ひろば

六つの「あ」
渡部研自
 
アテネの800メートル自由形で金メダルをとった柴田亜理さんは「あせらず」「あわてず」「あきらめず」という言葉を残した。運動選手の自戒の言葉である。相手と相棒がいる仕事や人づきあいでは、更に「あなどらない」「あたまにこない」を加えるのが普通である。以上すべて否定形「ず」「ない」で終わっているが、ユネスコ活動を長年やっておられる方々は「相手をあてにする」という積極的肯定形を身につけておられる。見事である。
地の果てに人々が 押し寄せて
渡辺亮子

知床が世界遺産に決まるのを心待ちにしています。それは大きな喜びですが、来夏を想像してみました。三方からの国道は斜里町で一本になり、半島(ウトロ)に入っていきます。ビューポイントを独り占めしたい人の遠慮のない駐車で片側一車線は大渋滞。トイレペーパーの花も咲きそう。自然に憧れて来ても自然との付き合い方を勉強していないから、眉をひそめる場面が倍加されます。遺産にふさわしい施設として樹木を伐採して大駐車場、トイレが公費で作られても、それで事足りる様にはおもえません。 心配!

無芸大食
深沢誉子

無芸大食の会社人間の私が50歳も 半ばを過ぎて定年後を考えている時、知人から鎌倉ユネスコの話を聞き、入れて頂きました。今でこそ会社内にボランティアセンターが開設されるなどシニア向けの様々な活動が紹介されております。会社関係のつながりも大切ですが、伝統ある鎌倉ユネスコの地域に根ざした活動に大変魅力を感じております。今は古切手等収集活動のみで、本格参加には至っておりませんが、どうぞよろししくお願い申しあげます。

活動を通して学ぶこと
兵藤 芳郎
 
入会して年数ばかり経過していますが、ユネスコ活動のお役に立てず、申し訳なく思っています。その代わりではありませんが、現在、車いすを利用している方々の外出のお手伝いをしています。昨年、『鎌倉車いすガイドブック』を車いす利用者や高校生らと作 製し、出版しました。活動していて、家族とは、人の一生と は、まちづくりとはなど、考えさせられることがたくさんあります。活動を通して学ぶことは、どの分野でも同じですね。『車いすガイドブック』は、鎌倉YMCA(℡0467-24-7859)へ問い合わせを。

ごみを「置かない」で ください?
武居宏治

先日電車に乗っていると、40代位のサラリーマンが鞄から空き缶を取り出し、ぽんと自分の足元に置いた。どうするのかと見ていたら、案の定そのまま「置いていこう」としたのである。その男を呼びとめ、「忘れ物ですよ」と声をかけてみた。男はすっとぼけた様子で「ああ」と言って、決まり悪そうに空き缶を持って帰った。40過ぎの大人が取る態度とはとても思えず、情けない気持ちでいっぱいになった。ごみを捨てないで「置いて」いけば罪の意識を感じないのであろうか。

四百字エッセイ
赤井明郎


今年8月、「四百字エッセーに成功する方法」というセミナーを受講しました。少しでも文章が上達出来たらという軽い気持で受講したのですが、文章の構成原則をはじめいろいろと教えられることが多く、思ったほど簡単ではないと実感しました。講師より「四百字エッセー」を10月末までに提出された方には添削をして差し上げますとの申し出があり、これはよい機会だとばかり、2週間程で何とか下書きまではこぎつけたのですが、あっちを削り、こっちを削ったりしているうちに、ついに時間切れとなってしまい、今は自分の文章力の無さに悔しいやら、腹立たしいやらです。来年も同じ講師でセミナーが行われると聞いており、リベンジです。

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