鎌倉世界遺産登録推進協議会の設立

 昨年11月の鎌倉の世界遺産登録に関する市民の準備会の提言を受けて、本年7月24日「鎌倉世界遺産登録推進協議会」の設立総会が、市内の65団体、約130人が出席して開催されました。設立の趣意書では、鎌倉の歴史的遺産の価値が、日本のみならず、あまねく世界の貴重な財産として多くの人々に理解され、大切に保存され、未来後世の人々にきちんと承継されていくことが、鎌倉の世界遺産登録の目的としています。この目的の為には市と市民が両輪となって取り組んでいくことが大切です。
 推進協議会では、当面2つの部会によって活動を進めることとし、登録推進部会(推進の方向性と目的達成のための事業の検討)広報部会(会報等による市民への情報発信、会報創刊号は10月に発行済み)を設けました。

鎌倉ユネスコ協会の対応
 鎌倉ユネスコでは、推進協議会の設立総会にはオブサーバ出席し9月3日に臨時理事会を開き推進協議会への参加を決定しました。
 推進協議会の部会には、直ちには参加せず毎月の理事会後に出席理事による検討会と自由討論により世界遺産に関する動向と状況把握を行うとともに、協議会への提言も行っていく予定です。(丸山)

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