ミャンマーの支援先寺子屋へスタディツアー

識字・世界遺産保全支援活動委員会

中学生から80代まで三世代16人の会員参加での「ミャンマー・スタディツアー」一行は、佐藤美智子会長を団長に雪降りしきる2月9日成田空港出発。38℃を越える現地で支援先寺子屋2校や遺跡を訪問。15日帰国した。


寺子屋訪問 (スンピ村)
バゴー地方の識字教育を統括するミャンマー識字リソースセンター(MLRC)のスタッフメンバー2名と日ユ協連職員宍戸亮子さんが同行。まずスンピ村訪問、内戦や貧困の為、学業を続けられなかった10才から17才の子供20名が通学。識字教育だけでなく保健衛生も教えられていて、上級生への「薬物の危険性」授業を参観。
子供たちの踊りの答礼に、我々はにわか仕込みのミャンマー語で「幸せなら手をたたこう」を歌った。その後、持参したお手玉投げゲーム、大沢さん一家で手作りの折り紙独楽やけん玉などで交歓。子供に会員の献品をプレゼント。ふと外を見ると村民が子供連れでたくさん集まってきて珍しそうに眺めていた。最後はお別れを惜しんで写真撮影。


寺子屋訪問 (ミンイワ村)
次に訪問したミンイワ村の寺子屋は、まさに僧院の本堂を借りて行なわれているもので30名の子供が教育を受けていた。ここでも子供たちがメイクをし、一生懸命練習を積んだと思われる楽しいダンスを披露してくれた。我々もミャンマー語の歌の返礼。交歓会では用意のゲーム、白木さんの手品などを子供たちと共に楽しんだ。村民たちも興味津々。
今回訪問したバゴーの村々は、ヤンゴンから車でたった2時間半の距離にすぎないのに、道路は未舗装で砂埃が舞い、上水道も整備されていないのか高床式の粗末な家々の前にポンプ井戸と大きな瓶が数個置かれていて、衝撃的な風景だった。この地での識字教育支援は、意義深いと痛感した。


MLRCから当協会に感謝状
訪問の最後に、ミャンマー識字リソースセンター(MLRC)代表のミャンナイン氏から当協会の継続支援(累計60万円)への謝辞と感謝状が佐藤会長に贈られた。


バゴーの慰霊碑参拝と献花
バゴーにある元日本軍々人の第五十五師団の戦没者(約16,000柱)の慰霊碑を参拝した。これは徳島県人が慰霊巡拝をしたのをきっかけに、日本全国に散在する戦友たちの篤志により建立されたもの。 我々は献花をし、佐藤会長が般若心経を上げてくださり、我々も唱和。灼熱の地で戦った先人たちを静かに偲んだ。


史跡17か所見学
現在ミャンマーの世界遺産は「ピュー古代都市群」1件のみ。暫定リストにはバガン(写真)をはじめ14件あるが、遺跡周辺のゴルフ場など懸念もあるとか。滞在中、17の寺院とパゴダを見学。 寺子屋訪問から遺跡見学を通して、ガイド役のミンミンさんの見事な日本語解説で貴重な壁画や彫刻を堪能。


名知さんとの交流会
ミャンマーの無医村で医療と生活自立のための農業指導に携わっている旧知の名知仁子さんとヤンゴンで夕食を共にし、当協会から支援金5万円を手渡した。 ヤンゴンまでバスで6時間の道を駆けつけてくださったガッツ溢れ日焼けした名知さんから現状を聞き、頭の下がる思い。一同、大いに刺激を受けた一夜であった。

(文:鍋谷, 写真:小島)

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