料理を通して国際理解 ラトビア編

国際交流委員会

国際交流委員会主催の「料理を通して国際理解」のラトビア編が11月24日鎌倉市福祉センター2F調理室で開催された。
佐藤会長からラトビアを訪問された折、食事が美味しかったと伺い「料理を通して国際理解」に取入れた。
今回の講師のジェニー村越さんはラトビア大使館の紹介。料理を通してラトビアを知って貰いたいと情熱をもって活動している3才の子供さんの母親である主婦の方で、自宅で料理教室を開催。鎌ユでの料理指導を打診したところ、食べる事は万人共通であるので、ラトビアを紹介するのは願ってもない事とこの企画に喜んで参加と即答、お引き受け頂く。
お国は過去ドイツ及びソ連連邦に支配されていた歴史が有り、1991年に独立を勝ち取ったがロシア語で教育された人やロシア人が多い為、国語はラトビア語でも共通語はロシア語だそうです。豊かな自然に恵まれ、人々は温厚で家族の絆が強く、誕生日にはみんなで食べ物を持ち寄って賑やかに過ごす心温かい民族だそうです。但しペレストロイカの時代、ジェニーさんは4歳で、もらえるかわからない配給の列に一人で長時間並んで得た食糧を家族で分かち合った苦しい時代も体験済み。世界を見ようと二十歳で来日、日本の治安の良さが気に入り滞在年数17年、旦那様は日本の方。

お料理は自然に優しい野菜たっぷりの鮭のスープ。ラトビアでは一人丼いっぱいは食べるというお豆とベーコンのクリスマス料理。デザートはチョコレートをベースに胡桃とビスケットを加えてロールして冷凍。薄くスライスするとまるでサラミのチョコレートサラミ。黒パンは酸味がマイルドで食べやすく、ハーブティーも美味。
ジェニーさんは各国の家庭料理を個人レッスンするタダクのメンバーで数多の人にラトビアを紹介し、子供が成長する頃には誰でもラトビアを知っているように受講者がレッスンの後、家族や友人に、ラトビアの話をして下さり、ラトビアの輪が広がることを期待。今回は連休の合間で申し込みが振るわず、広瀬委員長及びその他会員の勧誘努力で満席に。アソシエイトメンバーの慶応の学生さんも参加して熱血漢講師のラトビア料理と海外へはばたくエネルギーを感じて頂いた。(奥山)


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