第74回日本ユネスコ運動全国大会 in 函館

「全国大会 in 函館」に参加して

関東の猛暑が嘘のように寒い函館で全国大会が7月7〜8日に開催された。「イランカラプテー」(アイヌ語でこんにちは)の言葉に迎えられ、鎌ユから尾花、関根山田、庭山、鍋谷の5名が参加。
今年はかつて「蝦夷地」と呼ばれていた北の大地が「北海道」と命名されて150年の記念すべき年で、幕末の維新の舞台となった函館での開催は意義深いものであった。大会のキーワードは縄文人とその末裔のアイヌ民族。彼らは自然と共生し、まさに「サステナブルな社会」を営み続けた人々であったと言えよう。二つの講演パネルディスカッション、子供たちのESD活動報告もそれに沿った内容で、縄文時代から現在に至る北海道の悠久の歴史を身近に感じることができた。また全国コンクールでグランプリに輝いた中学生の吹奏楽を始め市民参加型の函館の歴史を辿る野外劇、江差追分の熱唱、江差沖場音頭の踊りありと随所にエンタテイメント配されるなど見事に準備されたプログラムであった。ことほど左様に充実した2日間であった。
(鍋谷)


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