

「浜辺から現在を考察する」は、実行計画書に神澤さんが使われたサブタイトルですが、その趣旨に沿って渡部会員より相模湾現状を説明した。「今年の相模湾一帯の養殖・天然ワカメは殆ど成長せず、漁師たちの話では、海水温度が例年より2度ぐらい高い。昨年夏には赤潮が発生し、海水温度以外にも要因が考えられ、引き続き観察が必要」と述べた。嬉しかったことは、一般参加の児童2名が好奇心と探究心を膨らませて、熱心なビーチコーマ―に成長したこと。

エマさんの土産「タコブネ」

講師のエマ・ロングホーンさんは移住先の新潟県糸魚川から素敵なお土産「タコブネ」を持参。
恒例のエマさんの品評会(?)に先立ち、「タコブネ」が配られました。対馬海流タコブネが流れ「親知らず子知らず」の荒磯がある糸魚川近辺では海岸に漂着するとのこと。穏やかで藻場のある相模湾では見ることができないものです。
A・M・リンドバーグ夫人の「海からの贈物」によると、雌のタコブネが産卵し子供を育てる仮の住居で「母ダコはこれを抱えて海の表面に浮かび、そこで卵が孵って子供たちは泳ぎ去り、母のタコブネは貝を捨てて新しい生活を始める」と。

鎌倉ユネスコの活動

お問い合わせ

ご入会方法

賛助法人会員

会員専用

プレス情報

Home