「平和の鐘」古都鎌倉に鳴り響く!

21世紀を「平和の文化」の世紀にしよう

8月15日正午、古都鎌倉に「平和の鐘」がついに鳴り響いた。

21世紀を「平和の文化」の世紀にしようと願い、地域に密着した活動を心がけている我々として「平和の鐘を鳴らそう!」運動が寺院在ってこその鎌倉に打って付けの活動である。毎年大晦日に鳴り渡る「除夜の鐘」の音で去る歳を想い、来る歳の幸を祈念するように「平和の鐘」の響きにより「平和の心」を新たにする事は私のような凡人には大変意義あることです。平和の鐘を鳴らそう

鎌倉仏教会のご協力と鎌倉市及び鎌倉市教育委員会後援を得、東慶寺、長谷寺のご住職様のご支援により地元小中学生、一般参加者に鐘を撞かせていただき、また覚園寺、明王院、龍宝寺は撞鐘くださり、カトリック雪ノ下教会の鐘も鳴り響きました。運動の第一歩を踏み出せた事は大変に喜ばしいことです。最後に、会員諸氏の情熱的な活動があってこそ実現できた事は言うに及びません。有難うございました。 (森井)

~鎌倉から発信する平和への願い~

平和の願いを込めた鐘の音が臨済禅の古刹、北鎌倉は東慶寺境内の恵みの雨に濡れる木々の狭間に平和の鐘を鳴らそう響いた。「平和の鐘を鳴らそう」運動にご賛同くださり、お棚経中の貴重な時間をさいて頂いての第一撞鐘は井上正道住持。撞鐘に先立っての読経(般若心経、回向文)と法話の後の正午きっかりを待っての撞鐘。続いて一般参加者の撞鐘、鐘楼に登って撞木を構える眼差しは真剣そのもの。この眼差しこそが心から世界平和を願う原点だろう。

国際色豊かに撞鐘

長谷観音さまが在わします名刹・長谷寺は折からの驟雨にもかかわらず、参詣客ひきもきらず。古屋理事の開会挨拶につづき同寺の河野靖生師の読経(無量寿経四誓偈)が寺域に響き終わるのを待ちかねたように、列をなして待っていた人びとが鐘楼に登り、祈りをこめて鐘を撞く。小・中学生も真剣な面持ち。アメリカ、カンボジア、ポーランド、中国、フランスの人びともつづくのはさすが観光都市鎌倉。30分の間に撞鐘したのは75人に達した。平和の鐘を鳴らそう

諸 寺 院 の 篤 い ご 協 力

“平和の鐘を撞く”運動への鎌倉緒寺院の篤いご協力は感動ひとしおだった。 東慶寺・井上正道師は読経(回向文)のなかで、「世界の平和を」と誦じてく ださった。長谷寺ではお寺全体がこの催しにかかわってくださり、テントを張 ったり、太い竹を切って高所にある鐘楼に子どもや老人も登楼できるようにと 急遽手すりを作ってくださる。「こういう運動は継続が大切。来年もぜひご協 力したい」とは和尚さまたちのお言葉だった。
(8月16日の朝日新聞、神奈川新聞、読売新聞に掲載されました)

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