2006中部東ブロックユネスコ活動研究会in松本

 今年のブロック大会は9月30日〜10月1日の2日間、初日はホテルブエナビスタ、翌日は松本市駅前会館において開かれた。
 大会のテーマは「もったいない(MOTTAINAI)が新しい」。基調講演は(財)日本科学技術振興財団会長/元文部大臣有馬朗人氏。講演は持続可能な地球にするために、いま何をするべきか。データを基に、エネルギー、公害と環境破壊、地球温暖化問題、食糧問題、自然災害、教育の項目についてわかりやすく解説された。そして、3R運動(Reduce,Reuse,Recycle)を呼びかけ、このテーマの解決方法は、先進国の人たちがエネルギー、食料を半分にすれば解決する。例として、日本人の残飯の量でアフリカの飢餓が救える。だから食事を残さないようにすることとユーモラスに締めくくられた。
 鎌倉ユネスコから参加したのは12名。ホスト役の松本ユネスコ、来年ホスト役を務める清水ユネスコについで、3番目に多い参加者数であった。また、2日目のプログラム「ユネスコ活動意見交換会」の助言者として鎌倉ユネスコ理事の鴇澤が参加し、鎌倉の現状を説明した。(鴇澤)

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