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江ノ島電鉄株式会社 楢井 進氏

江ノ島電鉄株式会社(通称江ノ電)は、鎌倉のシンボルとなっている交通機関です。今では江ノ電自体が観光の対象となり内外からのお客様の人気の的です。楢井進社長にお話を伺いました。
設立は1926年(大正15年)。今年は93年目になります。藤沢と江ノ島間で営業を開始して、鎌倉へ伸びたのは8年後でした。手掘りで工事した極楽寺のトンネルが難所で時間がかかりました。鎌倉の駅は今の段葛の南端あたりで、駅名は小町駅でした。全線10kmの短い路線を現在は、年間1800万人のお客様を載せて走っています。関東大震災や戦争など幾多の困難を乗り越えてきましたが、昭和40年代の初めには自動車が急速に増えて、電車が邪魔になり、線路を剥がしてトロリーバスにする計画もあったのです。
昭和50年代に入って、テレビドラマやNHK「新日本紀行」で脚光を浴びるようになり、観光客も大きく増えてきました。鎌倉市への観光客は、15年前に較べて年間1700万人から2300万人に、藤沢市では850万人から1800万人に増加しています。悩みの種は、日帰りの方が大半で、お泊りになる方が少ない事です。外国人のお客様も急速に増えています。年間の売上げは、切符が230億円、定期券が60億円です。切符の売上げの大半が観光客からだとみています。このおかげでインフラ整備に80億円を投資することができました。
問題は、観光客の集中で地元のお客様に迷惑をかけていることです。特に長谷・鎌倉間の混雑が激しいのです。観光客が、鎌倉駅から長谷まで歩いて来ても楽しい街並みにすることで乗客を減らそうと地元の商店街と話し合いを進めています。また、藤沢の方にもお客様が訪ねてもらえるようにすることも考えています。そして、より快適な市民の足としての今後の投資を考えています。新しい電車は2両編成で10億円くらいしますので小世帯の当社にとっては、決断が難しいですが、様々な工夫を重ねて期待に応えたいと思っております。
(文:本岡, 写真:関根)


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