古都鎌倉に「平和の鐘」を鳴り響く!

 鎌倉ユネスコ協会は06年11月19日(日)「平和の鐘を鳴らそう!」行事を市内11寺院と1キリスト教会の協賛を受け実施。正午12:00に一斉に「平和の鐘」が鳴り響いた。紅葉シーズンで訪れた多くの観光客が時ならぬ鐘の音に立ち止まり、耳を傾ける姿も。

 

 イベントを実施した縁切り寺として有名な東慶寺では11時45分から鎌倉ユネスコ協会丸山理事長の挨拶と趣旨説明、ご住職の井上正道和尚様の「平和の尊さ」、鐘を撞くことにより得られる「清い心」などについてのご講話、そしてご住職様の第一撞と般若心経の読経で「世界平和」を祈念していただき、続いて参加者皆様に一人一回「世界平和」を念じつつ鐘を撞いていただいた。

最近は多くの寺院で鐘撞きは禁止で、わずか「除夜の鐘」の時のみになっている状況からか、参加希望者は列を成し、約150人の人達が鐘を撞かれた。自分が撞いた荘厳な鐘の音にあらためてビックリし、感動を深めておられた様子が伺えた。
 また、ご協賛いただいた寺院でも、鐘撞きに合わせ読経を唱え「世界平和」を祈念していただいた。
 「平和の鐘」の行事は今年で3回目になるが、やっと定着してきたようだ。このような行事は毎年継続的に確実に実施することが大事と痛感している。
 最後に準備から当日の作業にご協力いただいた理事、会員諸氏に感謝、ありがとうございました。

ご協賛いただいた寺院、教会
東慶寺、覚園寺、明王院、満福寺、光照寺、瑞泉寺、上行寺、龍宝寺、長谷寺、妙本寺、薬王寺、カトリック雪ノ下教会 (順不同)        
(森井

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